概要:
この科目は企業でLEDや有機EL等の開発を担当していた教員が、その経験を活かし、半導体の基礎物性やpn接合ダイオードの原理等について講義形式で授業を行うものである。半導体物性に関する基礎知識を一通り説明した後、それらの理解をもとに半導体素子の基本であるpn接合ダイオードの原理と動作を解説する。
授業の進め方・方法:
教科書に沿って現象を物理的に理解できるようにポイントを板書で説明する。学生に質問し、理解度を確認しつつ進める。現実的なスケール感を得るために演習問題を利用する。
注意点:
電気主任技術者関連科目である。授業中、先生からの一方通行ではなく、なぜそうなるのか等、物理現象を自分で考える習慣を付け、必要なら質問をし、自分に取り込んだ形で講義を聴くように、意識的に努力すること。復習は欠かさないようにすること。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 電気・電子系分野 | 電子工学 | 真性半導体と不純物半導体を説明できる。 | 4 | 後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
半導体のエネルギーバンド図を説明できる。 | 4 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
pn接合の構造を理解し、エネルギーバンド図を用いてpn接合の電流―電圧特性を説明できる。 | 4 | 後12,後13,後14,後15 |