Traffic Engineering

Course Information

College Akashi College Year 2021
Course Title Traffic Engineering
Course Code 0113 Course Category Specialized / Elective
Class Format Lecture Credits Academic Credit: 2
Department Civil Engineering Student Grade 5th
Term First Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 主教材としてプリントを配布する。
Instructor OHATA Norihisa

Course Objectives

(1)鉄道の設計や施工に関する基本的な考え方を習得する。 
(2)道路や鉄道に関する技術用語を理解し、説明できる。
(3)道路構造令や鉄道営業法を通じて平面構造、横断構造、縦断構造の規格の考え方を理解し、道路や鉄道構造の基本を習得する。
(4)アスファルト舗装要綱、セメントコンクリート舗装要綱に基づき、道路舗装の材料・設計方法・施工方法を学び、舗装の設計や施工に関する基本的な考え方を習得する。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目(1)鉄道の設計や施工に関する基本的な考え方を詳細に説明できる。鉄道の設計や施工に関する基本的な考え方を説明できる。鉄道の設計や施工に関する基本的な考え方を説明できない。
評価項目(2)道路や鉄道に関する技術用語を理解し、詳細に説明できる。道路や鉄道に関する技術用語を理解し、説明できる。道路や鉄道に関する技術用語を説明できない。
評価項目(3)道路や鉄道構造の基本的な構造や規格について詳細に説明できる。道路や鉄道構造の基本的な構造や規格について説明できる。道路や鉄道構造の基本的な構造や規格を説明できない。
評価項目(4)舗装の設計や施工について詳細に説明できる。舗装の設計や施工に関する基本的な考え方を説明できる。舗装の設計や施工に関する基本的な考え方を説明できない。

Assigned Department Objectives

学習・教育到達度目標 (E) See Hide
学習・教育到達度目標 (F) See Hide
学習・教育到達度目標 (H) See Hide

Teaching Method

Outline:
各種交通手段には陸運・海運・空路があり、いずれも人々の社会生活に欠かせない。これらの交通手段の内、陸運の道路と鉄道を取り上げ、それらの現状と問題点および将来性を解説する。最近では、交通施設がもたらすプラス面だけではなく、公害、環境、自然破壊などのマイナス面が社会問題になっている。交通施設にかかわる技術者として広い視野を持ち、計画・設計・施工・維持管理する立場からそれらの基礎知識を学習する。
この科目では明石市で交通政策等の業務を担当していた教員が,その経験を活かして交通施設について講義形式で授業を行う。
連絡員:鍋島康之
Style:
主に講義形式で行うが,交通工学に関する演習課題を交えて行う。
この科目では道路行政において,計画から施工に至るまで一連の業務を担当してきた教員が,その経験を活かし実務上で遭遇した問題点・注意点について課題提起し,その解決策を受講学生自ら考察する機会を設けることで,理解が深まるよう授業を行う。
Notice:
日頃から交通手段・施設に関する話題に関心を持って、新聞などを通じて様々な情報を収集するよう心掛けること。前半の定期試験は自筆のノートを参考にして解答できるので、授業中は必ずノートを取ること。また、本科目は、授業で保証する学習時間と、予習・復習および課題レポート作成に必要な標準的な自己学習時間の総計が90時間に相当する学習内容である。
合格の対象としない欠席条件(割合) 1/3以上の欠課

Characteristics of Class / Division in Learning

Active Learning
Aided by ICT
Applicable to Remote Class
Instructor Professionally Experienced

