物質工学総論

科目基礎情報

学校 群馬工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 物質工学総論
科目番号 5K010 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 物質工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 石原 尚,植木 悠二,伊藤 政明,渡部 貴志,伊藤 博章

到達目標

この授業は、さまざまな研究上の興味、研究歴を持った、産業界、学界、官界で活躍している研究者が講師を務め、授業全体として学際的性格を持つようにアレンジした授業である。本年度は、5名の講師による集中講議形式の授業が予定されている。
1)各界、各分野における学問、研究の動向について説明することができる。
2)それらの相互関係に基づく知識をもとに幅広い視野を持つことができる。
3)特定の専門分野を越えて、考察力、判断力を持てるようになることができる。
4)未知の課題の解決方法について、幅広い知識をもとに総合的見地から考察する方法を見つけることができる。
5)科学技術の発展における歴史的背景や現状について把握し説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1企業における知的財産について充分に理解し説明できる企業における知的財産について説明できる。企業における知的財産について説明できない。
評価項目2医薬品の製造方法について充分に理解し説明できる医薬品の製造方法について説明できる。医薬品の製造方法について説明できない。
評価項目3医薬品の薬効について充分に理解し説明できる医薬品の薬効について説明できる。医薬品の薬効について説明できない。
評価項目4ラボ触媒からパイロットプラントへのスケールアップについて充分に理解し説明できる。ラボ触媒からパイロットプラントへのスケールアップについて説明できる。ラボ触媒からパイロットプラントへのスケールアップについて説明できない。
評価項目5モノづくりに役立つ放射線加工技術について充分に理解し説明できるモノづくりに役立つ放射線加工技術について説明できる。モノづくりに役立つ放射線加工技術について説明できない。

学科の到達目標項目との関係

準学士課程 B-1 説明 閉じる
準学士課程 B-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
1)企業における知的財産
2)バイオ医薬品の生産技術
3)薬学
4)クリーンエネルギー
5)放射線応用
この科目はオムニバス形式で、さまざまな研究上の興味、研究歴を持った、産業界、学界、官界で活躍している研究者が講師を務め、授業全体として学際的性格を持つようにアレンジした授業である。
授業の進め方・方法:
座学
各担当教員は6時間の授業を行う。レポートあるいは試験で成績を評価し、それぞれの教員の成績(各20点満点)を合算して最終成績とする。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 企業における知的財産(1)
2週 企業における知的財産(2)
3週 企業における知的財産(3)
4週 バイオ医薬品の生産技術(1)
5週 バイオ医薬品の生産技術(2)
6週 バイオ医薬品の生産技術(3)
7週 薬学(1)
8週 薬学(2)
4thQ
9週 薬学(3)
10週 クリーンエネルギー(1)
11週 クリーンエネルギー(2)
12週 クリーンエネルギー(3)
13週 放射線応用(1)
14週 放射線応用(2)
15週 放射線応用(3)
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史知的財産の社会的意義や重要性の観点から、知的財産に関する基本的な事項を説明できる。3
知的財産の獲得などで必要な新規アイデアを生み出す技法などについて説明できる。3
専門的能力分野別の専門工学化学・生物系分野物理化学放射線の種類と性質を説明できる。4
放射性元素の半減期と安定性を説明できる。4
年代測定の例として、C14による時代考証ができる。4

評価割合

試験またはレポート発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力0000000
専門的能力10000000100
分野横断的能力0000000