Course Objectives
1.細胞及び遺伝子とその発現，伝達，環境との相互作用を理解している．
2.細胞分化，神経伝達，細胞周期，代謝，免疫など，生物の成長と恒常性維持の仕組みを理解している
3.ヒト社会と自然環境の関わりを理解している．
4.生命倫理の課題を理解している．
Rubric
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| 1.細胞及び遺伝子とその発現，伝達，環境との相互作用を理解している． | 1.細胞及び遺伝子とその発現，伝達，環境との相互作用を詳細に理解している． | 1.細胞及び遺伝子とその発現，伝達，環境との相互作用を理解している． | 1.細胞及び遺伝子とその発現，伝達，環境との相互作用を理解していない． |
| 2.細胞分化，神経伝達，細胞周期，代謝，免疫など，生物の成長と恒常性維持の仕組みを理解している | 2.細胞分化，神経伝達，細胞周期，代謝，免疫など，生物の成長と恒常性維持の仕組みを詳細に理解している | 2.細胞分化，神経伝達，細胞周期，代謝，免疫など，生物の成長と恒常性維持の仕組みを理解している | 2.細胞分化，神経伝達，細胞周期，代謝，免疫など，生物の成長と恒常性維持の仕組みを理解していない |
| 3.ヒト社会と自然環境の関わりを理解している． | 3.ヒト社会と自然環境の関わりを詳細に理解している． | 3.ヒト社会と自然環境の関わりを理解している． | 3.ヒト社会と自然環境の関わりを理解していない． |
| 4.生命倫理の課題を理解している． | 4.生命倫理の課題を詳細に理解している． | 4.生命倫理の課題を理解している． | 4.生命倫理の課題を理解していない． |
Assigned Department Objectives
Teaching Method
Outline:
生命科学は，「科学リテラシー」の一部としてその知識や情報が社会生活に必要となっており，一般常識化しつつある．また，日夜進展する生命科学の話題は社会を賑わせており，時にはヒトの存在について考えさせられたり，「生命倫理」問題として直面することもある．本講義によって，「ヒトとは何か」を知り，「生命科学の発展に私たちはどのように対応していくのか」という根源的な問題に対応できるような知識と判断力を修得する．
Style:
講義
Notice:
Course Plan
|
|
|
Theme |
Goals |
| 1st Semester |
| 1st Quarter |
| 1st |
生命科学と現代社会のかかわり |
生物の定義，細胞の構成分子を説明できる
|
| 2nd |
生命はどのように設計されているか |
細胞の構造と細胞小器官の働きを説明できる
|
| 3rd |
生命はどのように設計されているか |
遺伝子の構造，複製を説明できる
|
| 4th |
生命はどのように設計されているか |
遺伝子の発現を説明できる
|
| 5th |
ゲノム情報はどのように発現するのか |
ゲノムと生殖との関わりや遺伝子の発現調節を説明できる
|
| 6th |
ゲノム情報はどのように発現するのか |
エピゲノムの仕組みを説明できる
|
| 7th |
複雑な体はどのようにしてつくられるのか |
発生，細胞分化，器官形成，成長・老化を説明できる
|
| 8th |
中間試験 |
満点をとる
|
| 2nd Quarter |
| 9th |
脳はどこまで分かったか |
脳の構造，神経細胞と伝達を説明できる
|
| 10th |
がんとはどのような現象か |
細胞周期，アポトーシス，がんについて説明できる
|
| 11th |
私たちの食と健康の関係 |
酵素，ATP,代謝について説明できる
|
| 12th |
ヒトは病原体にどのように備えるか |
感染と免疫について説明できる
|
| 13th |
環境と生物はどのようにかかわるか |
環境への適応，進化，有性生殖の意義について説明できる
|
| 14th |
環境と生物はどのようにかかわるか |
生態系の機能と生物多様性の保全について説明できる
|
| 15th |
生命倫理はどこに向かいつつあるか |
生命倫理の原則と課題について説明できる
|
| 16th |
期末試験 |
満点をとる
|
Evaluation Method and Weight (%)
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | Total |
| Subtotal | 90 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 100 |
| 基礎的能力 | 90 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 100 |
| 専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |