情報処理Ⅰ

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 情報処理Ⅰ
科目番号 0166 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建設システム工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 プリントを配布する。
担当教員 渡部 昌弘

到達目標

①プログラムの基本的なアルゴリズムを理解できる。
②データの入出力、ファイルの操作ができる。
③繰返し、条件判断、配列を用いた計算ができる。
④副プログラムを利用したプログラミングができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1プログラムの基本的なアルゴリズムを十分に説明できるプログラムの基本的なアルゴリズムを説明できるプログラムの基本的なアルゴリズムを説明できない
評価項目2データの入出力、ファイルの操作が誤りなくできる。データの入出力、ファイルの操作ができる。 データの入出力、ファイルの操作ができない。
評価項目3繰返し、条件判断、配列を用いた計算が誤りなくできる。繰返し、条件判断、配列を用いた計算ができる。 繰返し、条件判断、配列を用いた計算ができない。
評価項目4副プログラムを利用したプログラミングを誤りなくできる。副プログラムを利用したプログラミングができる。副プログラムを利用したプログラミングができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
Basic 言語を用いたプログラミングの基礎について講義と演習を行う。パソコンを用いた実習課題を随時実施して理解を深める。
授業の進め方・方法:
講義と演習を行う。パソコンを用いた実習課題を随時実施して理解を深める。
注意点:
【成績の評価方法・評価基準】  
授業中の課題(40%)と中間試験,期末試験の結果(60%)により総合的に評価する。
到達目標に基づき,Basic言語に対する理解と繰返しや分岐等を用いたプログラミン
グの基礎を理解しているかを評価基準とする。


研 究 室 A棟2階(A-208)
内線電話 8981
e-mail: m.watabe* (*は@maizuru-ct.ac.jp)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 シラバス内容の説明 Basic 言語ソフトの基本操作 ①プログラムの基本的なアルゴリズムを理解できる。
2週 プログラムの概念と基本 ①プログラムの基本的なアルゴリズムを理解できる。
3週 データ入出力 ②データの入出力、ファイルの操作ができる。
4週 関数 ②データの入出力、ファイルの操作ができる。
5週 ファイル操作 ②データの入出力、ファイルの操作ができる。
6週 プログラムの繰返し1 ③繰返し、条件判断、配列を用いた計算ができる。
7週 プログラムの繰返し2 ③繰返し、条件判断、配列を用いた計算ができる。
8週 後期中間試験 ①プログラムの基本的なアルゴリズムを理解できる。
②データの入出力、ファイルの操作ができる。
③繰返し、条件判断、配列を用いた計算ができる。
4thQ
9週 中間試験返却と解説 ①プログラムの基本的なアルゴリズムを理解できる。
②データの入出力、ファイルの操作ができる。
③繰返し、条件判断、配列を用いた計算ができる。
10週 プログラムの分岐1 ③繰返し、条件判断、配列を用いた計算ができる。
11週 プログラムの分岐2 ③繰返し、条件判断、配列を用いた計算ができる。
12週 配列の利用1 ③繰返し、条件判断、配列を用いた計算ができる。
13週 配列の利用2 ③繰返し、条件判断、配列を用いた計算ができる。
14週 副プログラムの利用 ④副プログラムを利用したプログラミングができる。
15週 総合演習 ①プログラムの基本的なアルゴリズムを理解できる。
②データの入出力、ファイルの操作ができる。
③繰返し、条件判断、配列を用いた計算ができる。
④副プログラムを利用したプログラミングができる。
16週 後期期末試験 ①プログラムの基本的なアルゴリズムを理解できる。
②データの入出力、ファイルの操作ができる。
③繰返し、条件判断、配列を用いた計算ができる。
④副プログラムを利用したプログラミングができる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建設系分野材料コンクリート構造物を構成する材料の性質を説明できる。3
鉄筋コンクリートの特徴を説明できる。3
複合材料としてのコンクリート構造を説明できる。3
材料の特徴・分類を説明できる。3
材料の力学的性質及び物理的性質を説明できる。3
材料に要求される力学的性質及び物理的性質に関する用語、定義を説明できる。4
金属材料の分類を説明できる。3
金属材料の一般的性質を説明できる。3
鉄鋼製品の用途・規格を説明できる。3
鋼材の力学的性質(応力-ひずみ関係、降伏強度、引張強度、弾性係数等)を説明できる。4
セメントの概要、種類、製造、性質について理解している。3
セメントの概要、種類、製造、性質について説明できる。3
ポルトランドセメントを理解している。3
ポルトランドセメントを説明できる。3
混合セメントを理解している。3
混合セメントを説明でき、用途を選択できる。3
骨材の製造・種類・性質について説明できる。3
混和材料(混和材、混和剤等)を理解している。3
混和材料(混和材、混和剤等)を説明でき、設計・施工時の状況によって添加剤を選択できる。3
セメントの物理的性質、化学的性質を説明できる。4
各種セメントの特徴、用途を説明できる。4
骨材の含水状態、密度、粒度、実積率を説明できる。4
骨材の種類、特徴について、説明できる。4
混和剤と混和材の種類、特徴について、説明できる。4
水セメント比、スランプ、ワーカビリティ、空気量を説明できる。3
フレッシュコンクリートの性質を説明できる。3
フレッシュコンクリートの性質を理解している。3
硬化コンクリートの性質を理解している。3
硬化コンクリートの性質を説明できる。3
ひびわれを理解している。3
ひびわれを説明できる。3
耐久性を理解している。3
耐久性を説明できる。3
各種コンクリートを理解している。3
製造・品質管理を説明できる。3
製造・品質管理を説明でき、各工程での管理結果を考察できる。3
コンクリートの長所、短所について、説明できる。4
フレッシュコンクリートに求められる性質(ワーカビリティー、スランプ、空気量等)を説明できる。4
硬化コンクリートの力学的性質(圧縮強度、応力-ひずみ曲線、弾性係数、乾燥収縮等)を説明できる。4
耐久性に関する各種劣化要因(例、凍害、アルカリシリカ反応、中性化)を説明できる。4
各種コンクリートの特徴、用途について、説明できる。3
非破壊試験の基礎を説明できる。3
コンクリート構造の種類、特徴について、説明できる。4
コンクリート及び鋼材の劣化を説明できる。3
コンクリート構造物の維持管理の基礎を説明できる。2
コンクリート構造物の補修方法の基礎を説明できる。2
構造力の定義、単位、要素について説明できる。3
鋼材の力学的性質について理解している。3
応力とその種類、ひずみとその種類、応力とひずみの関係を理解し、弾性係数、ポアソン比やフックの法則などの概要について説明でき、それらを計算できる。3
建築系分野材料建築材料の特徴・分類を説明できる。3
建築材料の変遷や発展について説明できる。4
建築材料の規格・要求性能について説明することができる。4
種類と用途について説明できる。3
構造と組織について理解している。3
木材の成長と伐採・製材について説明できる。3
物理的性質について説明できる。3
木材の種類について説明できる。4
木材の成長と組織形成から、物理的性質の違いについて説明できる。4
傷(節など)について説明できる。4
耐久性(例えば腐れ、枯渇、虫害など)について説明できる。4
耐火性について説明できる。4
近年の木材工業製品(集成材、積層材など)の種類について説明できる。4
セメント・コンクリートの歴史について理解している。3
セメントの化学成分や組成について理解している。3
セメントの物理的性質について理解している。3
応力とひずみの関係について説明できる。3
弾性係数の意味について説明できる。3
クリープ現象と構造物に対する影響について理解している。2
乾燥収縮について理解している。3
自己収縮について理解している。3
中性化現象と鉄筋の腐食の関係について説明できる。3
凍害現象と抑制方法について説明できる。3
塩害現象と抑制方法について説明できる。3
アルカリ骨材反応現象と抑制方法について説明できる。3
耐火性(高強度のコンクリートでの爆裂防止も含む)について理解している。3
セメントの製造方法(廃棄物の利用も含む)について説明できる。4
セメントの種類・特徴について説明できる。4
混和材(剤)料の種類(例えばAE剤と減水剤、フライアッシュやシリカフュームなど)をあげることができる。4
コンクリートの調合のうち、水セメント比の計算ができる。4
スランプ、空気量について、強度または、耐久性の観点でその影響について説明できる。4
コンクリートの強度(圧縮、引張、曲げ、せん断)の関係について説明できる。4
耐久性(例えば中性化、収縮、凍害、塩害など)について現象名をあげることができる。4
製鉄の歴史について理解している。3
鋼材の製造方法について説明できる。3
鋼材の組織・組成について理解している。3
鋼材の性質について説明できる。3
鋼材の腐食と抑制方法について説明できる。3
鋼材の応力~ひずみ関係について説明でき、その特異点(比例限界、弾性限界、上降伏点、下降伏点、最大荷重、破断点など)の特定と性質について説明できる。4
2次製品壁材(たとえばALC、コンクリートプレキャスト板など)の種類と性質について理解している。3
左官材料(モルタル、しっくいなど)の特徴と施工方法について理解している。3
屋根材(例えば和瓦、洋瓦、金属、アスファルト系など)の特徴をあげることができる。4
ガラスの製法、種類をあげることができる。4
内装材料(壁・天井)として(モルタル、しっくい、クロス、珪藻土、合板、ボードなど)をあげることができる。4
床の仕上げ材料(カーペット、フローリング、レベリング、長尺シート等)をあげることができる。4

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60000400100
基礎的能力60000400100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000