情報処理1

科目基礎情報

学校 新居浜工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 情報処理1
科目番号 130103 科目区分 専門 /  
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子制御工学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 高橋 麻奈:やさしいC++ 第5版 (「やさしい」シリーズ) , SBクリエイティブ
担当教員 占部 弘治

到達目標

1.ハードウェアとソフトウェア、プログラミングの役割と関係が理解でき、プログラムが作成できること。
2.制御構造の概念を理解し、条件分岐・反復処理を記述できること。
3.関数の概念を理解し、これらを含むプログラムを記述することができること。
4.与えられた簡単な問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
到達目標 1.ハードウェアとソフトウェア、プログラミングの役割と関係が理解でき、自在にプログラムが作成できることハードウェアとソフトウェア、プログラミングの役割と関係が理解でき、プログラムが作成できるハードウェアとソフトウェア、プログラミングの役割と関係が理解できず、プログラムが作成できるない
到達目標 2.制御構造の概念を理解し、条件分岐・反復処理を記述できる。制御構造の概念を理解し、条件分岐・反復処理できる。制御構造の概念を理解できず、条件分岐・反復処理を記述できない。
到達目標 3.関数の概念を理解し、これらを含むプログラムを記述することができる。関数の概念を理解し、これらを含むプログラムを理解できる。関数の概念を理解できず、これらを含むプログラムを記述できない。
到達目標 4.与えられた簡単な問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。与えられた簡単な問題に対して、それを解決するためのソースプログラムが理解できる。与えられた簡単な問題に対して、それを解決するためのソースプログラムの理解と記述ができない。

学科の到達目標項目との関係

専門知識 (B) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
プログラミングの学習を通じてコンピュータの仕組みや働きを理解するとともに、表現が理論的に正しく、構造的に明解でわかり易いプログラムの作法を身につける。さらに、一連の授業を通じてコンピュータよる情報の伝達や処理のための基礎知識と技術を修得する。
授業の進め方・方法:
先ずはコンピュータのハードウエア、ソフトウエアおよびネットワークのしくみに関する基礎知識を身につけてほしい。論理的な思考を行う第一歩としてディジタル情報の扱い方を学び、問題解決のための情報処理を理解しよう
注意点:
【事前学習】情報リテラシーで学習する演習室のPC、インターネットの取り扱いについては十分学習しておくことが必要である
【自己学習】授業時間外でも演習室が使える状況にあればいつでも、いつでも自主的に実施してよい。また自分のPCに実行環境を構築して実施してもかまわない。
【関連科目】情報リテラシー、ディジタル回路、情報処理、情報基礎実習、電子計算機、情報工学

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 コンピュータの基本構成と動作 1
2週 プログラムの作成と実行
1
3週 キーボードからの入力と式の計算
1
4週 選択処理
2
5週 反復処理
2
6週 情報のディジタル表現
1
7週 情報のディジタル表現の演習
1
8週 後期中間試験 1,2
4thQ
9週 後期中間試験の返却・配列 1,2
10週 二次元配列
4
11週 文字列の操作
4
12週 関数 3
13週 戻り値のある関数
3
14週 定数と大域変数 4
15週 ファイル入出力 4
16週 学年末試験 1,2,3,4

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題合計
総合評価割合6040100
基礎的能力20020
専門的能力404080
分野横断的能力000