到達目標
1.PID制御において,比例・微分・積分動作について説明でき,各パラメータを求めることができる.
2.Z変換を用いて,サンプル値制御系のパルス伝達関数や安定性を求めることができる.
3.状態方程式からシステムの解や可制御・可観測性を求めることができる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | PID制御における比例・微分・積分動作について説明でき,各パラメータを求めることができる. | PID制御における比例・微分・積分動作について説明できる. | PID制御における比例・微分・積分動作について説明できない. |
評価項目2 | サンプル値制御系のZ変換から,システムのパルス伝達関数や安定性を求めることができる. | サンプル値制御系のZ変換を求めることができる. | サンプル値制御系のZ変換を求めることができない. |
評価項目3 | 状態方程式表現から,システムの可制御・可観測を判定することができる. | システムを状態方程式で表現でき,解を求めることができる. | システムを状態方程式で表現することができない. |
学科の到達目標項目との関係
教育プログラムの学習・教育到達目標 3-3
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本科(準学士課程)の学習・教育到達目標 3-c
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教育プログラムの科目分類 (3)①
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JABEE(2012)基準 1(2)(c)
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JABEE(2012)基準 1(2)(d)
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JABEE(2012)基準 2.1(1)①
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教育方法等
概要:
4年次の制御工学Ⅰが基礎となるので,4年次の内容を理解していることが前提となる.
授業の進め方・方法:
線形フィードバック制御系,サンプル値制御系,現代制御理論について基礎的な知識を把握するとともに,制御理論の体系を把握する.
注意点:
講義の内容をよく理解するために,毎回予習や演習問題等の課題を含む復習として,60分以上の自学自習が必要である.理解状況を把握するために適宜小テストを行うので,講義内容をよく理解すること.疑問点があれば,その都度質問すること.
〔授業(90分)+自学自習(60分)〕×15回
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
線形フィードバック制御系 ーPID制御ー |
PID制御系の最適調整における各パラメータを求めることができる.
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2週 |
線形フィードバック制御系 ーPID制御ー |
PID制御系の最適調整における各パラメータを求めることができる.
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3週 |
サンプル値制御系 ーサンプリング定理ー |
サンプリング信号f*(t) を求めることができる.
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4週 |
サンプル値制御系 ーサンプリング定理ー |
サンプリング信号f*(t) を求めることができる.
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5週 |
サンプル値制御系 ーZ変換ー |
サンプル値制御系の要素や信号のZ変換ができる.
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6週 |
サンプル値制御系 ーZ変換ー |
サンプル値制御系の要素や信号のZ変換ができる.
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7週 |
サンプル値制御系 ーパルス伝達関数ー |
パルス伝達関数の結合の計算ができる.
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8週 |
サンプル値制御系 ーパルス伝達関数ー |
パルス伝達関数の結合の計算ができる.
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2ndQ |
9週 |
サンプル値制御系 ー安定判別ー |
サンプル値制御系について,安定判別ができる.
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10週 |
サンプル値制御系 ー安定判別ー |
サンプル値制御系について,安定判別ができる.
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11週 |
現代制御理論 ー状態方程式ー |
微分方程式から状態方程式を求めることができる.
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12週 |
現代制御理論 ー状態方程式ー |
状態方程式の解を求めることができる.
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13週 |
現代制御理論 ー可制御と可観測ー |
状態方程式からシステムの可制御・可観測性を求めることができる.
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14週 |
現代制御理論 ー可制御と可観測ー |
状態方程式からシステムの可制御・可観測性を求めることができる.
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15週 |
試験答案の返却・解説 |
試験において間違えた部分を自分の課題として把握する(非評価項目).
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16週 |
なし |
なし
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 定期試験 | 小テスト | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 70 | 30 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |