英語ⅣB

科目基礎情報

学校 旭川工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 英語ⅣB
科目番号 0006 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 一般人文科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 前期:2
教科書/教材 Science and Culture (千葉元信他編著: 青踏社)
担当教員 沢谷 佑輔,森永 治之介

到達目標

1. さまざまな文章理解の方法を用いて文章を素早く読み取り、概要を把握する。
2. 中学既習および高等学校学習指導要領で示されたレベルで学習する語の定義を英語で理解する。
3. 現代の科学と社会について書かれた英文を理解し、自らも英語を用いて意見を述べたり情報を伝える。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 (C-2, C-3)さまざまな文章理解の方法を用いて文章を素早く読み取り、概要を把握することができる。文章理解の方法をいくつか用いて文章を読み取り、概要を把握することができる。さまざまな文章理解の方法を用いて文章の読み取りができず、概要の把握ができない。
評価項目2 (C-2)中学既習および高等学校学習指導要領で示されたレベルで学習する語の定義を英語で理解することができる。中学既習および高等学校学習指導要領で示されたレベルで学習する語の定義を英語で理解することがおおむねできる。中学既習および高等学校学習指導要領で示されたレベルで学習する語の定義を英語で理解することができない。
評価項目3 (B-2, C-2, C-3)現代の科学と社会について書かれた英文を理解し、自らも英語を用いて意見を述べたり情報を伝えることができる。現代の科学と社会について書かれた英文をおおむね理解し、自らも英語を用いて意見を述べたり情報を伝えようとすることができる。現代の科学と社会について書かれた英文が理解できず、自分から英語を用いて意見を述べたり情報を伝えることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
科学の先端的研究や調査により判明した新事実、医療、社会問題など、現代の科学と社会について書かれた英文を読み、素早く大意を把握し、かつ必要な情報を英語で表現できるようにする。
授業の進め方・方法:
英文の内容を日本語を介さず、パラフレーズした英語によって理解できるようにする。また、英語による文章の要約、重要表現を用いた自己表現活動を適宜行う。また、語彙増強のために随時小テストを課す。
注意点:
・教育プログラムの学習・教育到達目標の各項目の割合はB-2(10%) C-2(70%) C-3(20%)とする.
・総時間数45時間(自学自習15時間)
・自学自習(15時間)は,日常の授業(30時間)のための予習復習時間および小テストや定期試験の準備のための勉強時間を総合したものとする.
・評価については,合計点数が60点以上で単位修得となる.その場合,各到達目標項目の到達レベルが標準以上であること,教育プログラムの学習・教育到達目標の各項目を満たしたことが認められる
・開講期に英検準2級に合格した場合、およびTOEIC で400 点以上を取得した場合には、当該期の成績において10 点を上限に加点する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Orientation
Unit 1
Global Positioning System
・授業の進め方がわかる。
・GPS システムの開発・歴史に関する英文を読み、読み手に対して未知語と考えられる語彙を用いる場合の表現方法が理解できる。
2週 Unit 1
Global Positioning System
・GPS システムの開発・歴史に関する英文を読み、読み手に対して未知語と考えられる語彙を用いる場合の表現方法が理解できる。
3週 Unit 3
How Much Water Do We Really Need to Drink?
・人間の水の摂取量に関する英文を読み、根拠を表す表現、また意見の相違を比較する表現を理解できる。
4週 Unit 3
How Much Water Do We Really Need to Drink?
Unit 5
Pollen Can Travel Farther than We Thought
・人間の水の摂取量に関する英文を読み、根拠を表す表現、また意見の相違を比較する表現を理解できる。

・遺伝子組み換え作物が放出する花粉が他の種に及ぼす影響に関する英文を読み、因果関係を示す表現を理解できる。
5週 Unit 5
Pollen Can Travel Farther than We Thought
・遺伝子組み換え作物が放出する花粉が他の種に及ぼす影響に関する英文を読み、因果関係を示す表現を理解できる。
6週 Unit 5
Pollen Can Travel Farther than We Thought
Unit 7
Satellite Photos of Mayan Ruins
・遺伝子組み換え作物が放出する花粉が他の種に及ぼす影響に関する英文を読み、因果関係を示す表現を理解できる。

・人工衛星の考古学調査への利用に関する英文を読み、マヤ文明の滅亡についての新仮説を理解できる。旧説と新説の違いを表現することができる。
7週 Unit 7
Satellite Photos of Mayan Ruins
・人工衛星の考古学調査への利用に関する英文を読み、マヤ文明の滅亡についての新仮説を理解できる。旧説と新説の違いを表現することができる。
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 Unit 9
Volcanoes National Park
・ハワイ諸島の形成や火山活動に関する英文を読み、島ごとの特徴を要約することができる。
10週 Unit 9
Volcanoes National Park
・ハワイ諸島の形成や火山活動に関する英文を読み、島ごとの特徴を要約することができる。
11週 Unit 11
Dental Health
・歯科治療の歴史と最新の治療法に関する英文を読み、その変遷を理解できる。例を表す表現を理解し使うことができる。
12週 Unit 11
Dental Health
・歯科治療の歴史と最新の治療法に関する英文を読み、その変遷を理解できる。例を表す表現を理解し使うことができる。
13週 Unit 13
Elisabeth Kubler-Ross, 1926-2004
・死との向き合い方に関する英文を読み、患者の感情や行動の変化を理解できる。段階的プロセスを読み取ることができる。
14週 Unit 13
Elisabeth Kubler-Ross, 1926-2004
・死との向き合い方に関する英文を読み、患者の感情や行動の変化を理解できる。段階的プロセスを読み取ることができる。
15週 前期末試験
16週 前期末試験返却・解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。3
自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。2
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2
毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握できる。1
毎分120語程度の速度で物語文や説明文などを読み、その概要を把握できる。1
自分や身近なこと及び自分の専門に関する情報や考えについて、200語程度の簡単な文章を書くことができる。2

評価割合

試験小テスト・課題相互評価発言ポートフォリオその他合計
総合評価割合65300500100
基礎的能力65300500100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000