| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
1. 複素数をオイラーの公式を用いて極表示することができ,複素数どうしの演算ができる.
| 複素数の基本的な性質,簡単な演算を行うことができ,これらの工学分野での応用について自ら考えられる. | 複素数の基本的な性質,簡単な演算を行うことができ,これらの工学分野での応用が例示できる. | 複素数の基本的な性質を示すことができず,簡単な演算を行うことができない. |
2. 複素関数の正則性の判定ができ,初等的な複素関数の導関数を求めることができる.
| 複素関数の正則性の判定や初等的な複素関数の導関数を求めることができ,これらの工学分野での応用を自ら考えることができる. | 複素関数の正則性の判定や初等的な複素関数の導関数を求めることができ,これらの工学分野での応用が例示できる. | 複素関数の正則性の判定や初等的な複素関数の導関数を求めることができない. |
3.コーシーの積分定理,コーシーの積分表示を用いた積分ができる. | コーシーの積分定理,コーシーの積分表示を用いた積分ができ,これらの工学分野での応用について自ら考えられる. | コーシーの積分定理,コーシーの積分表示を用いた積分ができ,これらの工学分野での応用が例示できる. | コーシーの積分定理,コーシーの積分表示を用いた積分ができできない. |
4.留数を用いて複素関数の積分を行える.実関数の積分を,複素数を経由して行うことができる. | 留数を用いた複素関数の積分ができる.複素関数を経由した実関数の積分ができ,これらの工学分野での応用について自ら考えられる. | 留数を用いた複素関数の積分ができ,これらの工学分野での応用が例示できる. | 留数を用いた複素関数の積分ができない. |