建築材料II

科目基礎情報

学校 豊田工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 建築材料II
科目番号 53205 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 建築学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 適宜配布する資料/参考資料:「建築材料」谷川恭雄他(理工図書) 「建築材料用教材」(日本建築学会) その他、建築材料に関する本
担当教員 山本 貴正

到達目標

(ア)非構造材料の分類、求められる性質を理解し、説明できる。
(イ)各種の非構造材料として、金属系材料、セラミック系材料、コンクリート系材料、高分子系材料、塗料・接着剤、石材、木質系材料などを知り、説明できる。
(ウ)機能性材料として、断熱材料、防火材料、防水材料、音響材料について知り、説明できる。
(エ)仕上げ材料として、屋根材料、内装材料、外装材料、開口部材料について知り、説明できる。

ルーブリック

最低限の到達レベルの目安(優)最低限の到達レベルの目安(良)最低限の到達レベルの目安(不可)
評価項目(ア)非構造材料の分類、求められる性質を理解し、説明できる。非構造材料の分類、求められる性質を理解している。非構造材料の分類、求められる性質を理解していない。
評価項目(イ)各種の非構造材料として、金属系材料、セラミック系材料、コンクリート系材料、高分子系材料、塗料・接着剤、石材、木質系材料などを知り、説明できる。各種の非構造材料として、金属系材料、セラミック系材料、コンクリート系材料、高分子系材料、塗料・接着剤、石材、木質系材料などを知っている。各種の非構造材料として、金属系材料、セラミック系材料、コンクリート系材料、高分子系材料、塗料・接着剤、石材、木質系材料などを知らない。
評価項目(ウ)機能性材料として、断熱材料、防火材料、防水材料、音響材料について知り、説明できる。機能性材料として、断熱材料、防火材料、防水材料、音響材料について知っている。機能性材料として、断熱材料、防火材料、防水材料、音響材料について知らない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
建築物は、建築材料Iで学習したような建築物の骨組みとなる構造材料のみでは成立しない。構造材料に仕上げを、かつ高い機能を付加することを目的とした材料を適切に施すことで、建築物はより快適、安全な空間となりうる。そこで、本講義で、建築物において用いられる構造材料以外の材料(非構造材料)を、素材別、機能別、および使用部位別に学び、それらの特徴・性質などを習得する。
授業の進め方・方法:
プロジェクタを用いて10分程度説明、次に5分程度演習問題を解くことを繰り返している(授業内容・方法は以下を参照)。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 非構造材料概論:分類、求められる性質 上記(ア)
2週 非構造材料概論:分類、求められる性質 上記(ア)
3週 金属系材料 上記(イ)
4週 金属系材料 上記(イ)
5週 金属系材料 上記(イ)
6週 セラミック系材料、コンクリート系材料 上記(イ)
7週 セラミック系材料、コンクリート系材料 上記(イ)
8週 高分子系材料、塗料・接着剤 上記(イ)
4thQ
9週 高分子系材料、塗料・接着剤 上記(イ)
10週 石材、木質系材料 上記(イ)
11週 機能性材料:断熱材料、防火材料、防水材料、音響材料 上記(ウ)
12週 機能性材料:断熱材料、防火材料、防水材料、音響材料 上記(ウ)
13週 仕上げ材料:屋根材料、内装材料、外装材料、開口部材料 上記(エ)
14週 仕上げ材料:屋根材料、内装材料、外装材料、開口部材料 上記(エ)
15週 仕上げ材料:屋根材料、内装材料、外装材料、開口部材料 上記(エ)
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

中間試験定期試験課題合計
総合評価割合254530100
専門的能力254530100