卒業研究

科目基礎情報

学校 米子工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 卒業研究
科目番号 0058 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実習 単位の種別と単位数 履修単位: 6
開設学科 建築学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 6
教科書/教材 特に指定はしないが、指導教員と相談する.
担当教員 稲田 祐二,玉井 孝幸,北農 幸生,前原 勝樹,金澤 雄記,小椋 弘佳,高増 佳子,西川 賢治,天野 圭子

到達目標

卒業研究の到達目標は,下記のようである.
1)研究テーマの背景および目的を的確に把握し,第三者に対し分かりやすく説明することができる。.
2)研究を遂行する上での問題点を把握し,研究計画の立案・実行を自発的に行うことができる。
3)研究成果を適切な形式(論文,図面,模型など)で期限内に作成することができる。
4)今後の展望も含め研究成果を第三者に対し分かりやすく説明することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
研究テーマの背景および目的を的確に把握し,第三者に対し分かりやすく具体的に説明することができる。研究テーマの背景および目的を的確に把握し,第三者に対し分かりやすく説明することができる。研究テーマの背景および目的を的確に把握できない.また,第三者に対し説明することができない。
研究を遂行する上での問題点を具体的に把握し,研究計画の立案・実行を自発的・行動的に行うことができる。研究を遂行する上での問題点を把握し,研究計画の立案・実行を自発的に行うことができる。研究を遂行する上での問題点を把握できない.また,研究計画の立案・実行を自発的に行うことができない。
すぐれた研究成果を適切な形式(論文,図面,模型など)で期限内に作成することができる。研究成果を適切な形式(論文,図面,模型など)で期限内に作成することができる。研究成果を適切な形式(論文,図面,模型など)で期限内に作成することができない。
今後の展望も含めた高度な研究成果を第三者に対し、分かりやすく具体的に説明することができる。研究成果を適切な形式(論文,図面,模型など)で期限内に作成することができる。今後の展望も含め研究成果を第三者に対し説明することができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 C-1 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 C-2 説明 閉じる
JABEE d16 説明 閉じる
JABEE f 説明 閉じる
JABEE g 説明 閉じる
JABEE h 説明 閉じる

教育方法等

概要:
卒業研究は,建築学科における一般および専門科目の集大成であって,他の教科と異なり,指導教員のもとで,自らテーマを設定し,問題点を見い出し,それを解決していく方法を創造するものである.研究テーマは,建築計画,建築史,都市計画,環境工学,構造工学,建築材料学,建築設計,建築生産などであり,その研究方法も多岐にわたる.さらに,研究の成果も.内容によって,論文,図面,模型,ビデオなど様々なものとなる.
授業の進め方・方法:
研究テーマの決定、実施計画、関連文献の収集などに関しては、指導教員と相談して実行すること。
4年生時,建築ゼミナールで卒業研究に関する自己の考えを高めておくこと。
研究の実施内容および時間は「卒研の活動記録」にそのつど記録すること。

 4月:研究テーマの決定、卒業研究を行う上での必要事項の内容の調査, 
    資料収集の開始,実施計画策定
 7月:中間発表会1:研究テーマと実施計画を中心に(校内に於て実施)
    目的,計画
10月:中間発表会2:研究実施状況を中心に(校内に於て実施)
    目的,方法,進行状況
12月:卒業研究発表会準備
 1月:卒業研究発表会の実施(校外に於て実施)
 1月:卒業研究成果物の提出、4年生との引き継ぎ
注意点:
成績の総合評価割合
到達目標1)10パーセント
到達目標2)30パーセント
到達目標3)50パーセント
到達目標4)10パーセント
合計    100パーセント
「中間発表」および「卒研発表」等から到達目標1),3),4)の達成度を判断します.
「卒研の活動記録」等から到達目標2)の達成度を判断します.
「研究成果物」等から到達目標1),2),3),4)の達成度を判断します.
