概要:
気相、液相、および固相状態にある混合物を、いかなる力や性質の差を利用して分離精製するか、その基本原理と応
用について解説する。
授業の進め方・方法:
関数機能付き電卓を用意すること。
注意点:
課題レポートは全員異なったテーマで設定する。レポートは印刷し配布するので、必ず指定日に提出すること。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 化学・生物系分野 | 分析化学 | 溶媒抽出を利用した分析法について説明できる。 | 4 | |
物理化学 | 反応速度の定義を理解して、実験的決定方法を説明できる。 | 4 | |
反応速度定数、反応次数の概念を理解して、計算により求めることができる。 | 4 | |
微分式と積分式が相互に変換できて半減期が求められる。 | 4 | |
化学工学 | 分級や粒径分布について理解している。 | 3 | 後2 |
粉体の固定層・流動層など流動性について理解している。 | 3 | |
粉砕、沈降、ろ過、集じん方法について理解し、必要な計算ができる。 | 3 | 後14,後15 |
熱交換器の構造、熱収支について説明できる。 | 3 | |
熱伝導による熱流量について説明できる。 | 3 | |
熱交換器内の熱流量について説明できる。 | 3 | |
放射伝熱について説明できる。 | 3 | |
蒸発装置について説明できる。 | 3 | |
蒸発缶の物質収支と熱収支の計算ができる。 | 3 | |
温度、圧力、液位、流量の計測方法と代表的な測定機器(装置)について理解している。 | 3 | |
プロセス制御の方法と代表的なプロセス制御の例について理解している。 | 3 | |
SI単位への単位換算ができる。 | 4 | |
物質の流れと物質収支についての計算ができる。 | 4 | |
化学反応を伴う場合と伴わない場合のプロセスの物質収支の計算ができる。 | 4 | |
管径と流速・流量・レイノルズ数の計算ができ、流れの状態(層流・乱流)の判断ができる。 | 4 | |
流れの物質収支の計算ができる。 | 4 | |
流れのエネルギー収支やエネルギー損失の計算ができる。 | 4 | |
流体輸送の動力の計算ができる。 | 4 | |
蒸留の原理について理解できる。 | 4 | 後5 |
単蒸留、精留・蒸留装置について理解できる。 | 4 | 後5 |
蒸留についての計算ができる(ラウールの法則、マッケーブシール法等)。 | 4 | |
基本的な抽出の目的や方法を理解し、抽出率など関係する計算ができる。 | 4 | 後9 |
吸着や膜分離の原理・目的・方法を理解できる。 | 4 | 後3 |
バッチ式と連続式反応装置について特徴や用途を理解できる。 | 4 | |