概要:
現代社会における仕事環境においてコンピュータを利用する事は必要不可欠であり、これに関する知識や技術を修得しておくことは必須のものとなっている。本授業では、情報リテラシーで学習した内容を踏まえて、より実践的な題材を対象にデータ処理を行い、実際にこれらを用いる力を養うことを目的とする。具体的には、表計算ソフトExcelによるデータ処理の基礎、関数、マクロ、VBA によるプログラミングの基礎を演習する。
授業の進め方・方法:
コンピュータを用いた演習形式で実施する。
注意点:
今後の呉高専での学習はもとより、社会に出てから必ず必要になる技術を学ぶ。
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
Excelによるデータの整理と計算 |
Excelを用いてデータを整理することができる。
|
2週 |
Excelによるデータの整理と計算 |
Excelを用いて演算することができる。
|
3週 |
Excelによるデータの整理と計算 |
Excelを用いて適切な表やグラフを作成できる。
|
4週 |
Excel 関数 |
適切なExcel 関数を用いて様々な計算を実行できる。
|
5週 |
Excel 関数 |
適切なExcel 関数を用いて様々な計算を実行できる。
|
6週 |
Excel 関数 |
適切なExcel 関数を用いて様々な計算を実行できる。
|
7週 |
Excel によるグラフ作成と回帰分析 |
Excel を用いてグラフ作成と回帰分析を実行できる。
|
8週 |
演習:複数の関数を用いた表計算 |
複数の関数を使用してExcelで実行できる。
|
2ndQ |
9週 |
演習:複数の関数を用いた表計算 |
複数の関数使用してExcelで実行できる。
|
10週 |
マクロおよびコントロール |
マクロ機能を使用できる(マクロ記録処理、チェックボックス、テキストボックス、オプションボタン)。
|
11週 |
マクロおよびコントロール |
マクロ機能を使用できる(マクロ記録処理、チェックボックス、テキストボックス、オプションボタン)。
|
12週 |
フローチャートの意義および表記方法 |
フローチャートの意義および表記方法を説明できる。
|
13週 |
VBA によるプログラミング基礎 |
VBA で基礎的なプログラムを作成できる(VBA の操作法、簡単な文法、配列、各種の関数)
|
14週 |
VBA によるプログラミング基礎 |
VBA で基礎的なプログラムを作成できる(VBA の操作法、簡単な文法、配列、各種の関数)
|
15週 |
VBA によるプログラミング基礎 |
制御文を用いたプログラムを作成できる(反復計算、条件分岐)
|
16週 |
|
|
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。 | 3 | |
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。 | 3 | 前1,前8 |
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。 | 3 | |
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。 | 3 | |
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。 | 3 | |
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。 | 3 | |
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。 | 3 | |
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。 | 3 | |
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。 | 3 | |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している | 3 | |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。 | 3 | |