概要:
1年生で学んだ「情報処理演習」を基礎にして,C言語による「基礎プログラミング技術」の習得を講義と小テストで行う.プログラミング文法を理解し,情報処理によって問題解決ができる能力を身につける.
なお,本科目は,アグリエンジニアリング教育及び災害レジリエントマインド教育の対応科目である.(AE科目)(RM科目)
(科目情報)
授業時間 46.5時間
関連科目 都市・環境工学概論,設計製図
授業の進め方・方法:
本授業は,C言語のプログラミングを中心とした講義科目であり,演習と並行して行う.ここでは,講義で得た知識を活かし,演習で目的に適ったプログラムを作成できるよう努めること.
各授業の準備として自主学習プリントを配布するので,事前に教科書を読むなどして解答に取り組み,提出を怠らないこと.
また,適宜,小テストを実施する.小テストで理解を深めるとともに,自身の理解度をしっかりと認識すること.
(再試験について)
再試験は,総合評価が60点未満である者のうち,自主学習プリントを全体の80%以上提出し,かつ総合評価が40点以上の者のみを対象として行なう.
(総合評価)
総合評価は下式にて算出される.
総合評価 = (4回の定期試験の平均点)×0.7 + (小テストの平均点)×0.2 + (自主学習プリントの提出率)×0.1
注意点:
(履修上の注意)
プログラミングは情報処理教科の前提となる教科であるので,常日頃から十分に復習すること.
(自学上の注意)
小テストの採点結果から問題内容を十分に理解し,大事な点を整理してファイリングすること.
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
プログラム言語とコンピュータの利用 |
プログラム言語やコンピュータの利用について理解できる.
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2週 |
進数変換 |
また,進数変換を理解できる.
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3週 |
プログラム作成手順 構造化プログラム |
プログラム作成における基礎および操作の流れを理解できる.
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4週 |
データの出力 |
データの型について理解できる. データを入出力する基本的な方法について理解できる.
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5週 |
〃 |
入出力方法を理解し,そのデータを演算や加工して価値のある情報として出力できる.
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6週 |
式の計算 |
〃
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7週 |
〃 |
〃
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8週 |
復習Ⅰ |
これまでの学習の理解を深めることができる.
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2ndQ |
9週 |
前期中間試験 |
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10週 |
前期中間試験の解答と解説 if文 |
分からなかった部分を把握し理解できる. 制御文を使用することで,複雑なプログラム処理ができ,「条件式とその評価」についての正確な意味を理解できる.
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11週 |
if~else文 switch文 |
制御文を使用することで,複雑なプログラム処理ができ,「条件式とその評価」についての正確な意味を理解できる.
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12週 |
for文 while文 do~while文 |
反復処理を使った実用的なプログラミングができる.
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13週 |
〃 |
〃
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14週 |
〃 |
〃
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15週 |
〔前期期末試験〕 |
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16週 |
前期期末試験の解答と解説 |
分からなかった部分を把握し理解できる.
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後期 |
3rdQ |
1週 |
1次元配列 |
配列などのデータ構造の基礎が理解できる.
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2週 |
〃 |
〃
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3週 |
2次元配列 |
配列の基本的な操作が理解できる.
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4週 |
〃 |
〃
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5週 |
文字列の処理 |
文字列を用いたプログラミングができる.
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6週 |
〃 |
〃
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7週 |
配列を用いたプログラミング |
配列を用いたプログラミング例について学習し,配列に対する理解を深めることができる.
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8週 |
復習Ⅱ |
これまでの学習の理解を深めることができる.
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4thQ |
9週 |
後期中間試験 |
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10週 |
後期中間試験の解答と解説 簡単な関数 |
分からなかった部分を把握し理解できる. 入力(呼び出し)-機能(事)-出力(戻り)の各部に分けて考えることができる.
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11週 |
引数をもつ関数(値による呼び出し) 戻り値をもつ関数 |
関数の基礎的なプログラミングができる.
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12週 |
〃 |
〃
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13週 |
応用問題 |
これまで学習に加えて,さらに応用的なプログラミングができる.
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14週 |
復習Ⅲ |
これまでの学習の理解を深めることができる.
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15週 |
〔後期期末試験〕 |
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16週 |
後期期末試験の解答と解説 |
分からなかった部分を把握し理解できる.
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。 | 3 | 前2,前9 |
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。 | 3 | 前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後10,後11,後12,後13 |
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。 | 3 | 前6,前7,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13 |
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。 | 3 | 前6,前7,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13 |