到達目標
基礎的な数理モデルについて理解し、その性質を説明できる
基礎的な数理モデルの実例を用いて予測や定性的な解析を行える
【教育目標】C
【キーワード】数理モデル, モデリング, 定性解析
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
基礎的な数理モデルについて理解し、その性質を説明できる | 基礎的な数理モデルについて説明でき、実際の課題に対して適切なものを当てはめて問題を定式化できる | 基礎的な数理モデルについて理解し、説明できる | 基礎的な数理モデルについて説明できない |
基礎的な数理モデルの実例を用いて予測や定性的な解析を行える | 実際の課題に対して適切な数理モデルを当てはめ、それを用いて予測や定性的な解析を行える | 与えられた数理モデルについて、それを用いて予測や定性的な解析を行える | 与えられた数理モデルについて、それを用いて予測や定性的な解析を行えない |
学科の到達目標項目との関係
教育目標 E
説明
閉じる
教育目標 F
説明
閉じる
教育方法等
概要:
様々な問題に現れる指数的現象や振動現象などを微分方程式や差分方程式を用いて定式化しその性質を捉えるモデリングの手法と理論について学ぶ。
授業の進め方・方法:
原則として講義形式で授業を進めるが、状況により演習を行うことがある。
注意点:
授業中に出す課題と試験により評価を行う。詳細は1回目の授業で説明する。
【事前学習】
授業で扱う内容について教科書の記載を確認すること。また、前回の授業で扱った内容について復習し、用語の意味を再確認しておくこと。
【評価方法・評価基準】
試験(60%)と課題(40%)で評価する。
数理モデルに関わる基礎的な概念やそれらを用いて予測や定性的な解析を行う方法についての理解度とそれらについての論理的な説明能力を評価する。課題の未提出が,4分の1を超える場合は不合格点とする.総合成績60点以上を単位修得とする。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
指数的現象 |
指数的現象について説明できる
|
2週 |
振動現象 |
振動現象について説明できる
|
3週 |
振動現象 |
振動現象について説明できる
|
4週 |
高階線形常微分方程式 |
高階線形常微分方程式とその性質について説明できる
|
5週 |
連立線形常微分方程式 |
連立線形常微分方程式とその性質について説明できる
|
6週 |
常微分方程式の定性解析 |
常微分方程式の定性解析について説明できる
|
7週 |
常微分方程式の定性解析 |
常微分方程式の定性解析について説明できる
|
8週 |
中間試験 |
|
2ndQ |
9週 |
数理生物学のモデリング |
数理生物学のモデリングについて説明できる
|
10週 |
数理生物学のモデリング |
数理生物学のモデリングについて説明できる
|
11週 |
拡散現象 |
拡散現象について説明できる
|
12週 |
拡散現象 |
拡散現象について説明できる
|
13週 |
差分方程式 |
差分方程式について説明できる
|
14週 |
差分方程式の定性解析 |
差分方程式の定性解析について説明できる
|
15週 |
期末試験 |
|
16週 |
まとめ |
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 40 | 100 |
基礎的能力 | 30 | 20 | 50 |
専門的能力 | 30 | 20 | 50 |