練習船実習

科目基礎情報

学校 広島商船高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 練習船実習
科目番号 0045 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 3.5
開設学科 商船学科(機関コース) 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 3.5
教科書/教材 実習ノート(サリーポート)、指示された教科書及び辞書
担当教員 大内 一弘,茶園 敏文

到達目標

(1)航海当直,機関当直を通して船舶職員としての基本を身につける。
(2)自ら(グループ)船舶を安全に運航する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1航海当直,機関当直を通して船舶職員としての基本を身につけ指導できる。航海当直,機関当直を通して船舶職員としての基本を身につける。航海当直,機関当直を通して船舶職員としての基本を身につけられない。
評価項目2グループの指導者となり船舶を安全に運航できる。自ら(グループ)船舶を安全に運航できる。自ら(グループ)船舶を安全に運航できない。
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
校内練習船「広島丸」で泊を伴う実習を行い専門的知識・技術とその応用力の取得し,第一種養成施設としての必要履修科目を満たす。
授業の進め方・方法:
船内において、座学による講義と機関室内にて実技で授業を行う。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 船舶用務 船内要務、航海実務、運航概要
2週 当直実習 機関運転法、航海当直法、停泊当直法
3週 運用実習 操船法、出入港法
4週 航海実習 航海計器の取扱い、沿岸、天文、電波の各航法
5週 機関管理 機器、装着性能検査、管理、点検、整備
6週 保安応急法 保安応急法
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の工学実験・実習能力商船系分野(機関)【実験・実習能力】校内練習船実習機器の名称と用途を説明できる。3前5
ポンプにおいては、吸吐出弁解放手順を間違わずに運転することができる。3前5
各機器においては、運転手順を間違わずに始動できる。3前5
弁(バルブ)の種類・構造及び用途を説明できる。3前5
燃料油、潤滑油、冷却清水、冷却海水等各系統の流体の流れを説明できる。3前5
主機関の運転のため各系統の役割をプラントとして説明できる。3前5
主機関を運転する上で暖機の必要性を説明できる。3前5
主機関の暖機及び運転準備を出港時間に合わせた計画をたてる作業できる。3前5
主機関試運転まで手順通りにできる。3前5
機関の運転管理及び保守管理ができる。3前5
機関室における航海当直基準を遵守できる。3前5
船橋における航海当直基準(気象海象含む)を遵守できる。3前5
停泊当直においても当直基準を遵守できる。3前5
M0当直を理解して遵守できる。3前5
発電機の並行運転ができる。3前5
主機関の温度、圧力を正しく計測できる。3前5
補機の温度、圧力を正しく計測できる。3前5
機器の圧力等を正しく計測できる。3前5
計測した事項を正確に記入できる。3前5
正午計算ができる。3前5
記載事項を英文で記入できる。3前5
テスター等の測定具及び工具の取扱いができる。3前5
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3前1
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3前1
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。3前1
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。3前1
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。3前1
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。3前1
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。3前1
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。3前1
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。3前1
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている3前1
法令やルールを遵守した行動をとれる。3前1
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。3前1
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。3前1
総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。3
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合250500025100
基礎的能力0000000
専門的能力250500025100
分野横断的能力0000000