ネットワークプログラミングI

科目基礎情報

学校 長野工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 ネットワークプログラミングI
科目番号 0039 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子情報工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書:RubyとSinatraではじめるWebアプリケーション開発の教科書(伊藤祥一・森北出版)
担当教員 アサノ デービッド,伊藤 祥一

到達目標

各自の仮想環境上にwebサーバを構築し,サーバ上のデータベースと連携して動作するwebアプリケーションを作成できることで(D-1)(D-2)の達成とする.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
Webアプリケーション開発各自の仮想環境上にwebサーバを構築し,サーバ上のデータベースと連携して動作するwebアプリケーションを作成することができ,自分なりの工夫を盛り込める.各自の仮想環境上にwebサーバを構築し,サーバ上のデータベースと連携して動作するwebアプリケーションを作成することができる.各自の仮想環境上にwebサーバを構築し,サーバ上のデータベースと連携して動作するwebアプリケーションを作成することができない.

学科の到達目標項目との関係

D D-1 説明 閉じる
D D-2 説明 閉じる
(D-1) 説明 閉じる
(D-2) 説明 閉じる
産業システム工学プログラム 説明 閉じる

教育方法等

概要:
近年盛んに用いられるwebアプリケーションについて基礎的なものを開発できるようになることを目標とする.ソフトウェアシステムの開発だけでなく,webアプリケーションを動かす土台となるサーバの構築と管理,セキュリティについても随時学習する.
授業の進め方・方法:
・授業は演習を中心とする.
・適宜,レポート課題を課すので,期限に遅れず提出すること.
注意点:
<成績評価>課題に対して適宜レポートを課し,レポート評価点の平均を100点満点で(D-1)(D-2)を評価し,6割以上を獲得した者をこの科目の合格者とする.
<オフィスアワー>授業の前後.電子情報工学科棟4階407窓口教員(伊藤)
<先修科目・後修科目>先修科目はオブジェクト指向,後修科目はネットワークプログラミングIIとなる.
<参考書>「UNIXという考え方―その設計思想と哲学」(Mike Gancarz著・オーム社)/「体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方 脆弱性が生まれる原理と対策の実践」(徳丸浩著・ソフトバンククリエイティブ)
<備考>ノートPCを使用する.Webアプリケーション開発は非常に広範な知識を要求される分野であるから,これまでのUNIX,ネットワーク,オブジェクト指向プログラミング言語等について十分に復習をしてから取り組み,復習を怠らないこと.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 環境構築と基本的なUNIXコマンド1 各自のノートPC上に仮想Linux環境を構築できる.基本的なUNIXコマンドを用いてこのLinux環境を管理できる.
2週 環境構築と基本的なUNIXコマンド2 各自のノートPC上に仮想Linux環境を構築できる.基本的なUNIXコマンドを用いてこのLinux環境を管理できる.
3週 静的なwebページの表示1 基本的なHTMLの構文について理解できる.仮想サーバ上に静的なHTMLファイルを置いてクライアントから表示できる.
4週 静的なwebページの表示2 基本的なHTMLの構文について理解できる.仮想サーバ上に静的なHTMLファイルを置いてクライアントから表示できる.
5週 Rubyの基本文法1 Rubyの基本的な文法について理解し,コマンドラインで簡単なプログラムを作成できる.
6週 Rubyの基本文法2 Rubyの基本的な文法について理解し,コマンドラインで簡単なプログラムを作成できる.
7週 Rubyの基本文法3 Rubyの基本的な文法について理解し,コマンドラインで簡単なプログラムを作成できる.
8週 Rubyの基本文法4 Rubyの基本的な文法について理解し,コマンドラインで簡単なプログラムを作成できる.
2ndQ
9週 動的なwebページの作成1-1 Webブラウザからのリクエストに応じたページを動的に生成して返すことができる.
10週 動的なwebページの作成1-2 Webブラウザからのリクエストに応じたページを動的に生成して返すことができる.
11週 動的なwebページの作成1-3 Webブラウザからのリクエストに応じたページを動的に生成して返すことができる.
12週 動的なwebページの作成1-4 Webブラウザからのリクエストに応じたページを動的に生成して返すことができる.
13週 動的なwebページの作成1-5 Webブラウザからのリクエストに応じたページを動的に生成して返すことができる.
14週 動的なwebページの作成1-6 Webブラウザからのリクエストに応じたページを動的に生成して返すことができる.
15週 動的なwebページの作成1-7 Webブラウザからのリクエストに応じたページを動的に生成して返すことができる.
16週
後期
3rdQ
1週 ログイン機構の実装1 安全なパスワードの保存とログインの仕組みを実装できる.
2週 ログイン機構の実装2 安全なパスワードの保存とログインの仕組みを実装できる.
3週 動的なwebページの作成2-1 Cookieによるセッションの継続・データベースとの連携を伴うwebアプリケーションを実装できる.
4週 動的なwebページの作成2-2 Cookieによるセッションの継続・データベースとの連携を伴うwebアプリケーションを実装できる.
5週 動的なwebページの作成2-3 Cookieによるセッションの継続・データベースとの連携を伴うwebアプリケーションを実装できる.
6週 動的なwebページの作成2-4 Cookieによるセッションの継続・データベースとの連携を伴うwebアプリケーションを実装できる.
7週 動的なwebページの作成2-5 Cookieによるセッションの継続・データベースとの連携を伴うwebアプリケーションを実装できる.
8週 動的なwebページの作成2-6 Cookieによるセッションの継続・データベースとの連携を伴うwebアプリケーションを実装できる.
4thQ
9週 動的なwebページの作成2-7 Cookieによるセッションの継続・データベースとの連携を伴うwebアプリケーションを実装できる.
10週 動的なwebページの作成2-8 Cookieによるセッションの継続・データベースとの連携を伴うwebアプリケーションを実装できる.
11週 動的なwebページの作成2-9 Cookieによるセッションの継続・データベースとの連携を伴うwebアプリケーションを実装できる.
12週 Ajax1 サーバーと連携して動作するクライアント側プログラムをJavaScriptで実装できる.
13週 Ajax2 サーバーと連携して動作するクライアント側プログラムをJavaScriptで実装できる.
14週 Ajax3 サーバーと連携して動作するクライアント側プログラムをJavaScriptで実装できる.
15週 Ajax4 サーバーと連携して動作するクライアント側プログラムをJavaScriptで実装できる.
16週

評価割合

試験小テスト平常点レポートその他合計
総合評価割合0001000100
配点0001000100