到達目標
錯体の基礎を学習し,物性,構造を理解する。また,最新のトピックスに触れ,どのように応用されているかを理解する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
錯体の立体構造・錯体の命名法について理解する | 錯体の立体構造を理解し,任意の錯体について命名できる | 錯体の立体構造について理解し,簡単な錯体について命名できる | 錯体の立体構造について理解できず,錯体の名前を命名できない |
金属イオンの電子配置・結晶場理論について理解する | 金属イオンの電子配置・結晶場理論について理解し,応用問題を解くことができる | 金属イオンの電子配置・結晶場理論について理解し,簡単な問題を解くことができる | 金属イオンの電子配置・結晶場理論について理解し,簡単な問題を解くことができない |
錯体の溶液中の反応について理解する | 錯体の溶液中の反応について理解し,問題を解くことができる | 錯体の溶液中の反応について理解し,簡単な問題を解くことができる | 錯体の溶液中の反応を理解できず,簡単な問題を解くことができない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
錯体は化学の枠を超え,生体,創薬,新素材,エネルギーなど,大きな広がりを見せている。授業では,錯体の基礎を学習し,物性,構造を理解する。また,最新のトピックスに触れ,どのように応用されているかを学習する。
授業の進め方・方法:
座学を中心に古典的な授業方法で進めていく.錯体の応用についてはグループで調べて発表する.
注意点:
無機化学について復習しておくこと。授業の予習・復習及び演習については自学自習により取り組み学修すること。
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
無機化学・分析化学の復習 |
左記内容を理解する
|
2週 |
錯体化学の基礎的事項(1) |
分子の立体構造・錯体の命名法について学習する。
|
3週 |
錯体化学の基礎的事項(2) |
同上
|
4週 |
錯体の立体構造(1) |
錯体の構造と対称性・錯体の構造を決定する要因について学習する
|
5週 |
錯体の立体構造(2) |
同上
|
6週 |
錯体化学のトピックス(1) |
錯体化学のトピックスを班に分かれて調査研究し,発表する。
|
7週 |
錯体化学のトピックス(2) |
同上
|
8週 |
配位結合と錯体の性質(1) |
金属イオンの電子配置・結晶場理論について学習する。
|
2ndQ |
9週 |
配位結合と錯体の性質(2) |
同上
|
10週 |
配位結合と錯体の性質(3) |
同上
|
11週 |
配位結合と錯体の性質(4) |
同上
|
12週 |
錯体の溶液中の性質(1) |
配位子置換反応・逐次生成定数について学習する。
|
13週 |
錯体の溶液中の性質(2) |
同上
|
14週 |
錯体の溶液中の性質(3) |
同上
|
15週 |
テストの解説と復習 |
同上
|
16週 |
|
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | レポート | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 35 | 25 | 0 | 0 | 0 | 0 | 60 |
専門的能力 | 25 | 15 | 0 | 0 | 0 | 0 | 40 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |