日本語表現Ⅱ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 日本語表現Ⅱ
科目番号 0049 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子情報工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『留学生のためのここが大切 文章表現のルール』(スリーエーネットワーク)
担当教員 河合 恒

到達目標

1.論文・レポートや日常の文章などを自然な日本語で書くことができる
2.文字・表記のルールや段落構成を意識し、論理的な文章を書くことができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1論文・レポートや日常の文章などを自然かつ正確な日本語で書くことができる 論文・レポートや日常の文章などを自然な日本語で書くことができる論文・レポートや日常の文章などを自然な日本語で書くことができない
評価項目4文字・表記のルールや段落構成を意識し、論理的な文章を書くことができる文字・表記のルールや段落構成を意識し、ある程度論理的な文章を書くことができる文字・表記のルールや段落構成を意識せず、論理的な文章を書くことができない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
授業にあたっては、次の1~3を段階的に行なう
1.既習文法や表現を用いて正しい文を書くトレーニングをする
2.文と文のつながりを考えてまとまった内容の文章をわかりやすく書くトレーニングをする
3.レポートや論文など、複雑かつ専門的なテーマの文章を論理的に書くトレーニングをする
授業の進め方・方法:
1.文字・表記のルールや文章作法の定着のため、毎回、課題およびその確認のための小テストを実施する
2.テーマごとに解説・実践・フィードバック(添削)を繰り返し徹底して行う
注意点:
1.毎回の課題を必ず提出すること
2.復習を心がけること

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 【第1部 文法・文型】第1課 助詞の使い方 助詞の使い方を理解することができる
2週 【第1部 文法・文型】第2課 言葉の形の使い分け 言葉の形の使い分けをすることができる
3週 【第1部 文法・文型】第3課 自動詞・他動詞・受け身 自動詞・他動詞・受け身について理解することができる
4週 【第1部 文法・文型】第4課 呼応 呼応について理解することができる
5週 【第1部 文法・文型】第5課 文末表現の調整 文末表現の調整をすることができる
6週 【第2部 文字・表記】第6課 ひらがなと漢字のバランス ひらがなと漢字のバランスについて理解することができる
7週 【第2部 文字・表記】第7課 漢字の選択と誤変換 間違えやすい漢字について注意することができる
8週 【第2部 文字・表記】第8課 カタカナの使い方 カタカナの使い方について理解することができる
2ndQ
9週 【第2部 文字・表記】第9課 読点の打ち方 読点の打ち方について理解することができる
10週 【第3部 語彙・意味】第10課 書き言葉らしさ 書き言葉と話し言葉について理解することができる
11週 【第3部 語彙・意味】第11課 辞書の危険性 辞書を用いる際の注意点について理解することができる
12週 【第3部 語彙・意味】第12課 専門用語の選び方 専門用語の選び方について理解することができる
13週 【第4部 文章・談話】第13課 文の長さと読みやすさ 文の長さと読みやすさについて理解することができる
14週 【第4部 文章・談話】第14課 指示詞による文の接続 指示詞による文の接続について理解することができる
15週 【第4部 文章・談話】第15課 接続詞と文章の構成 接続詞と文章の構成について理解することができる
16週 学期末レポートへのフィードバック 学期末レポートに対するフィードバックを受けて、自身の課題を発見することができる
後期
3rdQ
1週 【第4部 文章・談話】第16課 読み手への配慮  読み手へ配慮した文章を書くことができる
2週 【第5部 実践編】第17課 レポートの基本的な書き方(意見と事実) (1) 事実と意見を区別した文章を書くことができる
3週 【第5部 実践編】第17課 レポートの基本的な書き方(意見と事実) (2) 事実と意見を区別した文章を書くことができる
4週 【第5部 実践編】第18課 レポートの基本的な書き方(複雑な内容の整理)(1) 複雑な内容の整理することができる
5週 【第5部 実践編】第18課 レポートの基本的な書き方(複雑な内容の整理)(2) 複雑な内容の整理することができる
6週 【第5部 実践編】第19課 立場のある文章の書き方(1) 自身の立場やその根拠を明示した文章を書くことができる
7週 【第5部 実践編】第19課 立場のある文章の書き方(2) 自身の立場やその根拠を明示した文章を書くことができる
8週 【第5部 実践編】第20課 先生宛のEメールの書き方(1) Eメールのルールと書き方を理解することができる
4thQ
9週 【第5部 実践編】第20課 先生宛のEメールの書き方(2) Eメールのルールと書き方を理解することができる
10週 学年末レポートの準備(1)テーマ設定 自身の関心に基づき、学年末レポートのテーマを設定する
11週 学年末レポートの準備(2)資料収集とその方法 資料収集の方法について理解することができる
12週 学年末レポートの準備(3)プレゼンテーション資料の作成 効果的なプレゼンテーション資料を作成することができる
13週 学年末レポートの準備(4)プレゼンテーション 効果的なプレゼンテーションをすることができる
14週 学年末レポートの準備(5)レポート初稿執筆 プレゼンテーションでの質疑応答を踏まえ、レポートの初稿を完成させる
15週 学年末レポートの完成(第2稿提出) レポート初稿の添削を踏まえ、完成稿を書きあげる
16週 学年末レポートへのフィードバック 学年末レポートに対するフィードバックを受けて、自身の課題を発見することができる

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験小テスト・課題発表・レポート合計
総合評価割合502030100
基礎的能力25101550
専門的能力25101550