環境学実験

科目基礎情報

学校 沖縄工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 環境学実験
科目番号 3408 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 生物資源工学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 4
教科書/教材
担当教員 磯村 尚子,萩野 航,渡邊 謙太

到達目標

基本的な物理化学的環境要因及び生物多様性の詳細と測定方法・定量評価について学び、説明できることを目標とする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限必要な 到達レベル(可)
環境要因・生態系の各項目と人間生活との関連を理解することができる。 環境影響評価・生物多様性評価の目的を理解し、実問題に対して適切な定性的、定量的手法を選択して実践することができる。環境影響評価・生物多様性評価の目的を理解し、定性的、定量的手法を選択して実践することができる。環境影響評価・生物多様性評価の目的を理解できる。
環境要因・生物多様性の測定を行って結果をまとめることができる。得られたデータの意味を理解し、定性的、定量的解析を柔軟に実践することができる。得られたデータの意味を理解し、定性的、定量的解析を実践することができる。得られたデータの意味を理解できる。
基準となる環境要因・生物多様性の値と比較することで結果の解釈ができ、解決策の提案ができる。得られたデータの要点を理解して記述し、改善点を示すことができる。得られたデータの要点を理解して記述することができる。得られたデータの要点を理解できる。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
基本的な物理化学的環境要因及び生物多様性の詳細と測定方法・定量評価について学び、説明できることを目標とする。
授業の進め方・方法:
発表資料・レポートで評価し、60%以上を合格とする。
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス、野外調査 I-1 授業の概要説明、野外調査の準備を行う。
2週 野外調査 I-2 野外調査を辺野古周辺で行う。
3週 野外調査 I-3 野外調査のデータを整理し、発表・レポート作成を行う。
4週 野外調査 I-4 野外調査のデータを解析し、発表・レポート作成を行う。
5週 野外調査II(植生・土壌)-1 植生と土壌調査の準備を行う。
6週 野外調査II(植生・土壌)-2 植生と土壌調査を野外(高専周辺)で行う。
7週 野外調査II(植生・土壌)-3 調査で採集した生物のソーティング・同定を行う。
8週 野外調査II(植生・土壌)-4 調査で採集した生物のソーティング・同定を行う。
2ndQ
9週 野外調査II(植生・土壌)-5 得られたデータを解析し、発表準備をする。
10週 野外調査II(植生・土壌)-6 結果を発表する。
11週 環境学習 教員の環境研究事例を紹介する。
12週 環境保全実験Ⅰ 環境の保全や改善につながるテーマを考える。
13週 環境保全実験Ⅱ 実際に実験等に取り組む。
14週 環境保全実験Ⅲ(成果報告) 実際に実験等に取り組む。
15週 環境保全実験Ⅳ(成果報告) 班毎に成果を報告し、改善・提言を行う。
16週

評価割合

定期試験小テストレポートその他(演習課題・発表・実技・成果物等)合計
総合評価割合006040100
基礎的理解00301040
応用力(実践・専門・融合)00201030
社会性(プレゼン・コミュニケーション・PBL)00102030
主体的・継続的学習意欲00000