アカデミックライティング

科目基礎情報

学校 米子工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 アカデミックライティング
科目番号 0030 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建築学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 Writing to Communicate 1 (Pearson Longman)
担当教員 鈴木 章子

到達目標

1) Topic sentence, supporting details, concluding sentenceのそろったパラグラフが書ける。
2) 教科書で扱った文法の知識を適切に使って英文が書ける。
3) 教科書に載っている読み物の内容を理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
Topic sentence, supporting details, concluding sentenceのそろった論理的なパラグラフが書ける。Topic sentence, supporting details, concluding sentenceがそろっているが、論理的に改善の余地がある。Topic sentence, supporting details, concluding sentenceのそろった論理的なパラグラフが書けない。
パラグラフ中で扱った文法事項が正しく使える。パラグラフ中で扱った文法事項が使えるが、多少の間違いを含む。パラグラフ中で扱った文法事項が正しく使えない。
話の内容をパラフレーズしペアに説明できる。話の内容をペアと協力してパラフレーズできる。話の内容がわからない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 E-1 説明 閉じる
JABEE f 説明 閉じる

教育方法等

概要:
3年までで学んだ英語の知識を生かし、まとまった文量のパラグラフを論理的に書けるようになることを目標とする。授業ではライティング・リーディング・スピーキング・リスニングのすべての力を使う。ピア・エディティングも行うので、クラスメートと協力しながらライティングの力を伸ばすことを目指す。
授業の進め方・方法:
授業ではライティングの課題が出される。そのライティングを授業内で使用するため、家庭学習のできる学生の受講を期待する。また、使用する教科書が英語で書かれているため、内容を学ぶために英語を読むことに慣れてほしい。
注意点:
授業前に教科書を読んでくることを推奨する。授業ではペアワーク、グループワーク、プレゼンテーションを行うので、クラスメートと協力して学んでほしい。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス、Introduction 授業の進め方を理解する。自己紹介を英語で行う。
2週 Chapter 1: The Topic Sentence Topic Sentenceの働き、書き方が理解できる。
新たな語彙を習得する。
3週 Chapter 1: The Topic Sentence Topic Sentenceの働き、書き方が理解できる。
新たな語彙を習得する。
4週 Write Assignment 1 in class 学生同士で相談しながら、ライティングの計画を立て、第一稿を書く。
5週 Assignment 1 due, Chapter 2: Supporting Sentences Supporting Sentencesの働き、書き方が理解できる。
新たな語彙を習得する。
6週 Chapter 2: Supporting Sentences Supporting Sentencesの働き、書き方が理解できる。
新たな語彙を習得する。
7週 Assignment 2 due, Chapter 3: The Concluding Sentence Concluding Sentenceの働き、書き方が理解できる。
新たな語彙を習得する。
8週 Chapter 3: The Concluding Sentence Concluding Sentenceの働き、書き方が理解できる。
新たな語彙を習得する。
2ndQ
9週 Assignment 3 peer review, Assignment 3 due 学生同士で相談しながら、ライティングの計画を立て、第一稿を書く。
10週 Chapter 4: Descriptive Paragraphs Descriptive Paragraphsの書き方が理解できる。
新たな語彙を習得する。
11週 Chapter 4: Descriptive Paragraphs Descriptive Paragraphsの書き方が理解できる。
新たな語彙を習得する。
12週 Assignment 4 due, Presentation Preparation 今まで習ったパラグラフの概念を復習する。
教員のプレゼンを聞く。
13週 Presentation Preparation 原稿とスライドを作成する。
14週 Paper Presentation 1 発表、および質疑応答を行う。
15週 Paper Presentation 2
発表、および質疑応答を行う。
16週
後期
3rdQ
1週 Chapter 5: Narrative Paragraphs Narrative Paragraphsの書き方が理解できる。
新たな語彙を習得する。
2週 Chapter 5: Narrative Paragraphs Narrative Paragraphsの書き方が理解できる。
新たな語彙を習得する。
3週 Assignment 5 due, Chapter 6: Expository Paragraphs Expository Paragraphsの書き方が理解できる。
新たな語彙を習得する。
4週 Chapter 6: Expository Paragraphs Expository Paragraphsの書き方が理解できる。
新たな語彙を習得する。
5週 Assignment 6 due, Chapter 7: Unity Unityのあるパラグラフの書き方が理解できる。
新たな語彙を習得する。
6週 Chapter 7: Unity Unityのあるパラグラフの書き方が理解できる。
新たな語彙を習得する。
7週 Assignment 7 due, Chapter 8: Coherence Coherenceのあるパラグラフの書き方が理解できる。
新たな語彙を習得する。
8週 Chapter 8: Coherence Coherenceのあるパラグラフの書き方が理解できる。
新たな語彙を習得する。
4thQ
9週 Assignment 8 due, Chapter 9: Cohesion Cohesionのあるパラグラフの書き方が理解できる。
新たな語彙を習得する。
10週 Chapter 9: Cohesion Cohesionのあるパラグラフの書き方が理解できる。
新たな語彙を習得する。
11週 Assignment 9 due, Review of Chapter 1~Chapter 9 今までのパラグラフの形式と、良いパラグラフの特徴を復習する。
12週 Presentation Preparation 原稿とスライドを作成する。
13週 Presentation Preparation 原稿とスライドを作成する。
14週 Paper presentation 1 発表、および質疑応答を行う。
15週 Paper presentation 2 発表、および質疑応答を行う。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。2前2,前3,前4,前5,前6,前7,前10,前11,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3前12
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3前2,前3,前5,前6,前7,前9,前10,前11,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3前14,前15,後14,後15
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3前1,前2,前3,前5,前6,前7,前8,前10,前11,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3前4,前9
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3前14,前15,後14,後15
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。2前13,後12,後13
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。2前13,後12,後13
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3前12,後14,後15

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合702000010100
基礎的能力702000010100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000