到達目標達成度の判断は、主査(指導教員)および副査(研究テーマに関係する専門分野の教員1あるいは2名)によって行います.なお、主査および副査の評価割合は、それぞれ60%,40%とします.ただし、到達目標2)の達成度の判断は、主査のみが行います。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 卒業研究のガイダンス、テーマの決定 卒業研究の目的を理解する。
2週 テーマに関連する既往研究、参考事例調査など1 既往研究、参考事例調査などを自主的に行う。
3週 テーマに関連する既往研究、参考事例調査など2 既往研究、参考事例調査などを自主的に行う。
4週 実験、フィールド調査、研究打ち合わせなど1 実験、フィールド調査、研究打ち合わせなどを計画的に行う。
5週 実験、フィールド調査、研究打ち合わせなど2 実験、フィールド調査、研究打ち合わせなどを計画的に行う。
6週 実験、フィールド調査、研究打ち合わせなど3 実験、フィールド調査、研究打ち合わせなどを計画的に行う。
7週 実験、フィールド調査、研究打ち合わせなど4 実験、フィールド調査、研究打ち合わせなどを計画的に行う。
8週 実験、フィールド調査、研究打ち合わせなど5 実験、フィールド調査、研究打ち合わせなどを計画的に行う。
2ndQ
9週 実験、フィールド調査、研究打ち合わせなど5 実験、フィールド調査、研究打ち合わせなどを計画的に行う。
10週 実験、フィールド調査、研究打ち合わせなど7 実験、フィールド調査、研究打ち合わせなどを計画的に行う。
11週 口頭発表会のためのプレゼン資料作成1 口頭発表会のためのプレゼン資料作成を分かりやすく作成する。
12週 口頭発表会のためのプレゼン資料作成1 口頭発表会のためのプレゼン資料作成を分かりやすく作成する。
13週 口頭発表会のための発表練習 口頭発表会のための発表練習を行う。
14週 「中間審査1、口頭発表会」 実験、フィールド調査、研究打ち合わせなどを計画的に行う。
15週 実験、フィールド調査、研究打ち合わせなど8 実験、フィールド調査、研究打ち合わせなどを計画的に行う。
16週 実験、フィールド調査、研究打ち合わせなど9 実験、フィールド調査、研究打ち合わせなどを計画的に行う。
後期
3rdQ
1週 ポスターセッションのためのポスター作成、発表練習 ポスターセッションのためのポスター作成、発表練習を計画的に行う。
2週 「中間審査2、ポスターセッション」 ポスターセッションにおいて、発表時間を守った上で、分かりやすく説明できること。
3週 実験、フィールド調査、研究打ち合わせなど10 実験、フィールド調査、研究打ち合わせなどを計画的に行う。
4週 実験、フィールド調査、研究打ち合わせなど11 実験、フィールド調査、研究打ち合わせなどを計画的に行う。
5週 「中間審査3、中間報告会(対象者:進度の遅れている学生)」 中間報告会において、これまでの中間成果を適切に説明できること。
6週 研究報告書(卒業論文)および図面・模型の作成1 研究報告書(卒業論文)および図面・模型の作成を計画的に行う。
7週 研究報告書(卒業論文)および図面・模型の作成2 研究報告書(卒業論文)および図面・模型の作成を計画的に行う。
8週 研究報告書(卒業論文)および図面・模型の作成3 研究報告書(卒業論文)および図面・模型の作成を計画的に行う。
4thQ
9週 梗概作成1 梗概作成を適切な書式に合わせて、計画的に行う。
10週 梗概作成2 梗概作成を適切な書式に合わせて、計画的に行う。
11週 「梗概(研究・設計の概要)の提出」 梗概作成を適切な書式に合わせて作成した上で、提出期限までに提出できること。
12週 「研究報告書(卒業論文)および図面・模型の提出」 研究報告書(卒業論文)および図面・模型について、指定した分量以上のもの作成した上で、提出期限までに提出できること研究報告書(卒業論文)および図面・模型について、指定した分量以上のもの作成した上で、提出期限までに提出できること。。
13週 卒業研究・設計発表会のプレゼン資料作成、発表練習 卒業研究・設計発表会において、時間制限を守った上で、分かりやすく説明できること。
14週 「卒業研究・設計発表会」 卒業研究・設計発表会において、時間制限を守った上で、分かりやすく説明できること。
15週 梗概などの修正 卒業研究・設計発表会などにおいて指摘を受けた箇所について、梗概などの修正を行う。
16週 「梗概の電子ファイル提出」 梗概の電子ファイルを適切な形式で、提出期限までに提出できること。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。3
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。3
専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。3
実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。3
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。3
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。3
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。3
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。3
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。3
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。3
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。3
工学基礎情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。3
