概要:
現代建築は、日々新しい思想や意匠を持った建築が生み出されており、その背景となる時代の文化的側面との関連性も無視できない。ここでは、建築家の思想から外観デザインや空間構成などの建築的特徴を理解し、さらに多様な文化的特徴との関連性にも触れる。文化的特徴とは、美術、写真、映画、舞台、ファッション、広告、コンピュータ、編集、笑いなどである。この科目はデザイン会社で空間デザインを担当していた教員が、その経験を活かした内容として、特に広告の部分など講義する。
授業の進め方・方法:
授業では、できるだけビジュアルに分かりやすい写真や動画などを参考として紹介しながら、説明していく。
配布プリントはなく、板書もあまりしないので、自分で適宜メモを取るようにすること。
また,次のような自学自習を60時間以上行うこと.
・授業内容を理解するため,普段から最新の建築系雑誌等を読んで予習しておく。.
・授業内容の理解を深めるため,復習を行う.
・課題を与えるので,レポートを作成する.
・定期試験の準備を行う.
注意点:
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建築系分野 | 計画・歴史 | モデュールについて説明できる。 | 3 | 後4,後8,後13,後16 |
建築設計に関わる基本的な家具をはじめとする住設備機器などの寸法を知っている。 | 3 | 後1,後2,後3,後5,後8,後15,後16 |
教育や福祉系の施設(例えば、小学校、保育所、幼稚園、中・高・大学など)あるいは類似施設の計画について説明できる。 | 3 | 前11,前16 |
文化・交流系の施設(例えば、美術館、博物館、図書館など)あるいは類似施設の計画について説明できる。 | 3 | 前9,前10,前16,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16 |
医療・業務系の施設(例えば、オフィスビル、病院、オーディトリアム、宿泊施設等)あるいは類似施設の計画について説明できる。 | 3 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8 |
建築計画・設計の手法一般について説明できる。 | 3 | 前2,前3,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前16,後9,後10,後16 |
日本および海外における近現代の建築様式の特徴について説明できる。 | 3 | 前4,前5,前6,前7,前8,前12,前13,前14,前15,前16 |