到達目標
1.生体内の代謝反応が酵素反応の組み合わせでできていることを理解する。
2.代謝反応により生体内でエネルギーが生じる仕組みを理解する。
3.各種生理活性物質の合成、分解メカニズムについて理解する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 生体内の代謝反応が酵素反応の組み合わせでできていることを理解し、説明できる。 | 生体内の代謝反応が酵素反応の組み合わせでできていることを理解する。 | 生体内の代謝反応が酵素反応の組み合わせでできていることを理解できない。 |
評価項目2 | 代謝反応により生体内でエネルギーが生じる仕組みを理解し、説明できる。 | 代謝反応により生体内でエネルギーが生じる仕組みを理解する。 | 代謝反応により生体内でエネルギーが生じる仕組みを理解できない。 |
評価項目3 | 各種生理活性物質の合成、分解メカニズムについて理解し、説明できる。 | 各種生理活性物質の合成、分解メカニズムについて理解する。 | 各種生理活性物質の合成、分解メカニズムについて理解できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
生体物質を取り扱う技術者に必要な基礎的な生体物質の特性、機能および単離法、化学修飾について学び、工業への応用を身につける。
授業の進め方・方法:
講義形式にて行う。本科の生物応用化学科生物コースで学んでいた内容を基本として、生体有機物質の役割および代謝メカニズムについて学んでいく。コース毎に理解度の差が出ることが考えるため、相互に意見を交換しあったり、わからないことはきちんと質問して下さい。
第14週は学生の興味ある内容を中心に最新のトピックスについて講演を行います。
関連科目:生物有機化学II、代謝工学、機能性高分子
本科目は学修単位科目であるので、授業時間以外での学修が必要であり、これを課題として課す。
注意点:
2回の試験結果(中間試験(45 %), 期末試験(45 %))およびレポート・復習テスト(10 %)により評価する。
60点以上を合格とする。
再試験は必要に応じて行う。
回によっては指定した教科書のページを事前に読んでおくこと。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス |
全体内容のガイダンスを行う
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2週 |
糖の構造と分類、代謝 |
糖の構造と分類を学ぶ
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3週 |
炭水化物の構造と分類、代謝 |
炭水化物の構造と分類を学ぶ 解糖系・TCA回路について学ぶ
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4週 |
脂質の構造と分類 |
脂質の構造と分類を学ぶ
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5週 |
脂質の代謝 |
脂質の分解、合成反応について学ぶ
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6週 |
抗生物質 |
抗生物質の構造と分類を学ぶ
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7週 |
アミノ酸の分類、代謝 |
アミノ酸の構造と分類を学ぶ 窒素代謝について学ぶ。
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8週 |
内容のまとめ |
全体内容の総まとめ
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4thQ |
9週 |
生理活性物質(ホルモン、神経伝達物質など) |
生理活性物質の構造や作用メカニズムについて学ぶ
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10週 |
医薬品 |
医薬品の構造や作用メカニズムについて学ぶ
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11週 |
免疫 |
免疫の作用メカニズムについて学ぶ
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12週 |
ビタミン |
ビタミンの構造や作用メカニズムについて学ぶ
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13週 |
各種代謝反応 |
食品などの様々な代謝反応を学ぶ
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14週 |
生体物質に関する最新トピックス |
生体物質に関する最新トピックスについて講義を行う
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15週 |
内容の総まとめ |
全体内容の総まとめ
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 90 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 55 |
専門的能力 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 45 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |