到達目標
1.住宅の使い方などに関する建築計画上の知識を説明し、設計製図に応用できる。
2.美術館、オフィスビル、病院の各施設の機能と種類及び計画の知識を説明し、設計製図に応用できる。
3.ユニバーサルデザイン、建物防災に関する建築計画上の知識を説明し、設計製図に応用できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 住宅の使い方などに関する建築計画上の知識を具体的に事例などを用いて説明し、設計製図に応用可能な段階まで応用力を高めている。 | 住宅の使い方などに関する建築計画上の知識を説明できる。 | 住宅の使い方などに関する建築計画上の知識を理解しておらず、説明できない。 |
評価項目2 | 美術館、オフィスビル、病院の各施設の機能と種類及び計画の知識を具体的に事例などを用いて説明し、設計製図に応用可能な段階まで応用力を高めている。 | 美術館、オフィスビル、病院の各施設の機能と種類及び計画の知識を説明できる。 | 美術館、オフィスビル、病院の各施設の機能と種類及び計画の知識を理解しておらず、説明できない。 |
評価項目3 | ユニバーサルデザイン、建物防災に関する建築計画上の知識を具体的に事例などを用いて説明し、設計製図に応用可能な段階まで応用力を高めている。 | ユニバーサルデザイン、建物防災に関する建築計画上の知識を説明できる。 | ユニバーサルデザイン、建物防災に関する建築計画上の知識を理解しておらず、説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 A-2
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JABEE d03
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JABEE d05
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JABEE d11
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教育方法等
概要:
建築設計には、公共施設計画、就労空間計画及び高齢者や障がい者の視点にたった計画の知識が求められる。本授業は、4年設計製図IVの課題と関連性をもって進め、具体的には住宅、美術館、オフィスビル等各施設の計画およびユニバーサルデザイン、建物防災などについて解説する。
授業の進め方・方法:
授業は、講義を主体とする。教科書以外にも事例に関するプリントを適宜配布しながら解説する。
4年設計製図IVとの関連をもって授業を進める。
授業で扱う事例に関して、日常的に興味や問題意識を持つことが大切である。
火曜15:35から17:00、水曜15:35から17:00をオフィスアワーとするので、質問等がある学生は研究室まで来ること。
また、次のような自学自習を60時間以上行うこと。
・授業内容を理解するため、教科書や関連資料で予習を行う。
・授業内容の理解を深めるため、復習を行う。
・定期試験の準備を行う。
・授業内容を設計製図課題に活かす。
注意点:
原則として再試験は行わない。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンスと基礎知識 |
基礎知識について説明できる。
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2週 |
独立住宅の計画1(敷地サーベイ、ゾーニング) |
独立住宅の基本的な知識を説明できる。
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3週 |
独立住宅の計画2(活動と場所、配置・平面・断面計画) |
独立住宅の配置・平面・断面計画の知識を説明できる。
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4週 |
独立住宅の計画3(事例紹介) |
独立住宅の事例概要を説明できる。
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5週 |
ユニバーサルデザインの計画(法的規制、事例) |
ユニバーサルデザインの基本的な知識を説明できる。
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6週 |
博物館・美術館の計画1(博物館法、機能と動線計画) |
博物館・美術館の基本的な知識を説明できる。
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7週 |
博物館・美術館の計画2(平面計画、断面計画、外構計画) |
博物館・美術館の平面・断面・外構計画の知識を説明できる。
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8週 |
前期中間までの復習(前期中間試験) |
前期中間試験までに習った内容を理解し、応用できる。
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2ndQ |
9週 |
博物館・美術館の計画3(事例紹介) |
博物館・美術館の事例概要を説明できる。
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10週 |
人間の行動特性(パーソナルスペース、ウェイファインディング) |
人間の行動特性の基本的な知識を説明できる。
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11週 |
オフィスビルの計画1(コアタイプとレンタブル比、ペリメータゾーン) |
オフィスビルのコアタイプの違いやレンタブル比の定義、設備計画を説明できる。
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12週 |
オフィスビルの計画2 (オフィスレイアウト、防災避難計画) |
オフィスビル室内の基本的な知識を説明できる。
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13週 |
建築計画の今後1(高齢者入居施設) |
高齢者入居施設における建築計画の動向について説明できる。
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14週 |
建築計画の今後2(コンバージョンとリノベーション) |
コンバージョンとリノベーションにおける建築計画の動向について説明できる。
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15週 |
前期末試験 |
前期中間試験までに習った内容を理解し、応用できる。
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16週 |
前期末試験の復習 |
前期末までに習った内容について、自らの課題を認識し修正できる。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建築系分野 | 計画・歴史 | モデュールについて説明できる。 | 3 | 前1,前8 |
建築設計に関わる基本的な家具をはじめとする住設備機器などの寸法を知っている。 | 2 | 前1,前4,前5,前8,前9,前16 |
居住系施設(例えば、独立住宅、集合住宅など)の計画について説明できる。 | 3 | 前2,前3,前8 |
教育や福祉系の施設(例えば、小学校、保育所、幼稚園、中・高・大学など)あるいは類似施設の計画について説明できる。 | 3 | 前1,前4,前5,前8 |
文化・交流系の施設(例えば、美術館、博物館、図書館など)あるいは類似施設の計画について説明できる。 | 3 | 前6,前7,前8 |
医療・業務系の施設(例えば、オフィスビル、病院、オーディトリアム、宿泊施設等)あるいは類似施設の計画について説明できる。 | 3 | 前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16 |
建築計画・設計の手法一般について説明できる。 | 3 | 前1,前4,前5,前8,前9,前16 |
都市・地区・地域・建築物の規模に応じた防災に関する計画、手法などを説明できる。 | 2 | 前11,前16 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 90 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 100 |
基礎的能力 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 50 |
専門的能力 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |