到達目標
1.資源の利用と無機化学工業について説明できる。
2.石油・石炭の化学工業について説明できる。
3.工業材料と機能性材料について説明できる。
4.生命と化学工業について説明できる。
5.生活と化学工業について説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
資源の利用と無機工業化学 | 資源の利用と無機化学工業について十分に説明できる。 | 資源の利用と無機化学工業について説明できる。 | 資源の利用と無機化学工業について説明できない。 |
石油・石炭の化学工業 | 石油・石炭の化学工業について十分に説明できる。 | 石油・石炭の化学工業について説明できる。 | 石油・石炭の化学工業について説明できない。 |
工業材料と機能性材料 | 工業材料と機能性材料について十分に説明できる。 | 工業材料と機能性材料について説明できる。 | 工業材料と機能性材料について説明できない。 |
生命と化学工業 | 生命と化学工業について十分に説明できる。 | 生命と化学工業について説明できる。 | 生命と化学工業について説明できない。 |
生活と化学工業 | 生活と化学工業について十分に説明できる。 | 生活と化学工業について説明できる。 | 生活と化学工業について説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
前学期は主に「資源の利用と無機化学工業」「工業材料と機能性材料」「生活と化学工業」について,無機化学分野に関連する内容について学習する。後学期は主に「石油・石炭の化学工業」「生命と化学工業」について,有機化学分野に関連する内容について学習する。
2年次の有機無機化学基礎につながる科目として,種々の材料に関する専門基礎知識を養う。
授業の進め方・方法:
2名の教員がそれぞれ前学期・後学期を担当し,講義形式で授業を進める。
注意点:
【成績評価の基準・方法】
試験の成績80%,平素の学習状況(課題,小テスト,提出物等)20%の割合で総合的に評価する。前学期の評価は中間と期末の各期間の評価の平均,後学期の評価は中間と期末の各期間の評価の平均,学年の評価は前学期と後学期の評価の平均とする。なお,通年科目における後学期中間の評価は前学期末,後学期中間の各期間の評価の平均とする。技術者が身につけるべき専門基礎として,到達目標に対する達成度を試験等において評価する。
【事前・事後学習】
事前学習として,教員から与えられた事前課題に取り組むこと。また,事後学習として,授業中に理解できなかった部分を復習すること。
【履修上の注意】
この科目を履修するにあたり,2年の有機無機化学基礎の内容を十分に理解しておくこと。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
資源の利用と無機化学工業:化学工業とプロセス,窒素を含む資源の利用について学ぶ.
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化学工業とプロセス,窒素を含む資源の利用について説明できる.
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2週 |
資源の利用と無機化学工業:アンモニアと尿素の合成について学ぶ. |
アンモニアと尿素の合成について説明できる.
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3週 |
資源の利用と無機化学工業:硝酸の製造について学ぶ. |
硝酸の製造について説明できる.
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4週 |
資源の利用と無機化学工業:海水を利用する工業,ソーダ工業について学ぶ. |
海水を利用する工業,ソーダ工業について説明できる.
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5週 |
資源の利用と無機化学工業:化学工業の基礎原料である塩酸と硫酸の製造について学ぶ. |
化学工業の基礎原料である塩酸と硫酸の製造について説明できる.
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6週 |
工業材料と機能性材料:ガラス,セメントについて学ぶ. |
ガラス,セメントについて説明できる.
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7週 |
工業材料と機能性材料:ファインセラミックスについて学ぶ. |
ファインセラミックスについて説明できる.
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8週 |
工業材料と機能性材料:金属の精錬と鉄鋼について学ぶ. |
金属の精錬と鉄鋼について説明できる.
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2ndQ |
9週 |
工業材料と機能性材料:銅,アルミニウムについて学ぶ. |
銅,アルミニウムについて説明できる.
