到達目標
１）GNSS測量及びトータルステーションによる測量，スタジア測量，面積・体積計算，地形測量の各項目を理解し基本的な問題を解くことが出来ること。さらに，誤差に関する基本的な事項を理解し，誤差を含む測定値から最確値，標準偏差等を算定することが出来ることを目標とする。
２）写真測量・リモートセンシングの特徴やその定義，利用，基礎，植物の反射特性，空中写真判読等の知識を身につけ，基本的な問題を解くことができることを目標とする。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| 各種応用測量の評価 | GNSS測量及びトータルステーションによる測量，スタジア測量，面積・体積計算，地形測量，地積測量，河川測量の問題が解ける。 | GNSS測量及びトータルステーションによる測量，スタジア測量，面積・体積計算，地形測量，地積測量，河川測量の基本的な問題が解ける。 | GNSS測量及びトータルステーションによる測量，スタジア測量，面積・体積計算，地形測量，地積測量，河川測量の基本的な問題が解けない。 |
| 写真測量・リモートセンシングの評価 | 写真測量およびリモートセンシングの問題が解ける。 | 写真測量およびリモートセンシングの基本的な問題が解ける。 | 写真測量およびリモートセンシングの基本的な問題が解けない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
概要:
電磁波測量，GNSS測量，スタジア測量，面積・体積計算，地形測量，誤差論，写真測量，リモートセンシング，地積測量，河川測量など応用測量に関する知識を身につける。
授業の進め方・方法:
電磁波測量，GNSS測量，スタジア測量，面積・体積計算，地形測量及び誤差論を理解し，各種応用測量の知識を身につけ，土木工事の設計，施工に応用できる能力を養う。
写真測量・リモートセンシングの理論と理解し，基本的な問題が解けるように演習を行う．
この科目は学修単位科目のため，事前・事後学習として課題・演習などを実施し，評価の対象とします．
注意点:
教科書，ノート，筆記用具，電卓を使用する。適宜配布する演習課題等に各自，学習に取り組むこと。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
| 後期 |
| 3rdQ |
| 1週 |
電磁波測量（１） |
電磁波測量の概要を理解する。
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| 2週 |
電磁波測量（２） |
測距の原理を理解し，トータルステーションの概要について理解する。
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| 3週 |
ＧＮＳＳ測量 |
GNSS測量の概要を理解する．
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| 4週 |
スタジア測量 |
簡便に距離や高低差を測定できるスタジア測量の概要を理解する。
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| 5週 |
面積・体積計算 |
測量で使用する面積計算及び体積計算の方法を理解する。
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| 6週 |
地形測量（１） |
地図作成のための基本的な事項および地形図の判読を理解する。
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| 7週 |
地形測量（２） |
地図作成のための基本的な事項および地形図の判読を理解する。
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| 8週 |
写真測量（１） |
写真測量の概要を理解する。中心投影に関する知識を理解する。
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| 4thQ |
| 9週 |
写真測量（２） |
重複度，撮影基線長に関する知識を理解する。
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| 10週 |
リモートセンシング（１） |
モートセンシングの概要を理解する。
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| 11週 |
リモートセンシング（２） |
使用する電磁波や物体の判別方法に関して理解する。
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| 12週 |
誤差論（１） |
誤差に関する基本的な理論する。
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| 13週 |
誤差論（２） |
最確値の計算を理解する。
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| 14週 |
誤差論（３） |
標準偏差の計算を理解する。
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| 15週 |
法規 |
測量に関する法規を理解する。
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| 16週 |
定期試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
| 分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
| 専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 測量 | 測量体系(国家基準点等)を説明できる。 | 4 | 後15 |
| 巻尺による測量で生じる誤差を説明でき、測量結果から計算ができる。 | 4 | 後12 |
| 光波・電波による距離測量を説明できる。 | 4 | 後1,後2 |
| 生じる誤差の取扱いを説明できる。 | 4 | 後12 |
| 測定結果から、面積や体積の計算ができる。 | 4 | 後5 |
| 地形測量の方法を説明できる。 | 4 | 後6,後7 |
| 等高線の性質とその利用について、説明できる。 | 4 | 後6,後7 |
| 写真測量の原理や方法について、説明できる。 | 4 | 後8,後9 |
| GNSS測量の原理を説明できる。 | 4 | 後3 |
| 有効数字、数値の丸め方を説明でき、これを考慮した計算ができる。 | 4 | 後12 |
| 最小二乗法の原理を説明でき、これを考慮した計算ができる。 | 4 | 後13,後14 |
評価割合
| 試験 | 課題 | 合計 |
| 総合評価割合 | 80 | 20 | 100 |
| 基礎的能力 | 0 | 0 | 0 |
| 専門的能力 | 80 | 20 | 100 |