先端化学Ⅰb

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 平成27年度 (2015年度)
授業科目 先端化学Ⅰb
科目番号 0008 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 物質化学工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 川淵 浩之,後藤 道理,山岸 正和

到達目標

1. 有機半導体の概要が理解出来ること
2. 電荷移動錯体の物性について説明できること
3. 生体内D-アミノ酸の作用を説明できること
4. 薬物と食品との相互作用の一端を説明できること
5. 活性酸素による血管障害と修復について説明できること
6. 有機電解法の概要とその反応が理解できること

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1有機半導体の概要が充分に説明出来る有機半導体の概要がほぼ理解出来る有機半導体の概要が理解出来ない
評価項目2電荷移動錯体の物性について充分に説明できる電荷移動錯体の物性についてほぼ説明できる電荷移動錯体の物性について説明できない
評価項目3生体内D-アミノ酸の作用を充分に説明できる生体内D-アミノ酸の作用をほぼ説明できる生体内D-アミノ酸の作用を説明できない
評価項目4薬物と食品との相互作用の一端を説明できる薬物と食品との相互作用の一端をほぼ説明できる薬物と食品との相互作用の一端を説明できない
評価項目5活性酸素による血管障害と修復について充分に説明できる活性酸素による血管障害と修復についてほぼ説明できる活性酸素による血管障害と修復について説明できない
評価項目6有機電解法の概要とその反応が充分に説明できる有機電解法の概要とその反応がほぼ説明できる有機電解法の概要とその反応が説明できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
物質化学工学科に所属するそれぞれの教員の専門分野に関する研究の一端に触れること及びそれらの専門分野の文献やトピックスを通して、化学に対する幅広い知識と視野を涵養することを目的とする。
授業の進め方・方法:
講義および演習
注意点:
各教員の専門分野に関心を払い、広い視野と知識を身につけるよう、意欲的に聴講して貰いたい。各々のトピックス毎にレポートを課すので、自学自習に務めるようにして貰いたい。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 有機化合物を使った電子機器 有機化合物の物性を活かした実用化の例を説明出来る
2週 有機半導体 有機半導体の概要を説明出来る
3週 電荷移動錯体(1) 電荷移動錯体の物性について解説出来る
4週 電荷移動錯体(2) 電荷移動錯体の物性について解説出来る
5週 電荷移動錯体(3) 電荷移動錯体の物性について解説出来る
6週 D-アミノ酸と生命(1) ペプチド中および遊離型のD-アミノ酸の概要を理解出来る
7週 D-アミノ酸と生命(2) D-アミノ酸と疾病の関係を説明出来る
8週 D-アミノ酸と生命(3) D-アミノ酸と疾病の関係を説明出来る
2ndQ
9週 薬物と食品との相互作用 医薬品と食品や嗜好品との相互作用について説明出来る
10週 身近なフリーラジカル 生体での活性酸素の消去法および損傷血管修復に係る血液凝固と繊溶について説明出来る
11週 有機電解法の概要 有機電解法の概要を説明出来る
12週 有機電解反応(1) 有機電解法を活用した反応を説明出来る(その1)
13週 有機電解反応(2) 有機電解法を活用した反応を説明出来る(その2)
14週 有機電解反応(3) 有機電解法を活用した反応を説明出来る(その3)
15週 小テスト 有機電解法の概要、および有機電解法を活用した反応に関するテストを行う
16週 授業アンケート

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオレポート合計
総合評価割合34000066100
基礎的能力0000000
専門的能力34000066100
分野横断的能力0000000