英語ⅢB

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 英語ⅢB
科目番号 0034 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 情報工学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:『New Edition Grove English Communication Ⅱ』文英堂、2017年、657円(検定済教科書) ※ 英語ⅢAより継続使用 / ワークブック:『New Edition Grove English Communication Ⅱ WORKBOOK』文英堂、2017年、本体680 円+税 ※ 英語ⅢAより継続使用 / 単語集:『COCET 2600 理工系学生のための必修英単語2600』成美堂、2012年(初版)、本体1,700円+税 ※ 入学時より継続使用(英語科目共通) / 参考書:『Zoom 総合英語』第一学習社、2016年、本体1430円+税 ※ 入学時より継続使用(英語科目共通) / 電子辞書を含む各種辞典 ※ 継続使用
担当教員 小澤 健志

到達目標

英語の発音
・英語のつづりと音との関係を理解できる。
・英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。
語彙
・中学で既習の1200語程度の語彙と第1学年で学習した1000語の語彙を定着させると共に、1000語程度の語彙を新たに習得する。
・自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。
文法事項及び構文
・第1学年までで既習の文法事項や構文を定着させる。
・高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。
読み書きを通して行うコミュニケーション
・毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握できる。
・自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 発音聞き手に伝わるような、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮しての音読ができる。聞き手に伝わるような、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮しての音読がほぼできる。聞き手に伝わるような、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮しての音読ができない。
評価項目2 語彙既習の語彙が定着し、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得し、適切に運用できる。既習の語彙がほぼ定着し、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語をほぼ習得し、適切に運用できる。既習の語彙が定着しておらず、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語が習得できず、適切な運用ができない。
評価項目3 文法及び構文既習の文法事項や構文に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得し、適切に運用できる。既習の文法事項や構文に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得し、ほぼ適切に運用できる。既習の文法事項や構文および高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得できておらず、適切な運用ができない。
評価項目4 英語コミュニケーション (英語運用能力の基礎固め)説明や物語などの文章を毎分100 語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。 また、平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。説明や物語などの文章を毎分100 語程度の速度で聞き手に伝わるように音読がほぼできる。 また、平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることがほぼできる。説明や物語などの文章を毎分100 語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができない。 また、平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができない。
評価項目5 英語コミュニケーション(英語運用能力向上のための学習)関心のあるトピックや自分の専門分野に関する基本的な論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。関心のあるトピックや自分の専門分野に関する基本的な論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることがほぼできる。関心のあるトピックや自分の専門分野に関する基本的な論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
・特に正確な英語の読解力を養成するため、各 Lesson につき、単語・熟語・文法事項等を総合的に学習していく。
・英語IVBと平行しつつ、『COCET 2600』の「単語番号 1501~2000」の500語の修得を目指し、語彙力のアップを図る。
・「技術英検3級に合格できる英語力」が、単位認定の「目安」となる。
・「実用英検」については、1年で準2級一次試験合格、3年で準2級合格が目標となるが、こちらについても継続して取り組むことになる。
授業の進め方・方法:
・総合的な英語力を養うため、ワークブックを併用し、各Lessonにつき、授業を進めていく。
・授業の冒頭で、『COCET 2600』の単語テストを次のような範囲で行う。
 後期中間試験(まで):単語番号 1501~1750 (250語) 単語テスト は「50語/回」× 5回
 後期定期試験(まで):単語番号 1751~2000 (250語) 単語テスト は「50語/回」× 5回
 ※ 中間試験および定期試験においても、同範囲で『COCET 2600』から出題する。
注意点:
・常に「100%正確に英文を理解する」ことを心掛け、細かな点も決しておろそかにしないこと。
・配布資料等の整理およびファイルのため、「A4判・40ポケット以上」のクリアブック(安価なもので良い)を各自で必ず用意すること。
・評価は「中間試験35%+定期試験35%+課題30%」で行うが、各試験において COCET 2600 を7%(合計14%)含む。
・中間試験および定期試験は100点満点で実施するが、80点は発音・単語・熟語・文法事項等に関する教科書等での学習事項についての問題、20点は『COCET 2600』からの単語の意味を確認する問題となる。
・課題は、プリントによる本文訳課題(4点/課)と Microsoft Forms によるワークブック課題(2点/課)となる。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
検定試験解説
本授業に関わる学習等に関わる理解を深める。
TOEIC L&R に関わる理解を深める。
2週 Lesson 6
Iceland
教科書の内容を理解し、単語や熟語を覚え、併せて、文型や文法事項を身につける。
3週 Lesson 6
Iceland
教科書の内容を理解し、単語や熟語を覚え、併せて、文型や文法事項を身につける。
4週 Lesson 7
Which Jam Would You Like?
教科書の内容を理解し、単語や熟語を覚え、併せて、文型や文法事項を身につける。
5週 Lesson 7
Which Jam Would You Like?
教科書の内容を理解し、単語や熟語を覚え、併せて、文型や文法事項を身につける。
6週 Lesson 8
Paper Building
教科書の内容を理解し、単語や熟語を覚え、併せて、文型や文法事項を身につける。
7週 Lesson 8
Paper Building
教科書の内容を理解し、単語や熟語を覚え、併せて、文型や文法事項を身につける。
8週 中間試験
4thQ
9週 Lesson 9
Lunch Delivery in Mumbai
教科書の内容を理解し、単語や熟語を覚え、併せて、文型や文法事項を身につける。
10週 Lesson 9
Lunch Delivery in Mumbai
教科書の内容を理解し、単語や熟語を覚え、併せて、文型や文法事項を身につける。
11週 Lesson 10
Saving Wildlife from Global Warming
教科書の内容を理解し、単語や熟語を覚え、併せて、文型や文法事項を身につける。
12週 Lesson 10
Saving Wildlife from Global Warming
教科書の内容を理解し、単語や熟語を覚え、併せて、文型や文法事項を身につける。
13週 技術英検3級過去問等 技術英検3級の過去問等を解き、試験対策を行う。
14週 実用英検準2級過去問等 実用英検準2級の過去問等を解き、試験対策を行う。
15週 定期試験
16週 答案返却・解答と解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。3
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。3
文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。3
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。3
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。3
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。3
専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。3
実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。3
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。3
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。3
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。3
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。3
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。3
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。3
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。3

評価割合

試験 (教科書等)試験 (COCET 2600)課題合計
総合評価割合561430100
基礎的能力561430100