化学基礎工学

科目基礎情報

学校 長岡工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 化学基礎工学
科目番号 0073 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 物質工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 各教員より指示
担当教員 物質工学科 全教員

到達目標

(科目コード:41620、英語名:Chemical Fundamentals)この科目は長岡高専の教育目標の(D)と主体的に関わる。
この科目の到達目標と、長岡高専の学習・教育到達目標との関連を、到達目標、評価の重み、学習教育目標との関連の順で示す。
① 化学基礎および化学、分析化学、物理化学、有機化学、無機化学、生化学、物質工学実験とレポート作成法、物理学実験、情報処理の内容を理解する。100%(d1)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 物質工学の基本となる科目の基礎と応用を詳細に理解する。 物質工学の基本となる科目の基礎を理解する。 物質工学の基本となる科目の基礎を概ね理解する。左記に達していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
4年次編入生用の選択科目である。物質工学の基本となる「化学基礎」、「化学」、「分析化学」、「有機化学」、「物理化学」、「無機化学」、「生化学」、「物質工学実験」、「レポート作成法」、「物理学実験」、「情報処理」などについて、例題や演習を中心に基礎学力の向上を図る。
〇関連する科目:物質工学実験(1年)、基礎情報処理、基礎化学演習Ⅰ、レポート作成法、物質工学実験(2年)、情報処理Ⅰ、基礎化学演習Ⅱ、分析化学、基礎生物工学、物質工学実験(3年)、物理学実験、有機化学Ⅰ、物理化学Ⅰ、無機化学Ⅰ、物理化学演習、生物化学Ⅰ
授業の進め方・方法:
編入生用の科目である。各担当教員とディスカッションを行い、それぞれの分野、科目の理解度を確認しながら進める。
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
シラバス、科目概要についての説明(教務委員)
2週 基礎化学演習Ⅰ(宮田)
3週 物質工学実験(1年)、レポート作成法(河本) 実験の基本操作を理解して遂行できる。
フローチャートおよびレポートを適切に書くことができる。
4週 基礎情報処理(田﨑) Windowsの基本操作、ネットワークの使用におけるエチケット及びアプリ(マイクロソフト)の使い方を身に付ける。
5週 情報処理Ⅰ(細貝)
6週 基礎化学演習Ⅱ、有機化学Ⅰ、物質工学実験(3年)(河本) 主に、有機化学の構造と反応性の関係を理解する。
7週 分析化学(奥村)
溶液モル濃度とpHの計算
モル濃度の計算ができる。
滴定曲線のグラフを作成できる。
8週 前半のまとめ
レポート、課題等の作成(オンデマンド実施)
2ndQ
9週 無機化学Ⅰ、物質工学実験(3年)(小出)
10週 基礎生物工学、物質工学実験(3年)(赤澤) 遺伝子工学の基礎を理解する。
11週 物理学実験(荒木)
12週 物理化学Ⅰ(熱海)
13週 物理化学演習(村上) 溶液の伝導率について説明できる。
電気分解、電池反応の仕組みがわかる。
14週 生物化学Ⅰ(菅原)
15週 後半のまとめ
レポート、課題等の作成
16週 17週:試験解説と発展授業

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

課題、レポート(100%)合計
総合評価割合100100
基礎的能力5050
専門的能力5050
分野横断的能力00