電気化学

Course Information

College Anan College Year 2019
Course Title 電気化学
Course Code 1555501 Course Category Specialized / Elective
Class Format Lecture Credits Academic Credit: 2
Department 専門共通科目(本科) Student Grade 5th
Term Second Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 教科書:福地賢治編 Professinal Egineering Library 「物理化学」 実教出版、参考書:泉生一郎 他 共著「基礎からわかる電気化学」森北出版株式会社
Instructor Kamano Masaru

Course Objectives

1.電池の構造と種類と特徴について説明できる。
2.光触媒について応用事例と共に原理を説明できる。
3.化学センサーについて応用事例と共に原理を説明できる。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベル
到達目標1電池の構造と種類と特徴について詳細に説明できる。電池の種類について説明できる。電池の種類をあげることができる。
到達目標2光触媒について応用事例と共に原理を詳細に説明できる。光触媒について原理を説明できる。光触媒の応用事例をあげることができる。
到達目標3化学センサーについて応用事例と共に原理を詳細に説明できる。化学センサーの原理を説明できる。化学センサーの応用事例をあげることができる。

Assigned Department Objectives

Teaching Method

Outline:
電気化学は化学分野の中でも特に電気現象(電子移動)の化学的事象を扱う学問である。この学問はエネルギー変換や環境問題、化学センサー、分析技術など様々な応用分野で基礎的な項目として利用されている。本講義では上記項目に代表される技術を支えている現象や物質について基礎的な学習を行う。
Style:
毎回、次回の授業内容の予習を行う。予習内容は授業のキーワードを伝えるので、それぞれ検索し、授業後にレポートとして提出する。授業ではその予習内容をもとにグループごとに発表する。
Notice:
毎回の予習とレポートを必ず提出してください。

Course Plan

Theme Goals
2nd Semester
3rd Quarter
1st 授業方針と諸注意
電気化学の歴史
電気化学の歴史と先端技術について説明できる。
2nd 電解質溶液の性質 イオンと電気伝導率について説明できる。
3rd 電池の起電力と電極電位 電気分解と電池の構造について説明できる。
4th 電極と電解液界面の構造 電気二重層の基本概念と構造について説明できる。
5th 電極反応の速度 ファラデーの法則について説明できる。
6th 電極反応の速度 電極における反応速度について説明できる。
7th 電解合成の基礎と応用 水分解のエネルギー変換効率について説明できる。
様々な電解合成(無機、有機、溶融塩)について説明できる。
8th 中間試験
4th Quarter
9th 電池の種類と構造1 1次電池と2次電池の種類と構造について説明できる。
10th 電池の種類と構造2 燃料電池について説明できる。
11th 電気化学キャパシター キャパシターについて説明できる。
12th 光触媒 光触媒の原理と応用について説明できる。
13th 太陽電池 太陽電池(湿式、色素増感)の違いについて説明できる。
14th 化学センサー pHセンサー、イオンセンサー、ガスセンサーを説明できる。
15th 金属腐食と表面処理 腐食とめっき技術について説明できる。
16th 期末試験返却

Evaluation Method and Weight (%)

定期試験小テストポートフォリオ発表・取り組み姿勢その他Total
Subtotal60002020100
基礎的能力15005525
専門的能力3500101055
分野横断的能力10005520