Disaster Prevention Engineering

Course Information

College Akashi College Year 2021
Course Title Disaster Prevention Engineering
Course Code 0112 Course Category Specialized / Elective
Class Format Lecture Credits Academic Credit: 2
Department Civil Engineering Student Grade 5th
Term Second Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 淵田邦彦・疋田誠・檀和秀・吉村優治・塩野計司:防災工学、コロナ社、2014年
Instructor NABESHIMA Yasuyuki,SHIBUTANI Yoko

Course Objectives

(1)地震をはじめとする様々な自然災害の種類とその発生原因および防災対策について正確に理解し、他者に説明できる。
(2)振動の基礎理論について理解し、振動方程式を立て、その解を求めることができる。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1自然災害の種類と発生原因について具体的に説明でき,対策についても説明できる。自然災害の種類と発生原因について理解でき,対策についても理解できる。自然災害の種類と発生原因について説明できず,対策についても説明できない。
評価項目2振動の基礎方程式をたて,その解をもとめ,共振の原理を説明できる。振動の基礎方程式をたて,その解をもとめることができる。振動の基礎方程式をたてることができない。

Assigned Department Objectives

学習・教育到達度目標 (D) See Hide
学習・教育到達度目標 (H) See Hide

Teaching Method

Outline:
わが国は地震、火山噴火、津波および水害などの自然災害が多発し、その度に多くの人命や社会資産が失われている。これらの被害を最小限にとどめるため、自然災害についての基礎知識を習得すると共に防災技術について学習する。(オムニバス形式、鍋島:第1~7週,澁谷:第9~14週)
この科目では民間建設会社の研究所で気候変動プロジェクトならびに沿岸災害研究に従事していた教員がその経験を活かして沿岸災害からの防災について講義形式で授業を行う。
Style:
主に講義形式で行うが,必要に応じて具体的な自然災害について課題を課す。(オムニバス形式、鍋島:第1~7週,澁谷:第9~14週)
Notice:
自然災害に対する防災技術について学習するため、これまでに学習した構造力学、水理学、地盤工学などを復習し、整理しておくことが必要である。また、本科目は、授業で保証する学習時間と、予習・復習および課題レポート作成に必要な標準的な自己学習時間の総計が90時間に相当する学習内容である。
合格の対象としない欠席条件(割合) 1/3以上の欠課

Characteristics of Class / Division in Learning

Active Learning
Aided by ICT
Applicable to Remote Class
Instructor Professionally Experienced

Course Plan

Theme Goals
2nd Semester
3rd Quarter
1st 災害総説【鍋島】
わが国における自然災害の種類とその発生原因について解説する。
わが国における自然災害の種類とその発生原因について理解できる。
2nd 地震とその原因【鍋島】
わが国および世界各国で発生した地震の歴史と地球の内部構造およびプレートテクトニクスについて解説する。
わが国および世界各国で発生した地震の歴史と地球の内部構造およびプレートテクトニクスについて理解できる。
3rd 地震の尺度【鍋島】
地震の規模を表すマグニチュードや震度階などの様々な尺度について解説する。
地震の規模を表すマグニチュードや震度階について理解できる。
4th 地震動【鍋島】
地震波の種類(P波,S波,表面波)、震源距離および距離減衰について解説する。
地震波の種類(P波,S波,表面波)、震源距離および距離減衰について理解できる。
5th 地盤と振動【鍋島】
地盤の種類と卓越周期の関係およびその重要性を解説すると共に、液状化現象とその被害についても解説する。
地盤の種類と卓越周期の関係について理解でき,液状化現象とその被害についても理解できる。
6th 振動の基礎理論【鍋島】
耐震設計の基礎となる1自由度系の振動基礎理論、特に自由振動について解説する。
耐震設計の基礎となる1自由度系の振動基礎方程式をたてることができる。
7th 振動の基礎理論【鍋島】
強制振動を与えた場合の振動について解説する。
強制振動を与えた場合の振動方程式をたてることができる。
8th 中間試験 第1週から第8週の内容について試験を行う。
4th Quarter
9th 沿岸災害【澁谷】
我が国における沿岸災害の種類と発生原因について解説する。
沿岸災害と発生原因について理解できる。
10th 過去の津波事例【澁谷】
国内外の津波事例とその被害を中心に学習する。
国内外の過去の津波の被害について理解できる。
11th 津波の発生メカニズムと防災【澁谷】
津波の発生メカニズムおよび津波防災について学習する。
津波の発生メカニズムと津波防災について理解できる。
12th 過去の高潮事例【澁谷】
過去の高潮事例とその被害を中心に学習する。
過去の高潮災害・被害について理解できる。
13th 高潮予測と防災【澁谷】
高潮発生メカニズムと予測および防災について学習する。
高潮発生メカニズムおよび高潮予測と防災について理解できる。
14th 砂浜の防災機能【澁谷】
砂浜海岸の現状とその防災機能について学習する。
国内外の砂浜海岸の現状およびその防災機能について理解できる。
15th 将来気候における沿岸災害【澁谷】
気候変動に伴う沿岸災害の影響について学習する。
気候変動に伴う沿岸災害の将来変化について理解できる。
16th 期末試験
第9週から第15週の内容について試験を行う。

Evaluation Method and Weight (%)

試験演習その他Total
Subtotal80200100
基礎的能力0000
専門的能力80200100
分野横断的能力0000