コンピュータ入門I

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 コンピュータ入門I
科目番号 0048 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 情報工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 最新情報Ⅰ,萩谷昌己著(実教出版),K-SEC「情報リテラシー教材」
担当教員 吉澤 陽介,安井 希子

到達目標

コンピュータおよびコンピュータに係る情報社会とコミュニケーションの基礎的理解を目指す.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
情報社会情報社会の内容について十分に理解できる情報社会の内容について理解できる情報社会の内容について理解できない
メディアとデザインメディアとデザインについて十分理解できるメディアとデザインについて理解できるメディアとデザインについて理解できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
情報社会、コンピュータに係るコミュニケーションに関する基礎的事項を学習し,コンピュータ周辺の知識を高める.
授業の進め方・方法:
遠隔授業に基づいて、知識を身に着けられるように進める。
注意点:
日常的にコンピュータに関連するニュースなどを調べ、本講義と実際の世界の動きを関連付けるよう意識すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス・授業の進め方について 本授業の進め方を理解する.
2週 情報社会(情報社会と情報,情報の特性) 情報社会と情報,情報の特性について理解する.
3週 情報社会(情報のモラルと個人に及ぼす影響) 情報のモラルと個人に及ぼす影響について理解する.
4週 情報社会の法規と権利(知的財産) 知的財産について理解する.
5週 情報社会の法規と権利(情報の利用と公開,個人情報の保護と管理) 情報の利用と公開,個人情報の保護と管理について理解する.
6週 情報技術が築く新しい社会(社会の中の情報システム) 社会の中の情報システムについて理解する.
7週 情報技術が築く新しい社会(情報技術と課題解決) 情報技術と課題解決について理解する.
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 メディアデザインとコミュニケーション(メディアの発達,メディアの特性) メディアの発達,メディアの特性について理解する.
10週 メディアデザインとコミュニケーション(コミュニケーションの形態,インターネットのコミュニケーション) コミュニケーションの形態,インターネットのコミュニケーションについて理解する.
11週 情報デザイン(社会の中の情報デザイン,情報デザインの工夫) 社会の中の情報デザイン,情報デザインの工夫について理解する.
12週 情報デザインの実践(文書の作成) 情報デザインとしての文書の作成について理解する.
13週 情報デザインの実践(プレゼンテーション) 情報デザインとしてのプレゼンテーションの作成について理解する.
14週 情報デザインの実践(Webページ) 情報デザインとしてのWebページの作成について理解する.
15週 まとめ
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎工学実験技術工学実験技術目的に応じて適切な実験手法を選択し、実験手順や実験装置・測定器等の使用方法を理解した上で、安全に実験を行うことができる。1
実験テーマの目的を理解し、適切な手法により取得したデータから近似曲線を求めるなど、グラフや図、表を用いて分かり易く効果的に表現することができる。1
必要に応じて適切な文献や資料を収集し、実験結果について説明でき、定量的・論理的な考察を行い、報告書を作成することができる。1
個人あるいはチームとして活動する際、自らの役割を認識して実験・実習を実施することができる。1
情報リテラシー情報リテラシー社会の情報化の進展と課題について理解し説明できる。2
代表的な情報システムとその利用形態について説明できる。2
コンピュータの構成とオペレーティングシステム(OS)の役割を理解し、基本的な取扱いができる。2
アナログ情報とデジタル情報の違いと、コンピュータ内におけるデータ(数値、文字等)の表現方法について説明できる。2
情報を適切に収集・取得できる。2
データベースの意義と概要について説明できる。2
基礎的なプログラムを作成できる。2
計算機を用いて数学的な処理を行うことができる。2
基礎的なアルゴリズムについて理解し、任意のプログラミング言語を用いて記述できる。2
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを説明できる。2
情報の真偽について、根拠に基づいて検討する方法を説明できる。2
情報の適切な表現方法と伝達手段を選択し、情報の送受信を行うことができる。2
情報通信ネットワークの仕組みや構成及び構成要素、プロトコルの役割や技術についての知識を持ち、社会における情報通信ネットワークの役割を説明できる。2
情報セキュリティの必要性を理解し、対策について説明できる。2
情報セキュリティを支える暗号技術の基礎を説明できる。2
情報セキュリティに基づいた情報へのアクセス方法を説明できる。2
情報や通信に関連する法令や規則等と、その必要性について説明できる。2
情報社会で生活する上でのマナー、モラルの重要性について説明できる。2
情報セキュリティを運用するための考え方と方法を説明できる。2
データサイエンス・AI技術の概要を説明できる。2
データサイエンス・AI技術が社会や日常生活における課題解決の有用なツールであり、様々な専門領域の知見と組み合わせることによって価値を創造するものであることを、活用事例をもとに説明できる。2
データサイエンス・AI技術を利活用する際に求められるモラルや倫理について理解し、データを守るために必要な事項を説明できる。 2
データサイエンス・AI技術の利活用に必要な基本的スキル(データの取得、可視化、分析)を使うことができる。 2
自らの専門分野において、データサイエンス・AI技術と社会や日常生活との関わり、活用方法について説明できる。 2

評価割合

試験課題提出合計
総合評価割合7030100
基礎的知識601070
調査による情報収集102030