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。3
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。3
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。3
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。3
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。3
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。3
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。3
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。3
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している3
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。3
専門的能力分野別の専門工学建築系分野材料建築材料の変遷や発展について説明できる。4後9,後10
建築材料の規格・要求性能について説明することができる。4後9,後10
木材の種類について説明できる。4後9,後10
木材の成長と組織形成から、物理的性質の違いについて説明できる。4後9,後10
傷(節など)について説明できる。4後9,後10
耐久性(例えば腐れ、枯渇、虫害など)について説明できる。4後9,後10
耐火性について説明できる。4後9,後10
近年の木材工業製品(集成材、積層材など)の種類について説明できる。4後9,後10
セメントの製造方法(廃棄物の利用も含む)について説明できる。4後9,後10
セメントの種類・特徴について説明できる。4後9,後10
コンクリート用軽量骨材があることを知っている。4後9,後10
混和材(剤)料の種類(例えばAE剤と減水剤、フライアッシュやシリカフュームなど)をあげることができる。4後9,後10
コンクリートの調合のうち、水セメント比の計算ができる。4後9,後10
スランプ、空気量について、強度または、耐久性の観点でその影響について説明できる。4後9,後10
コンクリートの強度(圧縮、引張、曲げ、せん断)の関係について説明できる。4後9,後10
耐久性(例えば中性化、収縮、凍害、塩害など)について現象名をあげることができる。4後9,後10
各種(暑中・寒中など)・特殊(水密、高強度など)コンクリートの名称をあげることができる。4後9,後10
コンクリート製品(ALC、プレキャストなど)の特徴について説明できる。4後9,後10
鋼材の耐久性(腐食、電食、耐火など)の現象と概要について説明できる。4後9,後10
鋼材の応力~ひずみ関係について説明でき、その特異点(比例限界、弾性限界、上降伏点、下降伏点、最大荷重、破断点など)の特定と性質について説明できる。4後9,後10
建築用構造用鋼材の種類(SS、SM、SNなど)・性質について説明できる。4後9,後10
建築用鋼製品(丸鋼・形鋼・板など)の特徴・性質について説明できる。4後9,後10
非鉄金属(アルミ、銅、ステンレスなど)の分類、特徴をあげることができる。4後9,後10
石材の種類・性質について説明できる。4後9,後10
石材の使用方法について説明できる。4後9,後10
屋根材(例えば和瓦、洋瓦、金属、アスファルト系など)の特徴をあげることができる。4後9,後10
タイルの種類、特徴をあげることができる。4後9,後10
ガラスの製法、種類をあげることができる。4後9,後10
塗料の種類に応じた下地、使用環境などの適合性について説明できる。4後9,後10
下地材の種類(例えば繊維板、パーティクルボード、石こうボードなど)をあげることができる。4後9,後10
内装材料(壁・天井)として(モルタル、しっくい、クロス、珪藻土、合板、ボードなど)をあげることができる。4後9,後10
床の仕上げ材料(カーペット、フローリング、レベリング、長尺シート等)をあげることができる。4後9,後10
構造建築構造の成り立ちを説明できる。4後9,後10
建築構造(W造、RC造、S造、SRC造など)の分類ができる。4後9,後10
力の定義、単位、成分について説明できる。4後9,後10
力のモーメントなどを用い、力のつり合い(合成と分解)に関する計算ができる。4後9,後10
断面一次モーメントを理解し、図心を計算できる。4後9,後10
断面二次モーメント、断面相乗モーメント、断面係数や断面二次半径などの断面諸量を計算できる。4後9,後10
弾性状態における応力とひずみの定義、力と変形の関係を説明でき、それらを計算できる。4後9,後10
曲げモーメントによる断面に生じる応力(引張、圧縮)とひずみの関係を理解し、それらを計算できる。4後9,後10
はり断面内のせん断応力分布について説明できる。4後9,後10
骨組構造物の安定・不安定の判定ができる。4後9,後10
骨組構造物に作用する荷重の種類について説明できる。4後9,後10
各種構造の設計荷重・外力を計算できる。4後9,後10
トラスの種類を説明でき、トラスの部材力の意味について説明できる。4後9,後10
節点法や切断法を用いて、トラスの部材応力を計算できる。4後9,後10
はりの支点の種類、対応する支点反力、およびはりの種類やその安定性について説明できる。4後9,後10
はりの断面に作用する内力としての応力(軸力、せん断力、曲げモーメント)、応力図(軸力図、せん断力図、曲げモーメント図)について説明することができる。4後9,後10
はり(単純ばり、片持ちはり)の応力を計算し、応力図を描くことができる。4後9,後10
応力と荷重の関係、応力と変形の関係を用いてはりのたわみの微分方程式を用い、幾何学的境界条件と力学的境界条件について説明でき、たわみやたわみ角を計算できる。4後9,後10
