到達目標
これまでの計算機の歴史を説明でき,アーキテクチャの概念を理解した上で,命令セット,メモリ,入出力,プロセッサのアーキテクチャを理解し,説明できることにより(D-1),(D-2)の達成とする.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
概論 | 計算機変遷の世代および計算機アーキテクチャの概念を理解し,説明ができる. | 計算機変遷および計算機アーキテクチャの概念を理解できている. | 計算機変遷および計算機アーキテクチャの概念を理解できていない. |
各論 | 命令セット,メモリ,入出力,プロセッサの各アーキテクチャを理解し,説明できる. | 命令セット,メモリ,入出力,プロセッサの各アーキテクチャを理解できる. | 命令セット,メモリ,入出力,プロセッサの各アーキテクチャを理解できない. |
学科の到達目標項目との関係
D D-1
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D D-2
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(D-1)
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(D-2)
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産業システム工学プログラム
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教育方法等
概要:
これまでの計算機の開発の流れを理解し,現代電子計算機の基本であるノイマン型コンピュータの構成および命令セットアーキテクチャについて学ぶ。さらに高速化を目指したメモリアーキテクチャ,プロセッサアーキテクチャを具体的な技術を見ながら理解する。
授業の進め方・方法:
・授業方法は講義を中心とし,前半後半でそれぞれ1回ずつ演習問題を与える。
・本科目は学修単位科目であり,授業時間15時間に加えて,自学自習時間30時間が必要である。
注意点:
<成績評価>試験(80%),小テスト(20%)合計100点満点中前半の内容で(D-1)を,後半の内容で(D-2)を評価し,合計の6割以上を獲得した者を合格とする.
<オフィスアワー>放課後 16:00 ~ 17:00,電子情報工学科棟3階302.この時間にとらわれず必要に応じて来室可.
<先修科目・後修科目>先修科目はマイクロコンピュータとなる.
<備考>用語が多いが,よく理解して覚えていくことが重要である。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
計算機の変遷 |
これまでの計算機の変遷(世代)を説明できる.
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2週 |
基本素子と情報の表現 |
デジタルな表現方法やこれを処理するデジタル回路を知り、説明できる.
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3週 |
演算器と記憶機構 |
演算器とメモリの基本構造が説明できる.
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4週 |
プログラミング |
機械語命令およびコンピュータによる命令の形式や格納方式について説明できる.
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5週 |
パイプライン |
パイプラインについて説明できる.
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6週 |
浮動小数点およびサブルーチン |
浮動小数点演算の機構、サブルーチンの仕組みを説明できる.
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7週 |
キャッシュと予測 |
キャッシュおよびコンピュータの性能評価について説明できる.
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8週 |
前半の理解度のチェック
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前半の内容を説明できる.
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4thQ |
9週 |
スーパスカラとVLIW |
スーパスカラとVLIWについて説明できる.
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10週 |
アクセラレータ |
アクセラレータと呼ばれる機構について説明できる.
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11週 |
オペレーションシステムの役割 |
オペレーションシステムの役割について説明できる.
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12週 |
プロセス |
プロセスに関して説明できる.
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13週 |
記憶階層 |
仮想記憶に関して説明できる.
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14週 |
入出力と周辺装置及び仮想化システム |
周辺装置について理解し説明できる. 仮想化技術およびマルチコアを説明できる.
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15週 |
期末達成度試験 |
これまで学習してきた内容を説明,記述できる.
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16週 |
予備授業 |
補足事項等を理解できる.
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評価割合
| 試験 | 小テスト | 平常点 | レポート | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 100 |
配点 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 100 |