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10週 |
工業材料と機能性材料:その他の非鉄金属,機能性金属材料について学ぶ. |
その他の非鉄金属,機能性金属材料について説明できる.
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11週 |
生活と化学工業:紙の性質,原料,製造法について学ぶ. |
紙の性質,原料,製造法について説明できる.
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12週 |
生活と化学工業:印刷の方法について学ぶ. |
印刷の方法について説明できる.
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13週 |
生活と化学工業:半導体の性質,構造,利用について学ぶ. |
半導体の性質,構造,利用について説明できる.
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14週 |
生活と化学工業:情報の伝達,表示と材料について学ぶ. |
情報の伝達,表示と材料について説明できる.
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15週 |
生活と化学工業:情報の記録と材料について学ぶ. |
情報の記録と材料について説明できる.
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
石油・石炭の化学工業:原油と石油製品について学ぶ. |
原油と石油製品について説明できる.
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2週 |
石油・石炭の化学工業:石油の精製について学ぶ |
石油の精製について説明できる.
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3週 |
石油・石炭の化学工業:石油化学工業について学ぶ |
石油化学工業について説明できる.
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4週 |
石油・石炭の化学工業:天然ガス・石炭の化学工業について学ぶ |
天然ガス・石炭の化学工業について説明できる.
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5週 |
工業材料と機能性材料:高分子材料(高分子化合物・プラスチック)について学ぶ. |
高分子材料(高分子化合物・プラスチック)について説明できる.
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6週 |
工業材料と機能性材料:高分子材料(合成ゴム・合成繊維)について学ぶ. |
高分子材料(合成ゴム・合成繊維)について説明できる.
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7週 |
工業材料と機能性材料:高分子材料(機能性高分子・複合材料)について学ぶ. |
高分子材料(機能性高分子・複合材料)について説明できる.
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8週 |
生命と化学工業:食品と化学(タンパク質・炭水化物)について学ぶ. |
食品と化学(タンパク質・炭水化物)について説明できる.
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4thQ |
9週 |
生命と化学工業:食品と化学(油脂)について学ぶ. |
食品と化学(油脂)について説明できる.
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10週 |
生命と化学工業:食品と化学(加工食品・食品添加物)について学ぶ. |
食品と化学(加工食品・食品添加物)について説明できる.
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11週 |
生命と化学工業:医薬品(予防薬・治療薬)について学ぶ. |
医薬品(予防薬・治療薬)について説明できる.
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12週 |
生命と化学工業:医薬品(診断薬・その他)について学ぶ. |
医薬品(診断薬・その他)について説明できる.
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13週 |
生活と化学工業:界面活性剤について学ぶ. |
界面活性剤について説明できる.
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14週 |
生活と化学工業:色素材料について学ぶ. |
色素材料について説明できる.
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15週 |
生活と化学工業:塗料について学ぶ. |
塗料について説明できる.
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | 化学(一般) | 化学(一般) | 代表的な金属やプラスチックなど有機材料について、その性質、用途、また、その再利用など生活とのかかわりについて説明できる。 | 3 | 前9,後1,後5,後6,後7,後14,後15 |
洗剤や食品添加物等の化学物質の有効性、環境へのリスクについて説明できる。 | 3 | 後8,後9,後10,後13 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 機械系分野 | 材料 | 金属材料、非金属材料、複合材料、機能性材料の性質と用途を説明できる。 | 3 | 前9,前10 |
鉄鋼の製法を説明できる。 | 3 | 前8 |
材料系分野 | 有機材料 | 代表的な高分子化合物の種類と、その性質について説明できる。 | 3 | 前11,前12,後5,後6,後7 |
無機材料 | セラミックス、金属材料、炭素材料、複合材料等、無機材料の用途・製法・構造等について説明できる。 | 3 | 前6,前7,後7 |
評価割合
| 試験 | 平素の学習状況(課題,小テスト,提出物等) | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 100 |
専門的能力 | 80 | 20 | 100 |