不静定構造物の解法の基本となる応力と変形関係について説明できる。4後9,後10
圧縮力を受ける柱の分類(短柱・長柱)が出来、各種支持条件に対するEuler座屈荷重を計算できる。4後9,後10
偏心圧縮柱の応力状態を説明できる。4後9,後10
ラーメンやその種類について説明できる。4後9,後10
ラーメンの支点反力、応力(軸力、せん断力、曲げモーメント)を計算し、その応力図(軸力図、せん断力図、曲げモーメント図)をかくことができる。4後9,後10
構造力学における仕事やひずみエネルギーの概念について説明できる。4後9,後10
仕事やエネルギーの概念を用いて、構造物(例えば梁、ラーメン、トラスなど)の支点反力、応力(図)、変形(たわみ、たわみ角)を計算できる。4後9,後10
構造物の安定性、静定・不静定の物理的意味と判別式の誘導ができ、不静定次数を計算できる。4後9,後10
静定基本系(例えば、仮想仕事法など)を用い、不静定構造物の応力と、支点反力を求めることができる。4後9,後10
いずれかの方法(変位法(たわみ角法)、固定モーメント法など)により、不静定構造物の支点反力、応力(図)を計算できる。4後9,後10
木構造の特徴・構造形式について説明できる。4後9,後10
木材の接合について説明できる。4後9,後10
基礎、軸組み、小屋組み、床組み、階段、開口部などの木造建築の構法を説明できる。4後9,後10
鋼構造物の復元力特性と設計法の関係について説明できる。4後9,後10
S造の特徴・構造形式について説明できる。4後9,後10
鋼材・溶接の許容応力度について説明できる。4後9,後10
軸力のみを受ける部材の設計の計算ができる。4後9,後10
軸力、曲げを受ける部材の設計の計算ができる。4後9,後10
曲げ材の設計の計算ができる。4後9,後10
継手の設計・計算ができる。4後9,後10
高力ボルト摩擦接合の機構について説明できる。4後9,後10
溶接接合の種類と設計法について説明できる。4後9,後10
仕口の設計方法について説明ができる。4後9,後10
柱脚の種類と設計方法について説明ができる。4後9,後10
鉄筋コンクリート造(ラーメン構造、壁式構造、プレストレストコンクリート構造など)の特徴・構造形式について説明できる。4後9,後10
構造計算の設計ルートについて説明できる。4後9,後10
建物の外力と変形能力に基づく構造設計法について説明できる。4後9,後10
断面内の応力の分布について説明できる。4後9,後10
許容曲げモーメントを計算できる。4後9,後10
主筋の算定ができる。4後9,後10
釣合い鉄筋比について説明ができる。4後9,後10
中立軸の算定ができる。4後9,後10
許容せん断力を計算できる。4後9,後10
せん断補強筋の算定ができる。4後9,後10
終局曲げモーメントについて説明できる。4後9,後10
終局剪断力について説明できる。4後9,後10
断面内の応力の分布について説明できる。4後9,後10
許容曲げモーメントを計算できる。4後9,後10
MNインターラクションカーブについて説明できる。4後9,後10
主筋の算定ができる。4後9,後10
釣合い鉄筋比について説明ができる。4後9,後10
中立軸の算定ができる。4後9,後10
許容せん断力を計算できる。4後9,後10
せん断補強筋の算定ができる。4後9,後10
終局曲げモーメントについて説明できる。4後9,後10
終局剪断力について説明できる。4後9,後10
基礎形式(直接、杭)の分類ができる。4後9,後10
基礎形式別の支持力算定方を説明できる。4後9,後10
マグニチュードの概念と震度階について説明できる。4後9,後10
地震被害を受けた建物の破壊等の特徴について説明できる。4後9,後10
環境・設備風土と建築について説明できる。4後9,後10
気候、気象について説明できる。4後9,後10
気温、温度、湿度および気温と湿度の形成について説明できる。4後9,後10
雨、雪による温度、湿度の関係について説明できる。4後9,後10
ヒートアイランドの現象について説明できる。4後9,後10
大気汚染の歴史と現象について説明できる。4後9,後10
都市環境における緑の役割について説明できる。4後9,後10
建設地と太陽位置について説明できる。4後9,後10
日照時間および日照時間図について説明できる。4後9,後10
日照と日射の使い分けについて説明できる。4後9,後10
紫外線、赤外線、可視光線の効果の違いを説明できる。4後9,後10
日照および日射の調節方法について説明できる。4後9,後10
視覚と光の関係について説明できる。4後9,後10
明視、グレアの現象について説明できる。4後9,後10
採光および採光計画について説明できる。4後9,後10
人工照明について説明できる。4後9,後10
照明計画および照度の計算ができる。4後9,後10
表色系について説明できる。4後9,後10
色彩計画の概念を知っている。4後9,後10
伝熱の基礎について説明できる。4後9,後10
熱貫流について説明できる。4後9,後10
室温の形成について理解している。4後9,後10
温熱環境要素について説明できる。4後9,後10
温熱環境指標について説明できる。4後9,後10
湿り空気、空気線図について説明できる。4後9,後10
結露現象について説明できる。4後9,後10
空気汚染の種類と室内空気環境基準について説明できる。4後9,後10
必要換気量について計算できる。4後9,後10
自然換気と機械換気について説明ができる。4後9,後10
音の単位について説明できる。4後9,後10
聴覚の仕組みについて説明できる。4後9,後10
音心理の三大特性、大きさとうるささ、音の伝搬、減衰、回折について説明できる。4後9,後10
吸音と遮音、残響について説明できる。4後9,後10
遮音材料の仕組み、音響計画について説明できる。4後9,後10
給水方式について説明できる。4後9,後10
使用水量について把握できる。4後9,後10
給排水管の管径の決定方法について知っている。4後9,後10
給湯方式について説明できる。4後9,後10
敷地内外の分流式・合流式排水方式について説明できる。4後9,後10
浄化槽について説明できる。4後9,後10
