経済学A

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 経済学A
科目番号 0106 科目区分 一般 / 必修選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 情報工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 なし
担当教員 武長 玄次郎

到達目標

日本と世界を取り巻く経済状況は、年々不安定さを増している。それについて、理論と実際の両面から理解できるようにすることが目標である。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1日本経済の現状と問題点を把握し、分かりやすく説明できる。日本経済の現状と問題点をある程度理解できる。日本経済の現状と問題点を十分理解できない。
評価項目2日本経済と世界の関わりを多角的に説明できる。日本経済と世界の関わりを説明できる。日本経済と世界の関わりを説明できない。
評価項目3日本経済の状況を自分の将来の問題と関連づけて考え、何らか解決策を案出できる。日本経済に関する自分の考えを提示できる。日本経済に関する自分の考えを説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
日本経済の取り巻く問題点を理解し解決策を探る。
授業の進め方・方法:
講義形式で進める。
注意点:
授業90分に対して、教科書や授業中に伝える教材等で同じ時間予習と復習を行う。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 授業方法の理解
2週 GDPとは何か GDPについて理解できる
3週 消費の仕組み 消費が経済発展とどう結びつくかを理解できる
4週 日本人の貯蓄と投資 日本人の貯蓄行動と投資について理解できる
5週 金融の仕組みと株式市場 金融および株式市場の基本的な枠組みについて理解できる
6週 貨幣の仕組み 経済の上で不可欠な、貨幣について理解できる
7週 貨幣の需要と供給 貨幣の需要と供給を適正化する仕組みを理解できる
8週 日本銀行の役割 日本銀行の歴史と業務内容、今後の役割を理解できる
2ndQ
9週 乗数理論とIS-LM分析 経済発展の理解に不可欠な、乗数理論およびIS-LM分析を理解できる
10週 経済対策の必要性と景気循環 循環する景気の中で経済対策がなぜ必要か、その効果について理解できる
11週 財政問題と国債 国債など日本の財政問題を理解できる
12週 インフレとデフレの歴史 インフレの問題点、デフレの影響を世界的・歴史的に理解できる
13週 失業問題 日本の失業問題の現状を理解できる
14週 経済成長と格差 何が経済成長をもたらし格差を生むのか、国際経済の見地から理解できる
15週 為替レートと国際通貨制度 経済を左右する為替レートの決定条件を理解し、国際的な通貨制度について認識できる
16週 まとめ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学情報系分野情報通信ネットワークプロトコルの概念を説明できる。4
プロトコルの階層化の概念や利点を説明できる。4
ローカルエリアネットワークの概念を説明できる。4
インターネットの概念を説明できる。4
TCP/IPの4階層について、各層の役割を説明でき、各層に関係する具体的かつ標準的な規約や技術を説明できる。4
主要なサーバの構築方法を説明できる。4
ネットワークを構成するコンポーネントの基本的な設定内容について説明できる。4
無線通信の仕組みと規格について説明できる。4
有線通信の仕組みと規格について説明できる。4
SSH等のリモートアクセスの接続形態と仕組みについて説明できる。4
基本的なルーティング技術について説明できる。4
基本的なフィルタリング技術について説明できる。4
情報通信ネットワークを利用したアプリケーションの作成方法を説明できる。4
その他の学習内容コンピュータウィルスやフィッシングなど、コンピュータを扱っている際に遭遇しうる代表的な脅威について説明できる。4
コンピュータを扱っている際に遭遇しうる脅威に対する対策例について説明できる。4
基本的な暗号化技術について説明できる。4
基本的なアクセス制御技術について説明できる。4
マルウェアやフィッシングなど、コンピュータを扱っている際に遭遇しうる代表的な脅威について説明できる。4
分野別の工学実験・実習能力情報系分野【実験・実習能力】情報系【実験・実習】標準的な開発ツールを用いてプログラミングするための開発環境構築ができる。4
要求仕様にあったソフトウェア(アプリケーション)を構築するために必要なツールや開発環境を構築することができる。4
要求仕様に従って標準的な手法によりプログラムを設計し、適切な実行結果を得ることができる。4

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合05000050100
基礎的能力0300002050
専門的能力0000000
分野横断的能力0200003050