到達目標
グラフの基礎的概念を理解し,理論的に説明できる
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | | | |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
情報科学の基礎となる離散数学の基礎知識を習得することを目標とする.
対象とそれらの間の関係を定式化できる問題が数多く存在するが,このような問題をモデル化する有効な数学的手段であるグラフについて,基礎的概念を理解し,グラフ処理における基本的手法を学ぶ.
授業の進め方・方法:
教員単独による講義及び演習を実施する。
注意点:
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
情報数学IIの対象, グラフの基礎概念,グラフの定義について
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2週 |
グラフの基礎 |
部分グラフとグラフの変形操作
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3週 |
グラフの基礎 |
連結グラフと連結成分
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4週 |
演習 |
グラフの表現・処理に関するプログラム作成
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5週 |
2部グラフ |
2部グラフ
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6週 |
木と全域木 |
木と全域木
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7週 |
演習 |
2部グラフおよび木の表現・処理に関するプログラム作成
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8週 |
中間試験 |
グラフ理論の基礎を理解しているか確認する
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2ndQ |
9週 |
グラフの周遊性 |
中間試験の返却及び解答例の説明 ハミルトングラフとオイラーグラフ
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10週 |
演習 |
セールスマン問題や郵便配達問題について考える
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11週 |
平面的グラフ |
平面的グラフ, 凸多面体
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12週 |
平面的グラフ |
連結度
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13週 |
有向グラフ |
連結, 強連結, グラフの向き
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14週 |
有向グラフ |
ハミルトン有効グラフとオイラー有効グラフ
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15週 |
期末試験 |
グラフ理論の基礎とグラフ処理における基本的手法を理解しているか確認する
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16週 |
成績評価・確認 |
期末試験の返却及び解答例の説明
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | 情報数学・情報理論 | 集合に関する基本的な概念を理解し、集合演算を実行できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 40 | 20 | 60 |
専門的能力 | 30 | 0 | 30 |
分野横断的能力 | 10 | 0 | 10 |