衛生器具について説明できる。4後9,後10
室内環境基準について説明できる。4後9,後10
熱負荷計算法、空気線図、空気の状態値について説明できる。4後9,後10
空気調和方式について説明できる。4後9,後10
熱源方式について説明できる。4後9,後10
必要換気量について計算できる。4後9,後10
受変電・幹線設備について説明できる。4後9,後10
動力設備について説明できる。4後9,後10
照明・コンセント設備について説明できる。4後9,後10
情報・通信設備について説明できる。4後9,後10
消火設備について説明できる。4後9,後10
排煙設備について説明できる。4後9,後10
火災報知設備について説明できる。4後9,後10
自然再生可能エネルギー(例えば、風力発電、太陽光発電、太陽熱温水器など)の特徴について説明できる。4後9,後10
エネルギー削減に関して建築的手法(建築物の外皮(断熱、窓など))を適用することができる。4後9,後10
建築設備(配線・管、配線・管スペース、施工法など)を、設備(自然環境・電気・空調・給排水の分野)計画に適用できる。4後9,後10
省エネルギー(コジェネレーション等を含む)について説明できる。4後9,後10
計画・歴史現代社会における都市計画の課題の位置づけについて説明できる。4後9,後10
近現代都市の特質と課題について説明できる。4後9,後10
近代の都市計画論について説明できる。4後9,後10
現代にいたる都市計画論について説明できる。4後9,後10
市街地形成と都市交通のあり方について説明できる。4後9,後10
街路計画の手法と理念について説明できる。4後9,後10
日本の土地利用計画の仕組みについて説明できる。4後9,後10
方法・制度の変遷について説明できる。4後9,後10
景観形成・風景計画、用途・形態規制の仕組みについて説明できる。4後9,後10
市街地を開発する仕組みについて説明できる。4後9,後10
土地区画整理事業について説明できる。4後9,後10
市街地再開発事業について説明できる。4後9,後10
地区計画制度について説明できる。4後9,後10
建築協定・緑化協定などの住民参加・協働のまちづくりの体制について説明できる。4後9,後10
モデュールについて説明できる。4後9,後10
建築設計に関わる基本的な家具をはじめとする住設備機器などの寸法を知っている。4後9,後10
居住系施設(例えば、独立住宅、集合住宅など)の計画について説明できる。4後9,後10
教育や福祉系の施設(例えば、小学校、保育所、幼稚園、中・高・大学など)あるいは類似施設の計画について説明できる。4後9,後10
文化・交流系の施設(例えば、美術館、博物館、図書館など)あるいは類似施設の計画について説明できる。4後9,後10
医療・業務系の施設(例えば、オフィスビル、病院、オーディトリアム、宿泊施設等)あるいは類似施設の計画について説明できる。4後9,後10
建築計画・設計の手法一般について説明できる。4後9,後10
都市・地区・地域・建築物の規模に応じた防災に関する計画、手法などを説明できる。4後9,後10
都市と農村の計画について説明できる。4後9,後10
日本および海外における近現代の建築様式の特徴について説明できる。4後9,後10
古代(例えば、エジプト、オリエント、エーゲ海、ギリシャ、ローマなど)の特徴について説明できる。4後9,後10
中世(例えば、ビザンチン、イスラム、ロマネスク、ゴシックなど)の特徴について説明できる。4後9,後10
近世(例えば、ルネサンス、マニエリスム、バロック、ロココなど)の特徴について説明できる。4後9,後10
原始(例えば、竪穴住居、高床建築、集落など)の特徴について説明できる。4後9,後10
古代(例えば、住宅建築、寝殿造、都市計画、神社建築、寺院建築など)の特徴について説明できる。4後9,後10
中世(例えば、住宅建築、神社建築、寺院建築(大仏様、禅宗様、折衷様など))の特徴について説明できる。4後9,後10
近世(例えば、住宅建築、書院造、数寄屋風書院、町屋、農家、茶室、霊廟、社寺建築、城郭)の特徴について説明できる。4後9,後10
施工・法規工事の流れ(仮設・準備・基礎・地業・躯体・仕上げ・設備(電気・空調・給排水・衛生)・解体)について説明できる。4後9,後10
建築物の保守・維持管理の概要・現状について説明できる。4後9,後10
請負契約(見積り、積算を含む)について説明できる。4後9,後10
瑕疵・保証について説明ができる。4後9,後10
現場組織の編成について説明できる。4後9,後10
設計図書と施工図の関係について説明できる。4後9,後10
各種書類の行政への届出先と期限について説明できる。4後9,後10
5大管理項目(品質、原価、工程、安全、環境)の特徴について説明できる。4後9,後10
ネットワーク工程表の計算ができる。4後9,後10
バーチャート工程表について説明できる。4後9,後10
鉄筋の加工について説明できる。4後9,後10
継手(重ね、圧接、機械式、etc.)の仕組みについて説明できる。4後9,後10
定着の仕様とメカニズムについて説明できる。4後9,後10
鉄筋の組立ての基準・仕様について説明できる。4後9,後10
かぶりの必要性、かぶり厚さの基準・仕様・法令について説明できる。4後9,後10
型枠の材料、種類をあげることができる。4後9,後10
型枠の組立て手順について説明できる。4後9,後10
せき板の存置期間について説明できる。4後9,後10
支保工の存置期間について説明できる。4後9,後10
使用材料の試験・管理値について説明できる。4後9,後10
生コンの発注について説明できる。4後9,後10
運搬・締固め(打込み)の方法・手順について説明できる。4後9,後10
養生の必要性について説明できる。4後9,後10
現場組立て(建方)方法、工法について説明できる。4後9,後10
法の体系について説明できる。4後9,後10
法令用語について説明できる。4後9,後10
建築物などの定義について説明できる。4後9,後10
工作物の定義について説明できる。4後9,後10
