概要:
鎌倉時代に成立した『百人一首』について学び、日本人の季節感や美意識を育んだ古典和歌の豊穣な世界を味わう。また、興味のある歌人を取り上げて調べ発表したり、和歌の創作や競技かるたにも取り組む。
授業の進め方・方法:
第1週で概説を行い、第2、3週で班ごとに歌人の調べ学習を行う。第4週以降は、順次、班によるプレゼン発表を行うとともに、テーマごとに和歌を解説する講義も行う。学生たちに和歌の創作に取り組ませたり、競技かるたに取り組んでもらう活動も実施する。
注意点:
プレゼンを行う班については、第1回の授業で説明する。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
授業のガイダンス1 百人一首概説 |
『百人一首』の作品の内容と伝来、日本文学(化)史上での位置づけや後世への影響について理解する。
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2週 |
授業のガイダンス2 作者と作品について |
『百人一首』の選者の生涯と、歌人としての評価、また作品成立の背景について理解する。
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3週 |
百人一首の歌人についての調べ学習 |
班ごとにどの歌人・和歌について発表するかを決め、調べ学習を行う。
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4週 |
百人一首の歌人についての調べ学習 |
班ごとに調べ学習を行った結果をまとめ、プレゼンの発表資料を作成する。
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5週 |
百人一首の歌人とその和歌について1 |
任意の歌人・和歌について、わかりやすくプレゼン説明することができる/配布資料をもとに内容を理解できる。
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6週 |
百人一首の歌人とその和歌について2 |
任意の歌人・和歌について、わかりやすくプレゼン説明することができる/配布資料をもとに内容を理解できる。
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7週 |
百人一首の歌人とその和歌について3 |
任意の歌人・和歌について、わかりやすくプレゼン説明することができる/配布資料をもとに内容を理解できる。
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8週 |
後期中間試験 |
後期中間試験までの内容について理解する。
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4thQ |
9週 |
百人一首の歌人とその和歌について4 |
任意の歌人・和歌について、わかりやすくプレゼン説明することができる/配布資料をもとに内容を理解できる。
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10週 |
百人一首の歌人とその和歌について5 |
任意の歌人・和歌について、わかりやすくプレゼン説明することができる/配布資料をもとに内容を理解できる。
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11週 |
百人一首の歌人とその和歌について6 |
任意の歌人・和歌について、わかりやすくプレゼン説明することができる/配布資料をもとに内容を理解できる。
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12週 |
百人一首の歌人とその和歌について7 |
任意の歌人・和歌について、わかりやすくプレゼン説明することができる/配布資料をもとに内容を理解できる。
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13週 |
百人一首の歌人とその和歌について8 |
任意の歌人・和歌について、わかりやすくプレゼン説明することができる/配布資料をもとに内容を理解できる。
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14週 |
競技かるた大会 |
公式ルールに基づいて百人一首の試合を団体戦で行い、「百人一首」享受の一例を理解する。
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15週 |
和歌の創作と鑑賞(創作歌合大会) |
短歌を創作し、班ごとに代表歌を決めて班対抗の歌合を行い、文学作品の鑑賞批評能力を高める。
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16週 |
学年末考査 |
学年末試験までの内容について理解する。
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 国語 | 国語 | 論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。 | 3 | |
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。 | 3 | |
文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。 | 3 | |
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。 | 3 | |
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。 | 3 | |
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。 | 3 | |
専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。 | 3 | |
実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。 | 3 | |
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。 | 3 | |
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。 | 3 | |
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。 | 3 | |
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。 | 3 | |
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。 | 3 | |
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。 | 3 | |
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。 | 3 | |