高分子化学

科目基礎情報

学校 群馬工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 高分子化学
科目番号 4K012 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 物質工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書:新高分子化学序論:伊勢典夫他:化学同人 参考書:高分子科学の基礎:高分子学会編:東京化学同人 参考書:高分子化学序論:岡村誠三他:化学同人 参考書:化学モノグラフ 高分子合成の化学:大津隆行:化学同人
担当教員 出口 米和

到達目標

高分子物質と低分子物質の違いについて説明できる。
高分子の合成方法について説明できる
高分子の固体構造と性質について説明できる。
高性能高分子や機能性高分子について説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1高分子物質と低分子物質の違いについて理解し説明できる。高分子物質と低分子物質の違いについて説明できる。高分子物質と低分子物質の違いについて説明できない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

準学士課程 B-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
高分子概念の歴史的背景について学ぶ。
各種高分子合成手法について学ぶ。
高分子の分子構造について学ぶ。
高分子の固体構造と物性について学ぶ。
高性能高分子材料や機能性高分子材料について学ぶ。
授業の進め方・方法:
座学
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 序論
2週 高分子合成(1)
3週 高分子合成(2)
4週 高分子合成(3)
5週 高分子合成(4)
6週 高分子合成(5)
7週 高分子合成(6)
8週 高分子合成(7)
2ndQ
9週 高分子合成(8)
10週 高分子合成(9)
11週 高分子の分子構造と溶液物性(1)
12週 高分子の分子構造と溶液物性(2)
13週 高分子の分子構造と溶液物性(3)
14週 高分子の分子構造と溶液物性(4)
15週 高分子の分子構造と溶液物性(5)
16週
後期
3rdQ
1週 高分子の固体構造と性質(1)
2週 高分子の固体構造と性質(2)
3週 高分子の固体構造と性質(3)
4週 高分子の固体構造と性質(4)
5週 高分子の固体構造と性質(5)
6週 高分子の固体構造と性質(6)
7週 高分子の固体構造と性質(7)
8週 高分子の固体構造と性質(8)
4thQ
9週 高性能高分子材料(1)
10週 高性能高分子材料(2)
11週 高性能高分子材料(3)
12週 高性能高分子材料(4)
13週 高性能高分子材料(5)
14週 機能性高分子材料(1)
15週 機能性高分子材料(2)
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史科学技術が社会に与えてきた影響をもとに、技術者の役割や責任を説明できる。3
科学者や技術者が、様々な困難を克服しながら技術の発展に寄与した姿を通し、技術者の使命・重要性について説明できる。3
専門的能力分野別の専門工学化学・生物系分野有機化学分子の三次元的な構造がイメージでき、異性体について説明できる。4
構造異性体、シスートランス異性体、鏡像異性体などを説明できる。4
化合物の立体化学に関して、その表記法により正しく表示できる。4
高分子化合物がどのようなものか説明できる。4
代表的な高分子化合物の種類と、その性質について説明できる。4
高分子の分子量、一次構造から高次構造、および構造から発現する性質を説明できる。4
高分子の熱的性質を説明できる。4
重合反応について説明できる。4
重縮合・付加重合・重付加・開環重合などの代表的な高分子合成反応を説明でき、どのような高分子がこの反応によりできているか区別できる。4
ラジカル重合・カチオン重合・アニオン重合の反応を説明できる。4
ラジカル重合・カチオン重合・アニオン重合の特徴を説明できる。4
分析化学イオン交換による分離方法についての概略を説明できる。4

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力80000020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000