防火に関する用語について説明できる。4後9,後10
建築手続きに関する用語について説明できる。4後9,後10
建築基準法に基づき、建築物の面積、高さ、階数が算定できる。4後9,後10
一般構造(構造方法に関する技術的基準)の法令文を読み、適用できる。4後9,後10
構造強度(構造計算方法に関する規定)の法令文を読み、適用できる。4後9,後10
防火・耐火・内装制限に関する法令を探すことができる。4後9,後10
避難・消防関係規定法令を探すことができる。4後9,後10
建築設備関連法令を探すことができる。4後9,後10
建築基準法で定める道路と敷地について説明できる。4後9,後10
用途地域について説明できる。4後9,後10
容積率・建ぺい率について説明できる。4後9,後10
高さ制限について説明できる。4後9,後10
防火地域について説明できる。4後9,後10
確認と許可について説明できる。4後9,後10
建築基準法に関連する法律関係(例えば都市計画法、消防法、ハートビル法、品確法、建築士法、建設業法、労働安全衛生規則など)の法令を探すことができる。4後9,後10
設計・製図製図用具の特性を理解し、使用できる。4後9,後10
線の描き分け(3種類程度)ができる。4後9,後10
文字・寸法の記入を理解し、実践できる。4後9,後10
建築の各種図面の意味を理解し、描けること。4後9,後10
図面の種類別の各種図の配置を理解している。4後9,後10
図面の尺度・縮尺について理解し、図面の作図に反映できる。4後9,後10
立体的な発想とその表現(例えば、正投象、単面投象、透視投象などを用い)ができる。4後9,後10
建築の構成要素(形と空間の構成)について説明できる。4後9,後10
建築における形態(ものの形)について説明できる。4後9,後10
ソフトウェアを用い、各種建築図面を作成できる。4後9,後10
各種模型材料(例えば、紙、木、スチレンボードなど)を用い、図面をもとに模型を製作できる。または、BIMなどの3D-CADにより建築モデルを作成できる。4後9,後10
与えられた条件をもとに、コンセプトがまとめられる。4後9,後10
与えられた条件をもとに、動線・ゾーニングのエスキスができる。4後9,後10
与えられた条件をもとに、配置図、各階平面図、立面図、断面図などがかける。4後9,後10
敷地と周辺地域および景観などに配慮し、配置、意匠を検討できる。4後9,後10
設計した建築物の模型またはパースなどを製作できる。4後9,後10
講評会等において、コンセプトなどをまとめ、プレゼンテーションができる。4後9,後10
分野別の工学実験・実習能力建築系分野【実験・実習能力】建築系【実験実習】実験の目的と方法を説明できる。4後9,後10
建築に用いる構造材料(例えば木、コンクリート、金属など)の物理的特性を実験により明らかにすることができる。4後9,後10
実験結果を整理し、考察できる。4後9,後10
実験の目的と方法を説明できる。4後9,後10
構造材料(例えば木、コンクリート、金属など)によるいずれかの構造形式(ラーメン、トラスなど)の試験体を用い、載荷実験を行い、破壊形状と変形の性状を観察することができる。4後9,後10
実験結果を整理し、考察できる。4後9,後10
実験の目的と方法を説明できる。4後9,後10
建築を取巻く環境(例えば音、光、温度、湿度、振動など)を実験により把握できる。4後9,後10
実験結果を整理し、考察できる。4後9,後10
建築生産で利用されている測量(例えば、レベル、トランシット、トータルステーション、GPS測量など)について機器の取り扱いができる。4後9,後10
測量の結果を整理できる。4後9,後10
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3後9,後10
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3後9,後10
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3後9,後10
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3後9,後10
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。3後9,後10
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3後9,後10
他者の意見を聞き合意形成することができる。3後9,後10
合意形成のために会話を成立させることができる。3後9,後10
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。3後9,後10
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3後9,後10
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3後9,後10
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。3後9,後10
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。3後9,後10
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。3後9,後10
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。3後9,後10
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる3後9,後10
複数の情報を整理・構造化できる。3後9,後10
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。3後9,後10
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。3後9,後10
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。3後9,後10
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。3後9,後10
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。3後9,後10
事実をもとに論理や考察を展開できる。3後9,後10
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。3後9,後10
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3後9,後10
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3後9,後10
目標の実現に向けて計画ができる。3後9,後10
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。3後9,後10
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。3後9,後10
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。3後9,後10
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。3後9,後10
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。3後9,後10
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。3後9,後10
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。3後9,後10
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。3後9,後10
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。3後9,後10
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている3後9,後10
法令やルールを遵守した行動をとれる。3後9,後10
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。3後9,後10
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。3後9,後10
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。3後9,後10
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。3後9,後10
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。3後9,後10
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。3後9,後10
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。3後9,後10
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。3後9,後10
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。3後9,後10
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。3後9,後10
企業には社会的責任があることを認識している。3後9,後10
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。3後9,後10
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。3後9,後10
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。3後9,後10
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。3後9,後10
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。3後9,後10
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。3後9,後10
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。3後9,後10
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。3後9,後10
総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。3
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。3
要求に適合したシステム、構成要素、工程等の設計に取り組むことができる。3後9,後10
課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。3後9,後10
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。3後9,後10
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。3後9,後10

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00000100100
基礎的能力000002020
専門的能力000004040
分野横断的能力000004040