環境エネルギシステム

科目基礎情報

学校 苫小牧工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 環境エネルギシステム
科目番号 116823 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 後期:2
教科書/教材 使用しない/自作教材資料
担当教員 二橋 創平

到達目標

1) 地球環境の現状を理解する。
2) 気候変動のメカニズムを理解する。
3) 気候変動予測を理解する。
4) 従来のエネルギー技術を理解する。
5) 次世代のエネルギー技術を理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1地球環境の現状を理解し、この知識を応用することができる。地球環境の現状を理解し、これを説明できる。地球環境の現状を理解し、これを説明できない。
評価項目2気候変動のメカニズムを理解し、この知識を応用することができる。気候変動のメカニズムを理解し、これを説明できる。気候変動のメカニズムを理解し、これを説明できない。
評価項目3気候変動予測を理解し、この知識を応用することができる。気候変動予測を理解し、これを説明できる。気候変動予測を理解し、これを説明できない。
評価項目4従来のエネルギー技術を理解し、この知識を応用することができる。従来のエネルギー技術を理解し、これを説明できる。従来のエネルギー技術を理解し、これを説明できない。
評価項目5次世代のエネルギー技術を理解し、この知識を応用することができる。次世代のエネルギー技術を理解し、これを説明できる。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本講義では地球環境問題を理解し、その問題を解決するために 従来のエネルギー技術と次世代のエネルギー技術を理解することを目標に授業を行う。さらに演習を通して自主的に適切な知識を獲得でき、それを説明することができることも目標としている。
授業の進め方・方法:
教員による講義を中心に授業を進めていく。加えて学生による文献やインターネットによる調査(課題)も実施する。
評価は,定期試験45%,中間試験35%,課題20%の重みで実施する。
合格点は60点以上とする。
評価が60点に満たない場合は再度試験を実施して、この試験に合格した場合は60点を与える。
詳細は第1回の授業で説明する。
注意点:
履修にあたっては,低学年における数学, 物理, 熱力学に関する基礎知識を要する。
教員による講義のほか、自学自習として復習ならびに課題を行う。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 地球環境問題の現状 地球環境の現状を把握する。
2週 地球環境問題の現状 地球環境の現状を把握する。
3週 気候変動のメカニズム 気候変動のメカニズムを理解する。
4週 気候変動のメカニズム 気候変動のメカニズムを理解する。
5週 気候変動のメカニズム 気候変動のメカニズムを理解する。
6週 気候変動の予測 どのように気候変動の予測が行われているかを説明できる。
7週 気候変動の予測 どのように気候変動の予測が行われているかを説明できる。
8週 気候変動の予測 どのように気候変動の予測が行われているかを説明できる。
4thQ
9週 従来のエネルギー技術 従来のエネルギー技術を理解する。
10週 従来のエネルギー技術 従来のエネルギー技術を理解する。
11週 従来のエネルギー技術 従来のエネルギー技術を理解する。
12週 次世代のエネルギー技術 次世代のエネルギー技術を理解する。
13週 次世代のエネルギー技術 次世代のエネルギー技術を理解する。
14週 次世代のエネルギー技術 次世代のエネルギー技術を理解する。
15週 次世代のエネルギー技術 次世代のエネルギー技術を理解する。
16週 定期試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学機械系分野力学運動の第一法則(慣性の法則)を説明できる。3後9
運動の第二法則を説明でき、力、質量および加速度の関係を運動方程式で表すことができる。3後9
運動の第三法則(作用反作用の法則)を説明できる。3後9
仕事の意味を理解し、計算できる。3後9,後10
エネルギーの意味と種類、エネルギー保存の法則を説明できる。4後10
位置エネルギーと運動エネルギーを計算できる。4後10
動力の意味を理解し、計算できる。4後10
運動量および運動量保存の法則を説明できる。3後9
熱流体流体の定義と力学的な取り扱い方を理解し、適用できる。3後9
流体の性質を表す各種物理量の定義と単位を理解し、適用できる。3後9
ニュートンの粘性法則、ニュートン流体、非ニュートン流体を説明できる。3後9
定常流と非定常流の違いを説明できる。3後10
流線と流管の定義を説明できる。3後10
連続の式を理解し、諸問題の流速と流量を計算できる。3後10
オイラーの運動方程式を説明できる。3後10
ベルヌーイの式を理解し、流体の諸問題に適用できる。3後10
運動量の法則を理解し、流体が物体に及ぼす力を計算できる。3後10
熱力学で用いられる各種物理量の定義と単位を説明できる。4後9
閉じた系と開いた系、系の平衡、状態量などの意味を説明できる。4後9
熱力学の第一法則を説明できる。4後9
閉じた系と開いた系について、エネルギー式を用いて、熱、仕事、内部エネルギー、エンタルピーを計算できる。4後9
閉じた系および開いた系が外界にする仕事をp-V線図で説明できる。4後9
理想気体の圧力、体積、温度の関係を、状態方程式を用いて説明できる。4後10
定積比熱、定圧比熱、比熱比および気体定数の相互関係を説明できる。4後10
内部エネルギーやエンタルピーの変化量と温度の関係を説明できる。4後10
等圧変化、等積変化、等温変化、断熱変化、ポリトロープ変化の意味を理解し、状態量、熱、仕事を計算できる。3後10
熱力学の第二法則を説明できる。4後11
サイクルの意味を理解し、熱機関の熱効率を計算できる。3後11
カルノーサイクルの状態変化を理解し、熱効率を計算できる。4後11
エントロピーの定義を理解し、可逆変化および不可逆変化におけるエントロピーの変化を説明できる。3後11
サイクルをT-s線図で表現できる。3後11

評価割合

試験課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力0000000
専門的能力80200000100
分野横断的能力0000000