生理学

科目基礎情報

学校 沖縄工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 生理学
科目番号 4409 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 生物資源工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 担当教員が準備したワークブック、PPTスライド、プリントを用いて授業を進める。<参考資料>いちばんやさしい生理学(成美堂出版)、生理学ワークブック(医歯薬出版株式会社)、カラーイラストで学ぶ集中講義 生理学(メジカルビュー社)、Essential細胞生物学 原書第5版(南江堂)
担当教員 池松 真也

到達目標

生物化学系技術者に必要とされるライフサイエンスの基礎知識を有し、生物工学分野に応用できる。 基本的な生理学、特に動物に関する生理学䛾知識を持つ。生体の恒常性を維持するための仕組みを理解している。 全て䛾授業にMCC目標 V-E-6, V-E-7,VIII-A・B・Cがあてはまる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限必要な 到達レベル(可)
生理学の基礎知 識を身につける。生理学的な仕組みを認識できる。特に、動物 生体調節機構と多細胞細胞システムを理解し、理論的に考察ができる。動物に備わる生理学的調節機構を 認識できる。そのシステムが生体内でどの様な機能と機構を持っているか把握できる。動物に備わる生理学的調節機構を認識できる。
生命・生理を理解 するうえで、動 物のからだにお ける細胞の仕組み を理解する。動物の生体内において、細胞の種々の調節機能 を理解できる。 細胞が担うそれ ぞれの役割を 理解し、その生理 調節機能の多様 性に関して理論的動物の生体内において細胞の種々 の調節機能を理解し、細胞が担うそれぞれの役割を理解している。細胞の種々の調節機能を理解できる。
各組織器官の機 能を理解する。動物の生体内において種々の調節機構を理解し、理 論的な考察ができる。動物の生体内において、種々の調節機構が機能していることを理解できる。動物のからだにおける生理調節機能が存在することを理解する。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
講義の内容を統括的に理解できること。具体的には、それぞれのテーマにおいて、その概要を講義を聞いてな い人が理解できるように正しく説明できれば、十分に達成水準に達しているといえる。
授業の進め方・方法:
中間・期末試験の他、知識の定着のため、確認テストも実施する。
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 シラバス・生理学の基礎 授業の進め方や生理学の重要性について理解する。(生命の定義)カルタヘナ法の学習(遺伝子組換え実験用講習)。
2週 生物学・生化学の基礎 生物学・生化学の基礎を復習する。
3週 消化器系の働き① 消化と吸収の仕組みを学ぶ。
4週 消化器系の働き② エネルギー代謝とATPについて学ぶ。
5週 腎・泌尿器系の働き① 腎・泌尿器の役割について学ぶ。
6週 腎・泌尿器系の働き② 尿を作る仕組みと排尿のプロセスについて学ぶ。
7週 筋・骨格系の働き 筋肉の種類と働き、骨の働きと形成について学ぶ。
8週 中間試験(行事予定で週変更可) ここまでの学習での知識の定着を評価する。
2ndQ
9週 脳・神経系の働き① 神経系の機能と分類について学ぶ。
10週 脳・神経系の働き② 中枢神経の構成について学ぶ。
11週 内分泌系の働き① ホルモンの作用の仕組みについて学ぶ。
12週 内分泌系の働き② ホルモンの分類と具体的なホルモン個々の作用について学ぶ。
13週 口腔内の生理学 口腔内の生理について学ぶ。
14週 循環器系の働き① 循環器系の役割について学ぶ。
15週 循環器系の働き② 心臓の役割について学ぶ。
16週 期末試験

評価割合

試験確認テスト相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力6010000070
応用力(実践・専門・融合)2010000030
分野横断的能力0000000