到達目標
本授業では近代以降の文学作品を扱い、「読む力」「考える力」「知識・理解」の学力の向上を重視する。文章を的確に読み書きできる能力や語彙力の向上はもちろんだが、様々な時代の様々な個性あふれる作品・作家にふれながら、日本の歴史や文化なども学び、小説・詩への興味関心と幅広い視野で世界を眺める力を養う機会としてほしい。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安(優) | 標準的な到達レベルの目安(良) | 未到達レベルの目安(不可) |
評価項目1 | 文学的な文章について、人物・情景・心情等の描写を深く読み取り、自分の考えを深めることができる。 | 文学的な文章について、人物・情景・心情等を読み、感想を持つことができる。 | 文学的な文章について、深く読み味わうことができない。 |
評価項目2 | 作品の舞台となった時代や社会状況等を的確に理解し、作中人物の境遇・性格・心理を把握、意見をまとめることができる。 | 作品の舞台となった時代や社会状況等に興味関心を持ち、作中人物の境遇・性格・心理をとらえ、意見をまとめることができる。 | 作品の舞台となった時代や社会状況等を理解できず、意見をまとめることができない。 |
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評価項目3 | 現代文重要キーワードに対する知識を深め、ほぼ全てのキーワードを使いこなすことができる。 | 現代文重要キーワードを理解したり、使ったりすることに取り組むことができる。 | 現代文重要キーワードについて関心を持てず、キーワード学習に取り組むことができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
新旧問わず、近代以降の個性あふれる文章にふれながら、文章を的確に読み取ること、自分の考えを深め発展させること、漢字や語句等に対する知識を増やすこと、日本の歴史や文化や伝統を幅広く知ること、を目指した授業とする。
授業の進め方・方法:
基本的に教科書に沿ってスライドを利用した講義形式で行う。
注意点:
予習として前もって作品を読み、わからない語句等を辞書で調べてくることが望ましい。
授業内容や方法は、新型コロナウィルス感染の拡大など社会情勢の変化によって変更する可能性もあるが、その都度お知らせをする。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス 現代文重要キーワード |
授業の方針、サブテキストの取り組み方、小テスト・課題提出に関する諸注意等を理解する。
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2週 |
現代文重要キーワード 小説 アルプスの少女 |
作品を通読し概要をつかむ。作品のテーマや寓意、ナンセンス表現のおかしみを味わう。
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3週 |
現代文重要キーワード 小説 アルプスの少女 |
寓意的・ナンセンス表現を読み取り、登場人物の生き様、作者の批判的精神を理解する。
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4週 |
現代文重要キーワード 小説 アルプスの少女 |
寓意的・ナンセンス表現を読み取り、登場人物の生き様、作者の批判的精神を理解する。
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5週 |
現代文重要キーワード 小説 アルプスの少女 |
ヨハンナ・スピリ『アルプスの少女ハイジ』の概要および作品背景を理解する。その上で、作品解釈と理解を深める。
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6週 |
現代文重要キーワード 詩 宮沢賢治・吉野弘 他 |
詩の表現の舞台や場面、付与された象徴的な意味などにふれ、詩がうまれる様々なあり方を理解する
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7週 |
現代文重要キーワード 詩 ヴェルレエヌ(上田敏訳)・島崎藤村・室生犀星 |
近代詩、近代日本語の韻律を味わい、詩人特有の表現技巧や近代詩としての特徴を理解する。
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8週 |
現代文重要キーワード 詩 ヴェルレエヌ(上田敏訳)・島崎藤村・室生犀星 |
フランス象徴詩の訳詩が日本近代詩に与えた影響など、作品や作者(訳者)の時代背景・思想を理解する。
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2ndQ |
9週 |
現代文重要キーワード 小説 舞姫 |
教科書の注釈およびスライド注釈を適宜補いながら、擬古文体の特徴や魅力を味わう。
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10週 |
現代文重要キーワード 小説 舞姫 |
教科書の注釈およびスライド注釈を適宜補いながら、擬古文体の特徴や魅力を味わう。
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11週 |
現代文重要キーワード 小説 舞姫 |
作品の舞台となった時代や社会状況等を把握し、作中人物の境遇・性格・心理を把握する。
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12週 |
現代文重要キーワード 小説 舞姫 |
主人公の意識の変化を整理し、その心理を情景描写との関係で捉える。
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13週 |
現代文重要キーワード 小説 舞姫 |
作者の生い立ちや文学史的な基本事項を学ぶ。その上で作品と向き合い考えを深める。
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14週 |
現代文重要キーワード 小説 舞姫 |
同時代評にふれつつ、小説のモチーフとテーマをめぐる問題について考察する。
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15週 |
総括 |
今までの授業内容をふまえて、理解を深め直す。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | 化学(一般) | 化学(一般) | 物質を構成する分子・原子が常に運動していることが説明できる。 | 3 | |
原子のイオン化について説明できる。 | 3 | |
代表的なイオンを化学式で表すことができる。 | 3 | |
アボガドロ定数を理解し、物質量(mol)を用い物質の量を表すことができる。 | 3 | |
化学反応を反応物、生成物、係数を理解して組み立てることができる。 | 3 | |
化学反応を用いて化学量論的な計算ができる。 | 3 | |
電離について説明でき、電解質と非電解質の区別ができる。 | 3 | |
電離度から酸・塩基の強弱を説明できる。 | 3 | |
ダニエル電池についてその反応を説明できる。 | 3 | |
鉛蓄電池についてその反応を説明できる。 | 3 | |
一次電池の種類を説明できる。 | 3 | |
二次電池の種類を説明できる。 | 3 | |
電気分解反応を説明できる。 | 3 | |
電気分解の利用として、例えば電解めっき、銅の精錬、金属のリサイクルへの適用など、実社会における技術の利用例を説明できる。 | 3 | |
ファラデーの法則による計算ができる。 | 3 | |
化学実験 | 化学実験 | 有効数字の概念・測定器具の精度が説明できる。 | 3 | |
評価割合
| 授業内試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 0 | 0 | 0 | 0 | 40 | 100 |
基礎的能力 | 60 | 0 | 0 | 0 | 0 | 40 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |