| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
1.機構学の役割,機構の自由度,運動の瞬間中心を理解し,機構の速度・加速度を理解できる.またセントロードを求めることもできる. | 5節以上の任意のリンク機構の瞬間中心を求めることができ,図示法を用いてリンクの任意の箇所の速度・加速度を求めることができる.加えて任意の移動セントロードを求めることができる. | 4節リンク機構の瞬間中心を求めることができ,図示法を用いてリンクの永久中心の速度・加速度を求めることができる.加えて静止セントロードを求めることができる. | 瞬間中心や図示法,セントロードの意味が理解できず,求めることができない. |
2.平面リンク機構の解析方法を理解できる. | 5節以上の任意のリンク機構の各部の座標を数式で求めることができ,さらに各部の速度・加速度を求めることもできる. | 4節リンク機構の各部の座標を数式で求めることができる. | リンク機構の座標を数式で表現することができない. |
3.1自由度非減衰振動系において,単振動,自由振動,強制振動(調和)による振動が理解できる. | 1自由度非減衰振動系の単振動,自由振動,強制振動(調和)を求める問題を解くことができる. | 1自由度非減衰振動系において,単振動,自由振動を求める問題を解くことができるが,強制振動について,共振が生じると解くことができない. | 1自由度線形系の調和運動,自由振動,強制変位(調和)を求めることができない. |
4.1自由度減衰振動系において,単振動,自由振動,強制振動(調和)による振動が理解できる. | 1自由度減衰振動系の単振動,自由振動,強制振動(調和)を求める問題を解くことができる. | 1自由度減衰振動系の3つの単振動の違いが判り,公式があれば単振動,自由振動,強制振動(調和)を求めることはできる. | 1自由度減衰振動系の単振動,自由振動,強制振動(調和)を求める問題を解くことができる. |
6.様々な機構について,その役割と実際にどのような場面で用いられるのか理解できる. | 色々な機構がどのような機械に使われているのか,または様々な機械にどんな機構が使われているのかを自ら調べ,その働きを理解し,何故その機構が用いられているのかを説明できる. | 色々な機構がどのような機械に使われているのか,または様々な機械にどんな機構が使われているのかを自ら調べることができる. | 色々な機械に用いられている機構を調べることができなかった. |