物質工学基礎演習

科目基礎情報

学校 米子工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 物質工学基礎演習
科目番号 0016 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 物質工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 適宜プリントを配る
担当教員 村田 和加惠

到達目標

以下の4つである.
(1)分数,割合計算,食塩水の濃度計算をはじめとする基礎的な数値計算ができる.
(2)密度換算などの単位に関する基礎的な計算ができる.
(3)基本的な化合物の化学式が書ける.
(4)物質量に関する基礎的な化学計算ができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
分数,割合計算,食塩水の濃度計算をはじめとする基礎的な数値計算が理解、応用できる.分数,割合計算,食塩水の濃度計算をはじめとする基礎的な数値計算が理解できる.分数,割合計算,食塩水の濃度計算をはじめとする基礎的な数値計算ができない.
密度換算などの単位に関する基礎的な計算が理解、応用できる.)密度換算などの単位に関する基礎的な計算が理解できる.)密度換算などの単位に関する基礎的な計算ができない.
)基本的な化合物の化学式が理解、応用できる.基本的な化合物の化学式が理解できる.基本的な化合物の化学式が書けない.
物質量に関する基礎的な化学計算が理解、応用できる.物質量に関する基礎的な化学計算が理解できる.物質量に関する基礎的な化学計算ができない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本科目は演習を中心とする「基礎力」を養う科目である。中学校において授業時間数が削減され,不足した1年生の基礎学力を補うために実施する。分数計算や割合計算,濃度計算をはじめとした数値計算や密度の換算などの単位計算、物質量を中心とした化学の基礎計算、あるいは化学式に関する問題も解く。
授業の進め方・方法:
単位計算や食塩水濃度の計算など中学校で十分学習しなかった内容も含め学習していく。授業には必ず電卓を持って来ること。
注意点:
成績の評価は定期試験100%として与える.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
2週 有効数字(1) 有効数字について理解できる。
3週 有効数字(2) 有効数字について理解できる。
4週 指数同士の計算 指数同士の計算について理解できる。
5週 単位について 単位換算ができる。
6週 質量%濃度 質量%濃度の計算について理解できる。
7週 w/vの濃度計算 w/vの濃度計算について理解できる。
8週 中間試験
2ndQ
9週 中間試験解説
10週 周期表 周期表について理解できる。
11週 原子量・分子量 原子量・分子量について理解できる。
12週 アボガドロ数 アボガドロ数について理解できる。
13週 モル濃度 モル濃度について理解できる。
14週 化学反応式 化学反応式について理解できる。
15週 化学反応式と量的関係 化学反応式と量的関係について理解できる。
16週 前期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)物理、化学、情報、工学における基礎的な原理や現象を明らかにするための実験手法、実験手順について説明できる。1前3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000