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st 交通工学概論【大畑】
交通工学の体系,各種交通の特徴および役割などを学習し,各種交通を組み合わせた総合交通体系について考察する。
交通工学の体系,各種交通の特徴および役割,総合交通体系について説明できる。
2nd 鉄道概論【大畑】
土木工学体系における鉄道工学の位置づけを踏まえ,鉄道の歴史,法制上の区分などを学習する。
土木工学体系における鉄道工学の位置づけについて説明でき,鉄道の歴史,法制上の区分について説明できる。
3rd 鉄道施設(1)【大畑】
鉄道計画に必要な知識として,鉄道線路の構造および規格,軌道材料など,鉄道施設の基本事項を学習する。
鉄道計画に必要な鉄道線路の構造および規格,軌道材料といった鉄道施設の基本事項を説明できる。
4th 鉄道施設(2)【大畑】
鉄道線路の保守と環境対策、停車場(旅客駅、貨物駅)など,鉄道施設の基本事項を学習する。
鉄道線路の保守と環境対策、停車場といった鉄道施設の基本事項を説明できる。
5th 新幹線鉄道 新幹線鉄道施設と超高速鉄道【大畑】
新幹線鉄道施設について、線路規格、停車場、列車運転システムなどの基本事項を学習する。磁気浮上鉄道について、開発意義、概要を学習する。
新幹線鉄道施設について基本事項を説明できる。また,磁気浮上鉄道についても概要を説明できる。
6th 都市鉄道(1)【大畑】
都市内の鉄道の現状を分析し、都市整備計画における都市高速鉄道の役割、機能、特性などを学習し、輸送需要に応じた交通手段を考察する。
都市高速鉄道の役割、機能、特性などを説明でき,輸送需要に応じた交通手段を説明できる。
7th 都市鉄道(2)【大畑】
新しい都市鉄道システムを期待する社会的ニーズおよび導入事例を分析し、各種新交通システムについての技術的特性、輸送特性などを学習する。
各種新交通システムについての技術的特性、輸送特性などについて説明できる。
8th 中間試験 第1週から第7週までの内容について試験を行う。
2nd Quarter
9th 良い道路とは【大畑】
道路の役割・機能から良い道路の条件が何かを考え、それらを分類しまとめることにより、これからの学習の方向を理解する。
良い道路の条件について説明でき,それらを分類することができる。
10th 道路概論・道路の計画と調査【大畑】
土木工学体系における道路工学の位置づけを踏まえ,道路の歴史,法制上の区分などを学習するとともに,道路の調査と計画にかかる基礎的事項を学習する。
土木工学体系における道路工学の位置づけ,道路の歴史,法制上の区分について説明でき,道路の調査と計画にかかる基礎的事項について説明できる。
11th 幾何構造1(横断面・平面線形)【大畑】
道路の車線・車道・路肩・中央帯などの幅員の基準と考え方を学ぶ。平面線形を構成する直線・円曲線・緩和曲線・視距についてその基準を理解する。
平面線形を構成する直線・円曲線・緩和曲線・視距について説明できる。
12th 幾何構造2(縦断線形・線形の調和・交差部)【大畑】
道路の縦断線形要素のうち、勾配・縦断曲線の考え方を学習し,平面線形と縦断線形の調和の必要性を理解する。さらに、平面交差と立体交差の形態について学習する。
平面線形と縦断線形の調和について説明でき,平面交差と立体交差の形態について説明できる。
13th アスファルト舗装【大畑】
アスファルト舗装の材料と構造を学習し,舗装厚さ及び配合の決め方,施工法の問題点などを理解する。
アスファルト舗装の材料と構造,舗装厚さ及び配合について説明できる。
14th セメントコンクリート舗装【大畑】
セメントコンクリート舗装の変遷を学ぶ。舗装厚さの決め方や配合設計のポイントを学習し,施工法の問題点いついても理解する。
セメント舗装の材料と構造を学習し,舗装厚さ及び配合について説明できる。
15th 道路の維持・修繕【大畑】
道路とくに舗装の破壊形態を学び,破壊・破損部分の補修方法や,破壊が生じないようにするための対策について学習する。
舗装の維持管理・修繕方法について説明できる。
16th 期末試験
第8週から第15週までの内容について試験を行う。

Evaluation Method and Weight (%)

試験演習態度Total
Subtotal801010100
基礎的能力0000
専門的能力801010100
分野横断的能力0000