PlanningⅡ

Course Information

College Akashi College Year 2020
Course Title PlanningⅡ
Course Code 0081 Course Category Specialized / Compulsory
Class Format Lecture Credits School Credit: 1
Department Civil Engineering Student Grade 4th
Term Second Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 土木計画学 社会資本整備とマネジメント (川本義海 寺内義典 山﨑基浩 山田稔:著、オーム社)教科書を補足するための資料も随時配布する。
Instructor ISHIMATSU Kazuhito

Course Objectives

1)基礎統計、確率分布について理解し、社会現象に適用することができる。
2)各種分析手法などを用いて現象を数式化するための統計的処理を行うことができる。
3)各種分析手法などを用いて社会現象のモデルを構築することができる。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1十分に、基礎統計、確率分布について理解し、社会現象に適用することができる。基礎統計、確率分布について理解し、社会現象に適用することができる。基礎統計、確率分布について理解しておらず、社会現象に適用することができない。
評価項目2十分に、各種分析手法などを用いて現象を数式化するための統計的処理を行うことができる。各種分析手法などを用いて現象を数式化するための統計的処理を行うことができる。各種分析手法などを用いて現象を数式化するための統計的処理を行うことができない。
評価項目3十分に、各種分析手法などを用いて社会現象のモデルを構築することができる。各種分析手法などを用いて社会現象のモデルを構築することができる。各種分析手法などを用いて社会現象のモデルを構築することができない。

Assigned Department Objectives

学習・教育到達度目標 (C) See Hide
学習・教育到達度目標 (D) See Hide
学習・教育到達度目標 (F) See Hide

Teaching Method

Outline:
 この科目は、民間シンクタンクに在籍し、都市・地域計画および経済分析を担当していた教員が、社会資本を計画設計する上で必要とされる、確率統計や統計的処理手法の基本的な考え方を理解させる。さらに、社会現象の数理化やシステムの最適化の手法についても修得させる。
Style:
教科書に基づいた講義を行う。
成績評価は2回の筆記試験(70%)、演習課題とレポート(20%)、質疑応答など授業への取り組み姿勢(10%)から総合して行い、60%以上達成したものを合格とする。
Notice:
 計画学の基本的な考え方を理解し、演習を通して確実に自分のものとしていく。演習課題などを通して、社会現象のモデル化の基本的な考え方や結果の解釈法を修得する。
合格の対象としない欠席条件(割合) 1/3以上の欠課

Course Plan

Theme Goals
2nd Semester
3rd Quarter
1st 基礎統計について
標本論・区間推定・標本抽出について講義する。
標本論・区間推定・標本抽出について説明することができる。
2nd 確率分布 I
超幾何分布・二項分布・多項分布・ポアソン分布・ガンベル分布の誘導と解説を行う。
超幾何分布・二項分布・多項分布・ポアソン分布・ガンベル分布の誘導を理解し、説明することができる。
3rd 確率分布 II
離散型確率分布の分布間の関係を統一的に説明し、社会現象への適用を行う。
離散型確率分布の分布間の関係を統一的に理解し、社会現象への適用を行うことができる。
4th 確率分布 III
確率分布の演習を行う。更に、2年時の数学演習で学んだ正規分布の復習を行う。
各種の確率分布に関する演習問題を理解する。
5th 相関分析
標識間や個体間の関連度合いを示す指標である相関係数・相関比・属性相関の解説と演習を行う。
標識間や個体間の関連度合いを示す指標である相関係数・相関比・属性相関について説明することができる。
6th 分散分析 I
要因の効果を定量的に分析する、分散分析(考え方・要因・水準効果・構造模型・分散分析表)の解説を行う。
要因の効果を定量的に分析する、分散分析(考え方・要因・水準効果・構造模型・分散分析表)について説明することができる。
7th 分散分析 II
構造模型・要因効果・分散比のF分布検定・結果の解釈から、分散分析について例題を交えて解説する。
構造模型・要因効果・分散比のF分布検定・結果の解釈から、評価することができる。
8th 中間試験
4th Quarter
9th 中間試験の答え合わせ、実験計画法 I
前期中間試験の返却と答え合わせ。実験計画法の直交表について講義する。
実験計画法における直交表について説明することができる。
10th 実験計画法 II
直交表を用いて、多要因を考慮した複雑な実験を簡略化する実験計画の方法の解説と演習を行う。
直交表を用いて、多要因を考慮した複雑な実験を簡略化する実験計画の方法について説明することができる。
11th 回帰分析 I
回帰分析の最小二乗法について講義する。回帰分析の第1回目は、単回帰分析。
単回帰分析における最小二乗法について説明することができる。
12th 回帰分析 II
パラメータ決定の条件式である正規方程式の誘導と、適合度や有意性について講義する。単回帰分析から重回帰分析へと拡張する。
パラメータ決定の条件式である正規方程式の誘導と、適合度や有意性について説明することができる。
13th 回帰分析 III
回帰分析を様々な曲線データに適用するための方法を示し、正規方程式を誘導する。
回帰分析を様々な曲線データに適用するための方法を理解し、正規方程式を誘導することができる。
14th 重回帰分析演習 I
重回帰分析の理論に関する説明と教室での分析演習。
重回帰分析の理論について説明することができる。
15th 重回帰分析演習 II
重回帰分析演習の第2回目は、情報センターでの計算と分析の実行。
重回帰分析に関する練習問題を解くことができる。
16th 期末試験

Evaluation Method and Weight (%)

試験演習課題レポート相互評価授業への取り組み状況ポートフォリオその他Total
Subtotal702001000100
基礎的能力0000000
専門的能力702001000100
分野横断的能力0000000