到達目標
1. 環境に関する基礎的事項について説明できる。
2. 代表的な環境分析法の原理や特徴について説明できる。
3. 環境管理および環境評価について説明できる。
4. 環境分析および環境アセスメントについて、自らの観点で取りまとめて口頭発表形式で説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1
(A-2,D-1,D-2) | 環境に関する基礎的事項について正確に説明できる。 | 環境に関する基礎的事項について説明できる。 | 環境に関する基礎的事項について説明できない。 |
評価項目2 (A-2,D-1,D-2) | 代表的な環境分析法の原理や特徴について正確に説明できる。 | 代表的な環境分析法の原理や特徴について説明できる。 | 代表的な環境分析法の原理や特徴について説明できない。 |
評価項目3 (A-2,D-1,D-2) | 環境管理および環境評価について正確に説明できる。 | 環境管理および環境評価について説明できる。 | 環境管理および環境評価について説明できない。 |
評価項目4 (A-2,D-1,D-2) | 環境分析および環境アセスメントについて、自らの観点で取りまとめて口頭発表形式で時間内に論理的に説明できる | 環境分析および環境アセスメントについて、自らの観点で取りまとめて口頭発表形式で説明できる | 環境分析および環境アセスメントについて、自らの観点で取りまとめて口頭発表形式で説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 物質化学工学科の教育目標 ②
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学習・教育到達度目標 本科の教育目標 ③
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JABEE A-2
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JABEE D-1
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JABEE D-2
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JABEE基準 (d)
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教育方法等
概要:
化学技術のめざましい進歩は、我々の生活をより快適で豊かなものにしてきた。しかしながら、ある種の環境汚染物質が、人の健康や環境・生態系に大きな影響をおよぼすに至っている。本講義では、環境化学の見地から環境に関する基礎的事項を学び、あわせて環境をはかる"ものさし"としての環境分析の役割を学習する。
※実務との関係
この科目は環境計量士として企業に勤務していた教員が,その経験を活かし,環境分析手法等について講義形式で授業を行うものである。
授業の進め方・方法:
本講義では、環境に関する基礎的事項および環境分析法を説明するほか、環境アセスメント等についても取り上げる。授業内容に応じて練習問題を提示するので積極的に練習問題に取り組んでもらいたい。分析化学(2年)、分析化学実験(2年)、機器分析(4年)、生物環境化学(4年)と重複する分野であり、必要に応じて復習し、本講義との関連性を考えることが大切である。必要に応じて講義の要点をまとめたプリントを配布する。講義開始当初に担当者を割り当てて、環境分析法に関するショートプレゼンテーションを実施する。なお、数回程度、レポートまたは小テストを実施する予定である。
注意点:
・教育プログラムの学習・教育到達目標の各項目は,A-2, D-1,D-2とする。
・総時間数90時間(自学自習60時間)
・自学自習時間(60時間)として,日常の授業(30時間)のための予習復習時間,理解を深めるための演習課題の考察・解法の時間および定期試験 の準備のための勉強時間を総合したものとする。
・評価については,合計点数が60点以上で単位修得となる.その場合,各到達目標項 目の到達レベルが標準以上であること,教育プログラムの学習・教育到達目標の各項目を満たしたことが認められる。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス |
本授業で取り扱う内容について理解し、説明できる。
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2週 |
環境分析概説・VTR
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環境問題およびその分析法の全体像を理解し、説明できる。
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3週 |
環境に関する法律・国際規格 |
環境に関する日本の法律体系および国際規格について説明できる。
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4週 |
大気環境における環境分析① |
大気環境および代表的な分析法について説明できる。
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5週 |
大気環境における環境分析② |
大気環境および代表的な分析法について説明できる。
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6週 |
水環境における環境分析① |
水環境および代表的な分析法について説明できる。
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7週 |
水環境における環境分析② |
水環境および代表的な分析法について説明できる。
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
土壌環境における環境分析① |
土壌環境および代表的な分析法について説明できる。
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10週 |
土壌環境における環境分析② |
土壌環境および代表的な分析法について説明できる。
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11週 |
生活環境における環境分析 |
生活環境および代表的な分析法について説明できる。
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12週 |
生命環境における環境分析 |
生命環境および代表的な分析法について説明できる。
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13週 |
環境放射能における環境分析 |
環境放射能および代表的な分析法について説明できる。
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14週 |
環境分析ショートプレゼンテーション① |
環境問題および環境分析について自らの観点で取りまとめて発表できる。
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15週 |
環境分析ショートプレゼンテーション② |
環境問題および環境分析について自らの観点で取りまとめて発表できる。
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16週 |
学年末試験 |
学んだ知識の確認ができる。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 表現能力 | 小テスト・レポート | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 10 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 20 | 0 | 10 | 30 |
専門的能力 | 30 | 5 | 20 | 55 |
分野横断的能力 | 10 | 5 | 0 | 15 |