総合英語Ⅰ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 総合英語Ⅰ
科目番号 0014 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 電子情報工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 3
教科書/教材 APPLAUSE English CommunicationⅠ (開隆堂),英単語クリティカル+(Z会)
担当教員 大畑 真也

到達目標

本科目は、英語という言語をとおして、学問分野の枠をこえた幅広い教養を身に付けると同時に、ある事柄について多角的な観点から批判的に検討することができる能力を習得することをめざす(DP1)。そのために、本科目の受講生は、とりわけ次の二つを習得することを目標とする:
(1) 高校初級レベルの様々な主題の英文の内容を自身と関連づけたうえで、英文法の知識を用いて、正確に理解することができる。
(2) くわえて、読んだ英文に対して、自分の意見や考えを述べることができる。
さらに、本科目の受講生には、母語である日本語と英語の双方に触れるなかで、「ことば」のもつ面白さに気づいてもらいたい。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1高校初級レベルの語彙や文構造を用いた英文を聞いたり読んだりして、その内容を正確に把握することができる。高校初級レベルの語彙や文構造を用いた英文を聞いたり読んだりして、その内容をおおむね正確に把握することができる。。高校初級レベルの語彙や文構造を用いた英文を聞いたり読んだりして、その内容を正確に把握することができない。
評価項目2高校初級レベルの言語材料を用いて、自分の考えや身のまわりのことについて、十分に相手に伝わるように話したり(発表・やりとり)、書いたりすることができる。 高校初級レベルの言語材料を用いて、自分の考えや身のまわりのことについて、多少のわかりづらさはあるものの、相手に伝わるように話したり(発表・やりとり)、書いたりすることができる。高校初級レベルの言語材料を用いて、自分の考えや身のまわりのことについて、相手に伝わるように話したり(発表・やりとり)、書いたりすることができない。

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー DP1 説明 閉じる
MCCコア科目 MCCコア科目 説明 閉じる
ディプロマポリシー 3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
 本科目は「読む」能力に焦点をあてる。概要を把握したり、特定の情報を収集したりするといった、様々な読み方を実体験すると同時に、文法に基づいた精確な読解力を習得することを重視する。そのうえで、様々な発信活動をとおして総合的な英語力の向上に資するとともに、様々な題材を扱った英語に触れることで、幅広い教養に触れる機会とする。
授業の進め方・方法:
各レッスンについて、トピックの導入を行ったのち、本文を読み、概要を把握する。次に、重要語彙、表現、構文等を確認しながら、詳細を含めて正確に英文読解を行う。特に、読みが不正確になりそうな箇所について、文法に基づいた精確な理解を行う。また、音読活動を豊富に行い、英語の定着を目指す。本文の内容について意見交換を行ったり、サマリーを書いたりすることもある。授業全体として、ペアやグループによる学生主体の活動も多く取り入れるため、学生は積極的に授業に参加することが求められる。教科書以外のマテリアルも積極的に使用する予定である。
(授業外学習・事前)授業で扱う箇所について、一通り英文を読んでおくこと。
(授業外学習・事後)授業で扱った箇所について、繰り返し音読をすること。内容について、不明な点が全く無いように復習をしておくこと。

注意点:
<一般的な注意事項>
・授業に際しては、英和辞典を持参すること。
・授業中における、不必要な会話や、許可のないスマートフォンの使用は厳禁とする。
・シラバスは計画であるため,進度や学生の理解度等におうじて,柔軟に授業運営を行う。
<評価について>
・原則として,毎回行う単語テストを20%,定期試験を80%として評価を行う。別途課題を課したり確認テストを行ったりすることもありうる。
・本科目では、50点以上の評価で単位を認定する。評価が50点に満たないものは、願い出により追認試験を受けることができる。追認試験の結果、単位の修得が認められたものにあっては、その評価を50点とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 授業の進め方や評価について,自己紹介等
2週 Lesson 1 The Amazing Scenery 題材の内容や語法を理解し、本文の音読、意見の発信、やりとり等を行うことができる。
3週 Lesson 1 The Amazing Scenery 題材の内容や語法を理解し、本文の音読、意見の発信、やりとり等を行うことができる。
4週 Lesson 1 The Amazing Scenery 題材の内容や語法を理解し、本文の音読、意見の発信、やりとり等を行うことができる。
5週 Lesson2 The Mysterious History of Chocolate 題材の内容や語法を理解し、本文の音読、意見の発信、やりとり等を行うことができる。
6週 Lesson2 The Mysterious History of Chocolate 題材の内容や語法を理解し、本文の音読、意見の発信、やりとり等を行うことができる。
7週 Lesson2 The Mysterious History of Chocolate 題材の内容や語法を理解し、本文の音読、意見の発信、やりとり等を行うことができる。
8週 中間試験 学習内容の定着度確認・評価
2ndQ
9週 答案の返却
Lesson 3 The Secrets of Top Athletes
講評及び今後の学習の方法等について
題材の内容や語法を理解し、本文の音読、意見の発信、やりとり等を行うことができる。
10週 Lesson 3 The Secrets of Top Athletes 題材の内容や語法を理解し、本文の音読、意見の発信、やりとり等を行うことができる。
11週 Lesson 3 The Secrets of Top Athletes 題材の内容や語法を理解し、本文の音読、意見の発信、やりとり等を行うことができる。
12週 Lesson 4 Evolving of Airplanes
題材の内容や語法を理解し、本文の音読、意見の発信、やりとり等を行うことができる。
13週 Lesson 4 Evolving of Airplanes
題材の内容や語法を理解し、本文の音読、意見の発信、やりとり等を行うことができる。
14週 Lesson 4 Evolving of Airplanes
題材の内容や語法を理解し、本文の音読、意見の発信、やりとり等を行うことができる。
15週 期末試験 成績評価・確認
16週 まとめと復習等 成績評価・確認等
後期
3rdQ
1週 答案の返却 解答と解説等
2週 Lesson 7 The Secrets Hidden in Vermeer’s Works
題材の内容や語法を理解し、本文の音読、意見の発信、やりとり等を行うことができる。
3週 Lesson 7 The Secrets Hidden in Vermeer’s Works 題材の内容や語法を理解し、本文の音読、意見の発信、やりとり等を行うことができる。
4週 Lesson 7 The Secrets Hidden in Vermeer’s Works 題材の内容や語法を理解し、本文の音読、意見の発信、やりとり等を行うことができる。
5週 Lesson 8 Endangered Species in the World
題材の内容や語法を理解し、本文の音読、意見の発信、やりとり等を行うことができる。
6週 Lesson 8 Endangered Species in the World
題材の内容や語法を理解し、本文の音読、意見の発信、やりとり等を行うことができる。
7週 Lesson 8 Endangered Species in the World
題材の内容や語法を理解し、本文の音読、意見の発信、やりとり等を行うことができる。
8週 中間試験 成績評価・確認
4thQ
9週 答案の返却
Lesson 9 The Dream of Special Makeup
解答と解説
題材の内容や語法を理解し、本文の音読、意見の発信、やりとり等を行うことができる。
10週 Lesson 9 The Dream of Special Makeup 題材の内容や語法を理解し、本文の音読、意見の発信、やりとり等を行うことができる。
11週 Lesson 9 The Dream of Special Makeup 題材の内容や語法を理解し、本文の音読、意見の発信、やりとり等を行うことができる。
12週 Lesson 10 Purifying Powder
題材の内容や語法を理解し、本文の音読、意見の発信、やりとり等を行うことができる。
13週 Lesson 10 Purifying Powder
題材の内容や語法を理解し、本文の音読、意見の発信、やりとり等を行うことができる。
14週 Lesson 10 Purifying Powder
題材の内容や語法を理解し、本文の音読、意見の発信、やりとり等を行うことができる。
15週 期末試験 成績評価・確認
16週 答案の返却 講評等

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文社会科学英語英語聞き手に正しく伝わるよう、語・句・文における強勢、文におけるリズム・イントネーション、音のつながり・区切りを意識しながら明瞭に音読あるいは発話できる。2
中学校までに学習した語彙の定着を図り、高等学校指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる語彙を習得して適切に運用できる。2

評価割合

試験発表合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力80200000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000