概要:
本授業では,C言語のプログラミング技術について学ぶ.大きなプログラムの作成をC言語で行える方法を習得し,各自がプログラムを作成することにより,ソフトウェア開発力を養う.授業は,講義と演習をセットで実施し,講義で習った内容についての演習・自宅課題を行うことにより実践的に理解する.また,総合演習では,ゲームプログラムを題材としてとりあげ,講義を行った後に,各自の自由な発想でプログラムを作成し,発表を行うことによって,言語理解とプログラム構築方法を学ぶ授業である.
(科目情報)
授業時間 41.75時間
授業の進め方・方法:
前半は、演習と課題によってC言語のプログラミングを理解する.後半は総合演習で長いプログラムを作成して,プログラムの構成方法を理解する.
(事前学習)
基本的なアルゴリズムの原理及びサンプルプログラムについて説明を行い,学んだ事項の応用プログラムの作成を行う.
(単位修得の条件について)
総合評価60点以上を単位修得の条件とする.
注意点:
【履修上の注意】
(1) 積極的に取り組む 質問はいつでも受け付ける.
(2) 作業着(上着)を着用する.
(3) プログラム作成が時間内に終了しない場合には期限までに時間外で完成させること.
【自学上の注意】
サンプルプログラムを自分で作成実行する習慣をつけること.
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | プログラミング | 代入や演算子の概念を理解し、式を記述できる。 | 4 | 前1,前6,前10,前11,前12,前13,前14 |
プロシージャ(または、関数、サブルーチンなど)の概念を理解し、これらを含むプログラムを記述できる。 | 4 | 前1,前3,前4,前5,前6,前8,前10,前11,前12,前13,前14 |
変数の概念を説明できる。 | 4 | 前1,前7,前10,前11,前12,前13,前14 |
データ型の概念を説明できる。 | 4 | 前1,前2,前6,前7,前10,前11,前12,前13,前14 |
制御構造の概念を理解し、条件分岐を記述できる。 | 4 | 前1,前7,前10,前11,前12,前13,前14 |
制御構造の概念を理解し、反復処理を記述できる。 | 4 | 前1,前10,前11,前12,前13,前14 |
与えられた問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。 | 4 | 前10,前11,前12,前13,前14 |
ソフトウェア生成に必要なツールを使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。 | 4 | 前10,前11,前12,前13,前14 |
与えられたソースプログラムを解析し、プログラムの動作を予測することができる。 | 4 | 前10,前11,前12,前13,前14 |
分野別の工学実験・実習能力 | 情報系分野(実験・実習能力) | 情報系分野(実験・実習能力) | フローチャートなどを用いて、作成するプログラムの設計図を作成することができる。 | 4 | 前1,前4,前8,前9,前10 |