実験・実習IA

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 実験・実習IA
科目番号 0054 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 情報工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 担当者より配布する
担当教員 米村 恵一,安井 希子

到達目標

ハードウェア、ソフトウェアの基礎を情報工学科教員の得意分野の座学・演習を通して学び習得する
前半は上記をオムニバス形式にて学び習得し、後半はIoTデバイスの基礎に触れ、ソフトウェアとハードウェアとの協調動作とその開発方法・実現方法の基礎を習得する

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
ソフトウェアの基礎理論 ソフトウェアの基礎理論を深く理解しているソフトウェアの基礎理論を理解しているソフトウェアの基礎理論を理解していない
ハードウェアの基礎理論 ハードウェアの基礎理論を深く理解しているハードウェアの基礎理論を理解しているハードウェアの基礎理論を理解していない
ソフトウェアとハードウェアとの協調動作の開発と実現ソフトウェアとハードウェアとの協調動作の開発と実現を高いレベルで実践できるソフトウェアとハードウェアとの協調動作の開発と実現を実践できるソフトウェアとハードウェアとの協調動作の開発と実現を実践できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
ハードウェア、ソフトウェアの基礎を情報工学科教員の得意分野の座学・演習を通して学ぶ
前半は上記をオムニバス形式にて学び、後半はIoTデバイスの基礎に触れ、ソフトウェアとハードウェアとの協調動作とその開発方法・実現方法の基礎を学ぶ
授業の進め方・方法:
情報工学科において重要な基礎となる、ソフトウェアとハードウェアとの協調動作とその開発方法・実現方法の基礎を学ぶ
前半は、情報工学科教員の得意分野の座学・演習を通して学ぶ
後半はIoTデバイスを用いた開発により学ぶ
注意点:
一般的な、いわゆる正解を導き出すことよりも大切なことは、その過程で考えること・考えたことである。講義スタッフやクラスメートとの議論も大切な時間となる

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 実験機器の使い方 電源、マルチメータを使って計測する方法の基礎を学ぶ
2週 実験機器の使い方 電源、マルチメータを使って計測する方法の基礎を学ぶ
3週 情報工学の基礎 情報工学の様々な技術を理解する
4週 情報工学を支える技術 ハードウェアやマイコンについて理解する
5週 リレー回路を作る リレー回路に触れ、排他的論理和に関する理解を深める
6週 センサーの仕組み(1) センサーの仕組みを理解し,実際に使用して情報を取得できる
7週 センサーの仕組み(2) センサーの仕組みを理解し,実際に使用して情報を取得できる
8週 センサーの仕組み(3) センサーの仕組みを理解し,実際に使用して情報を取得できる
2ndQ
9週 IoTデバイスによる開発 企画する/デザインを考える
10週 IoTデバイスによる開発 企画する/デザインを考える
11週 IoTデバイスによる開発 プログラミングに触れる/開発を進める
12週 IoTデバイスによる開発 プログラミングに触れる/開発を進める
13週 IoTデバイスによる開発 IoTデバイスを用いて開発を進める
14週 IoTデバイスによる開発 IoTデバイスを用いて開発を進める
15週 IoTデバイスによる開発 IoTデバイスを用いて開発を進める
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎工学実験技術工学実験技術目的に応じて適切な実験手法を選択し、実験手順や実験装置・測定器等の使用方法を理解した上で、安全に実験を行うことができる。3
実験テーマの目的を理解し、適切な手法により取得したデータから近似曲線を求めるなど、グラフや図、表を用いて分かり易く効果的に表現することができる。3
必要に応じて適切な文献や資料を収集し、実験結果について説明でき、定量的・論理的な考察を行い、報告書を作成することができる。3
個人あるいはチームとして活動する際、自らの役割を認識して実験・実習を実施することができる。3
情報リテラシー情報リテラシー社会の情報化の進展と課題について理解し説明できる。2
代表的な情報システムとその利用形態について説明できる。2
コンピュータの構成とオペレーティングシステム(OS)の役割を理解し、基本的な取扱いができる。2
アナログ情報とデジタル情報の違いと、コンピュータ内におけるデータ(数値、文字等)の表現方法について説明できる。2
情報を適切に収集・取得できる。3
データベースの意義と概要について説明できる。2
基礎的なプログラムを作成できる。3
計算機を用いて数学的な処理を行うことができる。3
基礎的なアルゴリズムについて理解し、任意のプログラミング言語を用いて記述できる。3
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを説明できる。3
情報の真偽について、根拠に基づいて検討する方法を説明できる。3
情報の適切な表現方法と伝達手段を選択し、情報の送受信を行うことができる。3
情報通信ネットワークの仕組みや構成及び構成要素、プロトコルの役割や技術についての知識を持ち、社会における情報通信ネットワークの役割を説明できる。2
情報セキュリティの必要性を理解し、対策について説明できる。2
情報セキュリティを支える暗号技術の基礎を説明できる。2
情報セキュリティに基づいた情報へのアクセス方法を説明できる。2
情報や通信に関連する法令や規則等と、その必要性について説明できる。2
情報社会で生活する上でのマナー、モラルの重要性について説明できる。2
情報セキュリティを運用するための考え方と方法を説明できる。2
データサイエンス・AI技術の概要を説明できる。2
データサイエンス・AI技術が社会や日常生活における課題解決の有用なツールであり、様々な専門領域の知見と組み合わせることによって価値を創造するものであることを、活用事例をもとに説明できる。2
データサイエンス・AI技術を利活用する際に求められるモラルや倫理について理解し、データを守るために必要な事項を説明できる。 2
データサイエンス・AI技術の利活用に必要な基本的スキル(データの取得、可視化、分析)を使うことができる。 2
自らの専門分野において、データサイエンス・AI技術と社会や日常生活との関わり、活用方法について説明できる。 2

評価割合

前期末報告書合計
総合評価割合100100
ハードウェア2525
ソフトウェア2525
協調動作による開発5050