歴史Ⅰ

科目基礎情報

学校 米子工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 歴史Ⅰ
科目番号 0002 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 建築学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『世界史B 新訂版』実教出版
担当教員 原田 桃子

到達目標

世界における社会と人類の進歩と発展の基本的事項について理解できる
世界史に置ける基本的な事象について、歴史的に見ること、考えることができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
世界における社会と人類の進歩と発展の基本的事項について非常によく理解できる世界における社会と人類の進歩と発展の基本的事項について概ねよく理解できる世界における社会と人類の進歩と発展の基本的事項について理解できない
世界史に置ける基本的な事象について、歴史的視点や思考を非常によく身に着けている。世界史に置ける基本的な事象について、歴史的視点や思考を概ねよく身に着けている。世界史に置ける基本的な事象について、歴史的視点や思考を身に着けていない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 D 説明 閉じる

教育方法等

概要:
この講義は本校の教育目標のうち「基礎力」「倫理力」を養う科目である。具体的には、世界中における人類の歩みを、中世から近代に至るまで講義する。世界の成り立ちを様々な側面から取り上げ、時代性や地域性を理解できるようつとめる。
授業の進め方・方法:
個々の事件・事象を表象的に捉えるのではなく、それぞれの歴史的事実・事象の背景や因果関係について理解・考察できるよう留意し、歴史の流れを把握することに主眼を置く。授業は講義形式とグループワークとを組み合わせて行う。
注意点:
毎週火曜日の16時~17時をオフィスアワーとするので、質問などがある学生は研究室に来ること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 修学ガイダンス / 唐代までの東アジアの国際関係① 唐代までの東アジアの国際関係について理解できる
2週 唐代までの東アジアの国際関係② 唐代までの東アジアの国際関係について説明できる
3週 イスラーム帝国の成立 イスラーム帝国の成立について理解し、説明できる。
4週 各地のイスラーム国家、都市と文化 各地のイスラーム国家、都市と文化について理解し、説明できる。
5週 ラテン=カトリック圏の形成と展開 ラテン=カトリック圏の形成と展開について理解し、説明できる。
6週 ビザンツ帝国とギリシア正教圏 ビザンツ帝国とギリシア正教圏について理解し、説明できる。
7週 ラテン=カトリック圏の拡大 ラテン=カトリック圏の拡大について理解し、説明できる。
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 ラテン=カトリック圏の動揺と秩序の変容 / キリスト教世界のなかの文化 ラテン=カトリック圏の動揺と秩序の変容とキリスト教文化について理解し、説明できる。
10週 中央ユーラシア諸民族と東アジア世界の変容 中央ユーラシア諸民族と東アジア世界の変容について理解し、説明できる。
11週 モンゴル帝国の成立 モンゴル帝国の成立について理解し、説明できる。
12週 東南アジア世界の再編 東南アジア世界の再編について理解し、説明できる。
13週 地域社会の展開と第1次大交易時代 地域社会の展開と第1次大交易時代について理解し、説明できる。
14週 10~13世紀の朝鮮半島と日本列島 10~13世紀の朝鮮半島と日本列島について理解し、説明できる。
15週 ヨーロッパの海外進出 ヨーロッパの海外進出について理解し、説明できる。
16週 期末試験
後期
3rdQ
1週 第2次大交易時代と海域アジア 第2次大交易時代と海域アジアについて理解し、説明できる。
2週 ルネサンスと宗教改革 ルネサンスと宗教改革について理解し、説明できる。
3週 主権国家体制の成立 主権国家体制の成立について理解し、説明できる。
4週 激化する覇権競争 激化する覇権競争について理解し、説明できる。
5週 近世ヨーロッパの社会と文化 近世ヨーロッパの社会と文化について理解し、説明できる。
6週 中央ユーラシア世界と西アジア世界の大帝国 中央ユーラシア世界と西アジア世界の大帝国について理解し、説明できる。
7週 南アジア世界の帝国 南アジア世界の帝国について理解し、説明できる。
8週 後期中間試験
4thQ
9週 東南アジア諸国と第2次大交易時代 東南アジア諸国と第2次大交易時代について理解し、説明できる。
10週 東アジア世界の帝国・14~18世紀の朝鮮半島と日本 14~18世紀の朝鮮半島と日本を含む、東アジア世界について理解し、説明できる。
11週 イギリスの産業革命 イギリスの産業革命について理解し、説明できる。
12週 南北アメリカの革命 南北アメリカの革命について理解し、説明できる。
13週 フランス革命とナポレオン帝政 フランス革命とナポレオン帝政について理解し、説明できる。
14週 ウィーン体制と1848年の革命 ウィーン体制と1848年の革命について理解し、説明できる。
15週 19世紀後半のヨーロッパとアメリカ 19世紀後半のヨーロッパ・アメリカの発展や文化について理解し、説明できる。
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地理歴史的分野民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後16
近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。2後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合701000020100
基礎的能力701000020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000