到達目標
(ア)第一次世界大戦から現代までの世界の変化のおおきな流れと政治状況を説明できる。
(イ)第二次世界大戦にどのような国が参加し、どのように関わったのか、また、戦争がどのような経過をたどったのか説明できる。
(ウ)第二次世界大戦後のアメリカ・ソ連を中心にした世界秩序形成とその変化に日本がどのように関わったのかを説明できる。
(エ)近代から現代への日本社会のおおきな変化を世界状況の中に位置付けて説明できる。
(オ)現代社会が抱えるさまざまな問題について、技術者としてどのように関わっていくかを考えることができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 最低限の到達レベルの目安(可) | 未到達レベルの目安 |
評価項目(A) | 第一次世界大戦から現代までの世界の変化のおおきな流れと政治状況を理解し、説明できる。 | 第一次世界大戦から現代までの世界の変化のおおきな流れと政治状況を理解できる。 | 第一次世界大戦から現代までの世界の変化のおおきな流れと政治状況を理解できない。 |
評価項目(B) | 近代から現代への日本社会のおおきな変化を世界状況の中に位置付けて説明できる。 | 近代から現代への日本社会のおおきな変化を世界状況の中に位置付けて理解できる。 | 近代から現代への日本社会のおおきな変化を世界状況の中に位置付けて理解できない。 |
評価項目(C) | 現代社会が抱えるさまざまな問題について十分に理解し、技術者としてどのように関わっていくかを考えることができる。 | 現代社会が抱えるさまざまな問題について基礎を理解し、技術者としてどのように関わっていくかを考えることができる。 | 現代社会が抱えるさまざまな問題についての理解が不十分で、技術者としてどのように関わっていくかを考えることができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
第一次世界大戦とその悲惨な結果は、ヨーロッパが中心になってつくりあげてきた近代世界のありかたを根本から問い直すことになった。だが、世界は再度、第二次世界大戦という大戦争を経験し、日本も深く関わったのである。
この授業では、近代日本の発展とその問題点を学び、第一次世界大戦後の世界から、第二次世界大戦にいたる世界状況とその経過、そして戦後大きく変化した世界と日本について理解し、われわれが今生きている現代社会の問題点と未来を考える。
授業の進め方・方法:
教科書に沿って、毎回自作のプリントを配布し、基本的に講義形式で進めていく。
注意点:
日々の復習を欠かさないこと。事件を暗記するだけでなく、その原因や結果、現在とのつながりについても理解するよう努力すること。
選択必修の種別・旧カリ科目名
選択必修(社)
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ロシア革命(社会主義国家の誕生とその問題点) |
ロシア革命からソ連成立までの経緯を説明できる。
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2週 |
第一次世界大戦後の世界と日本(新たな国際体制の展開と日本の台頭) |
大戦後の新体制の成立とその中での日本の地位を説明できる。
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3週 |
民族自決とアジアの民族運動(インド、中東、東アジアの独立運動) |
第一次世界大戦後のアジアでの独立運動について説明できる。
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4週 |
近代日本とアジア(日本の海外侵略とその影響) |
近代日本の海外侵略について説明できる。
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5週 |
近代日本とアジア(日本の海外侵略とその影響) |
近代日本の海外侵略について説明できる。
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6週 |
世界恐慌の時代(世界経済の混乱とその影響) |
世界恐慌の原因と恐慌への対応策について説明できる。
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7週 |
ファシズムの台頭から第二次世界大戦へ(ファシズム諸国の侵略と諸国の対応、第二次世界大戦の開始) |
イタリア、ドイツ、日本を中心として、ファシズム国家の成立とその活動について説明できる。
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8週 |
ファシズムの台頭から第二次世界大戦へ(ファシズム諸国の侵略と諸国の対応、第二次世界大戦の開始) |
イタリア、ドイツ、日本を中心として、ファシズム国家の成立とその活動について説明できる。
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4thQ |
9週 |
第二次世界大戦の展開と終結(ヨーロッパの戦争、アジアの戦争) |
第二次世界大戦の展開について説明できる。
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10週 |
第二次世界大戦の展開と終結(ヨーロッパの戦争、アジアの戦争) |
第二次世界大戦の終結について説明できる。
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11週 |
第二次世界大戦後の国際秩序(国際平和へのとりくみ、冷戦の開始) |
第二次世界大戦後の国際秩序について説明できる。
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12週 |
冷戦と第三世界の独立(冷戦期の世界と日本) |
冷戦時代の政治・経済の推移について説明できる。
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13週 |
冷戦と第三世界の独立(冷戦期の世界と日本) |
冷戦時代の政治・経済の推移について説明できる。
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14週 |
国際体制の変化と冷戦後の世界(冷戦の終結から新たな国際秩序の形成) |
冷戦体制の終結とその影響について説明できる。
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15週 |
国際体制の変化と冷戦後の世界(冷戦の終結から新たな国際秩序の形成) |
冷戦体制の終結とその影響について説明できる。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 中間試験 | 定期試験 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 35 | 55 | 10 | 100 |
基礎的能力 | 35 | 55 | 10 | 100 |