機械工学概論

科目基礎情報

学校 米子工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 機械工学概論
科目番号 0013 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 物質工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 適宜,プリントを配布する
担当教員 藤井 雄三,郡原 宏

到達目標

機械材料の性質と,その応用について説明できる.
材料力学基礎知識について説明できる.
種々の機械要素や装置等が説明できる.
ものづくりに直接かかわってくる機械工作法について説明できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1機械材料の性質と,その応用について説明できる。機械材料の性質と,その応用についてある程度説明できる。機械材料の性質と,その応用について説明できない。
評価項目2材料力学基礎知識について説明できる。材料力学基礎知識についてある程度説明できる。材料力学基礎知識について説明できない。
評価項目3種々の機械要素や装置等を説明できる。種々の機械要素や装置等をある程度説明できる。種々の機械要素や装置等を説明できない。
ものづくりに直接かかわってくる機械工作法について説明できる。ものづくりに直接かかわってくる機械工作法についてある程度説明できるものづくりに直接かかわってくる機械工作法について説明できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-4 説明 閉じる
JABEE d1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
機械工学はものづくりの基本となる学問であり,物質工学科の学生にとってものを製造するうえで,中心的な役割を果たす重要な基礎科目である.機械工学に関連する学問の分野はかなり広範な領域にまたがっているが,本講義では,金属材料学,材料力学,機械要素,機械工作法などの基礎的な知識を習得することを目的とする.
授業の進め方・方法:
座学を基本にして講義を進めるが,理解を深めるために実際の事例および現物の紹介をする.授業内容を実務面からも理解できるようにプリントの配布ならびに演習を多く取り入れる.
注意点:
成績は定期試験70%,レポート30%により評価する.評価が60点未満の場合は再試験を実施する.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 学習内容について確認する。
2週 材料の強度(応力とひずみ) 材料の強度(応力とひずみ)について説明できる。
3週 材料の強度(静的荷重,繰返し荷重,疲労) 材料の強度(静的荷重,繰返し荷重,疲労)について説明できる。
4週 材料の強度(静的荷重,繰返し荷重,疲労) 材料の強度(静的荷重,繰返し荷重,疲労)について説明できる。
5週 材料の強度(硬さ) 材料の強度(硬さ)について説明できる。
6週 材料の強度(熱処理) 材料の強度(熱処理)について説明できる。s
7週 材料の種類 材料の種類について説明できる。
8週 材料の種類 材料の種類について説明できる。
2ndQ
9週 材料力学(ねじりモーメントを受ける軸) 材料力学(ねじりモーメントを受ける軸)について説明できる。
10週 材料力学(ねじりモーメントを受ける軸) 材料力学(ねじりモーメントを受ける軸)について説明できる。
11週 材料力学(曲げモーメントを受ける軸) 材料力学(曲げモーメントを受ける軸)について説明できる。
12週 材料力学(曲げモーメントを受ける軸) 材料力学(曲げモーメントを受ける軸)について説明できる。
13週 転がり軸受(損傷形態) 転がり軸受(損傷形態)について説明できる。
14週 転がり軸受(寿命と選定法) 転がり軸受(寿命と選定法)について説明できる。
15週 試験
16週
後期
3rdQ
1週 すべり軸受(選定の要件:流体工学を一部含む) すべり軸受(選定の要件:流体工学を一部含む)について説明できる。
2週 すべり軸受(選定の要件:流体工学を一部含む) すべり軸受(選定の要件:流体工学を一部含む)について説明できる。
3週 ねじ(ねじの基礎,ねじの原理,ねじジャッキ) ねじ(ねじの基礎,ねじの原理,ねじジャッキ)について説明できる。
4週 ねじ(ねじの基礎,ねじの原理,ねじジャッキ) ねじ(ねじの基礎,ねじの原理,ねじジャッキ)について説明できる。
5週 機構(自由度) 機構(自由度)について説明できる。
6週 機構(機構の解析法) 機構(機構の解析法)について説明できる。
7週 ベルト,ブレーキ ベルト,ブレーキについて説明できる。
8週 ベルト,ブレーキ ベルト,ブレーキについて説明できる。
4thQ
9週 歯車(歯車の原理) 歯車(歯車の原理)について説明できる。
10週 歯車(歯車の原理,遊星歯車装置) 歯車(遊星歯車装置)について説明できる。
11週 機械工作法(各種の工作法) 機械工作法(各種の工作法)について説明できる。
12週 機械工作法(各種の工作法) 機械工作法(各種の工作法)について説明できる。
13週 機械工作法(加工法と工作精度) 機械工作法(加工法と工作精度)について説明できる。
14週 機械工作法(加工法と工作精度) 機械工作法(加工法と工作精度)について説明できる。
15週 機械工作法(加工法と工作精度) 機械工作法(加工法と工作精度)について説明できる。
16週 定期試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000030100
基礎的能力0000000
専門的能力70000030100
分野横断的能力0000000